毛沢東の「遊撃戦」の現代戦略による解釈は「支那の奥地で通用する特殊な前提の不正規戦理論」というものです。
特に戦略体系全体に大きなインパクトをもたらすものではないと。
毛沢東自身も、最終的な軍事的勝利は正規戦により達成されるとしているしね。

「ハイブリッド戦争」の概念も「新しい戦略」というよりも、ロシアの戦略的な前提から導き出された一つの非正規戦戦略の表れと。
局地戦でウクライナをつついている狙いは、究極的には軍事的勝利よりも、
政治的な揺さぶりによる屈伏を狙っていると解釈される。

その中で、安倍氏の「親ロシア政策」ってどうなんかね。
まずい戦略だと思うのだが。