【軍事】 - 新・戦艦スレッド73cm砲目
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艦の元祖ロイヤル・サブリンから
最後の戦艦ヴァンガードまで
+未成・計画艦も
色々語りませう
前スレ
【軍事】 - 新・戦艦スレッド72cm砲目
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1514872123/ >>736
遠距離射撃で自由装填の場合、砲尾は砲室の床下奥深く沈み、そこで装填が行われる
砲手も床下で大仰角のかかった砲尾と一緒に沈み込んで装填したり火管を入れたりする訳だ
しかも発砲すると自分の目の前で砲身が猛スピードで駐退してくる
これは怖い
結局大和も固定装填になったように、自由よりは固定の方が良かったということだな 20cm砲弾までなら人力で運べそうだけど
残弾が残ってる砲塔から撃ち尽くした砲塔へ
砲弾運んだり出来ないのかね 重量物を自由に取り回すのは面倒かつ複雑ってことでしょ
ソロモンの軽艦艇同士の夜間近距離砲戦の戦訓で手数要求されたデモイン級重巡の自動装填とかならともかく当初想定の戦闘距離での戦艦同士の砲戦で装填速度を極限まで短縮しろという話は聞いたこと無い
(本射の諸元が得られるまでは交互撃ち方だし弾着まで数十秒あるからその間に装填終わればいいし水圧機等の動力の限界もある)
砲の俯仰速度が十分に早くなってるなら完全な自由装填にこだわる必要ないし >>744
停泊中ならまだしも、戦闘航行中にそりゃ無理じゃない? >>742
妙高型は各砲塔あたりの搭載弾数が結構違うんだよ アイオワ型の40cm砲弾を皆でえっちらおっちら
担いで運んでる映画見たことあるが >>744
映画バトルシップじゃないんだから
(申し訳程度のスレタイ要素) 映画だと演出でしょ
1.2トン(16inchSHS徹甲弾)だと台車に載せても何人がかりで運べるやら
担ぐのはオリンピック選手でもまず無理(持ち上げるだけじゃなくって運ぶんだぞ?)
まして危険物でかさばる装薬も運ばないと撃てないし
戦闘中で動揺もある艦の上で出来ることじゃないね 自由角装填は、出来る角度の範囲あるだろ。最大仰角でもそのままの角度で
装填するということではないぞ まあスティーブンセガールなら、一人で担ぐって演出でもいいかな。 BB-40ニューメキシコ 甲板に並べられた14インチ主砲の榴弾(578kg) デカい
https://www.history.navy.mil/content/history/nhhc/our-collections/photography/us-navy-ships/battleships/new-mexico-bb-40/80-G-K-14228/jcr%3acontent/mediaitem/image.img.jpg/1399579748243.jpg
主砲弾の移送は専用台車に載せたりホイストで吊って動かす
アイオワの主砲徹甲弾は1225kg、榴弾でも862kg、担いで運べるのは超人ハルクとかじゃないと無理
仮装巡洋艦の武装は確か15cmと言うか6インチ砲までだったよね
商船改造して搭載可能なサイズの砲がそこまでなので
日本の戦艦副砲も人力装填は困難なので14cm砲を造った
それを見てフランス人も14cm砲採用、ガタイ良いはずの白人さんもギリ辛かったんだw >>753
木製の甲板はピカピカしてて綺麗だよね。 >>754
高射砲の左側にある三本の銅色の筒、あれ何? 砲弾ですよ
3本砲弾置いとく砲弾ラックです
横に座ってるおじさんが信管調整してる人
斜め横に砲弾担いでたり抱えて座ってるおじさん居るでしょ
ラックが空になったらこのおじさん達がラックにつめるの >>756
高射砲弾とその薬莢
時限信管の調整装置ね >>747
そもそも徹甲弾搭載数少なくないか?
消耗報告では、
九一式徹甲弾582 (砲撃記録では588発、6発は装填又は揚弾済み対空弾をそのまま撃ったか?)
零式通常弾 211
三式通常弾 69
詳報本文中の徹甲弾残弾が125発なので
徹甲弾は最大713発しか積んでなかった事になる。 あぁ注水してる2番砲塔の弾数が残弾に入ってないので、
搭載徹甲弾は800〜850あたりかな? >>757
そこらへんは自動化したほうが人減らせるし安心だし軽量化できるな ボストン港に展示してあるフレッチャー級駆逐艦カッシンヤングに乗艦して砲塔内のラックに置いてあった
5インチ砲弾を両手で持ち上げてみたが、実に重かったぞ、あんなのを揺れる艦内で持ち歩いたり
砲尾の架台に乗せる作業とか訓練を積んだとはいえすごいな。
愛娘が15kgあって抱っこして歩いて回るのはなんとかなるが、階段を上ったり、高い高いをすると息が切れてくる
それより2倍以上重い砲弾の艦内での取り扱いとか尊敬する。 >>762
戦前の日本人って老若男女とも重さ60kgの米俵を
普通に運んでいたから、我々とは重量に対する感覚が違うかも知れない 間宮の話でサイゴンで60kgの砂糖の袋を担いで積み込むとあったなぁ・・ >>753
戦艦はどこから弾薬庫に砲弾を搬入するの? >>765
これはノースカロライナ級ワシントンですが
http://q2.upup.be/f/r/Y8Q7hJotfa.jpg
砲塔斜め後ろの甲板に弾薬積み込み口があって、そこに主砲塔上のクレーンで吊るして運び込みます
他の艦になりますが図面で確かめるとこの積み込み口が垂直に弾薬庫に隣接して繋がってる事がわかります
日本も同様で長門を例に以下のサイトの号外です以降でわかりやすく解説されてます
http://blog.livedoor.jp/hokutinkaigun/archives/46837178.html >>753
14センチ副砲の採用はフランスのクールベ級が先
これを伊勢級も導入した 弾薬搬入口は厳重に警戒されてるんだっけ?
で、陸奥爆沈の際には砲塔内から給弾機構のメンテ用通路を辿って弾薬庫に侵入と。 >>744
>>746
北岬沖海戦でシャルンホルストが沈んだ時、
C砲塔の弾丸が尽きたので前部の弾庫(A砲塔のは注水してるはずだからB砲塔か?)から弾丸を移送して射撃を続行するよう命令が出ているそうだね
実際に運搬作業に当たったとされる高角砲員の生き残りが詳言している
300kgちょいぐらいの弾丸ならまだなんとかなる…のかな >>770
マジ?
とても正気の沙汰とは思えないな。
戦争ってのは、こうも人の理性を破壊するものなのか・・・。 チャーチル「使えるものは親でもマッチでも投入しろ!」 >>766
この作業、慣れてないと迅速にできない。新造時のワシントンの場合、ミューガントの著作にある
元乗員の証言では、最初の1弾を弾庫に送る作業に30分以上を要したという。
まあ初のSHS弾だからというのもあるかも知れないが。その後は慣れるにしたがって迅速にできたらしい。
かなりきつい、面倒な仕事だったそうな。 なんらかの事情で、弾薬庫の砲弾や装薬を庫外に搬出する場合、この経路の逆は無理そう
主砲に込めて発射するしかないみたいだな クレーンで吊るして下ろすか上げるかだけの違いだけど 簡易なクレーンだから、降下は重力でできるけど、1トンを持ち上げるパワーがあるかどうかは分からないね
揚弾薬機に乗せて砲室まで運んだ方が早いだろう 縦置きの砲弾は弾庫で吊るして運ぶの?
レールに乗せてトロッコ見たいので運ぶの? おもうにフォークリフトとかビシャモンみたいなのも数台乗っけておけば便利なんじゃね?
戦艦なんて200メートルはあるんだから弾薬輸送とか色々輸送とかに大活躍予定 爆雷みたいに傾斜したレールに横たえておいて、1個づつ取り出してトロッコに乗せて運びだしたら、自動的に転がり降りてくる感じ? 弾薬の移動ひとつとっても、戦艦にとって傾斜がいかに大敵かがよく分かるな
5度傾いたら戦闘ができなくなる訳だ >>775
ドック入りしての定期整備や改装とかでは砲弾降ろすことになると
思うけど、そんなときはどうしてるんだ? 時間かけても降ろすんでしょ
積んだままだと仏前ド級艦イエナのごとく事故で吹き飛びかねん
ただよく写真で見る英米艦の前線での浮きドック入渠時はどうなんだろうね 下は洋上補給で火薬缶積み込み中。
拡大してみればわかるけど、後方のでっかいウインチからワイヤーが伸びててスタンバイ中
艦内積み込みはこいつで上げ下ろし、砲塔の上についてるのはアームと滑車だけ。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/19/USS_Indiana_%28BB-58%29_-_80-G-318948.jpg >>781
この動画見ると、細かい移動はワイヤーかけて、小型ウインチの助けを借りつつ動かしてるらしい
4分45秒から
https://www.youtube.com/watch?v=0OmOQs0ziSU このスレって別に新戦艦の話題に限るってわけじゃないんだよね?素敵画像沢山で楽しいわ 最近、大和と平賀中将について調べたんだけど
調べれば調べるほど平賀中将に腹がたち、藤本さんが不憫になってくる
歴史の後だし批判は良くないのだが、それでも大和が主砲艦首集中のままであったら、大和は艦隊のお荷物どころか他の巡洋艦とも作戦行動できただろうに……とガッカリする
このスレじゃ語り尽くされてるネタかもしれないが >>それでも大和が主砲艦首集中のままであったら、大和は艦隊のお荷物どころか他の巡洋艦とも作戦行動できただろう
なぜそんな事を思ったのか知りたいな。 艦首に主砲を集中するという点で理由をいえば
・艦首に主砲を集中し、弾薬庫の装甲を箱形にまとめることで高い防御力のまま重量減ができた
・中後部に並んだ対空砲の、爆風対策としての装甲圧が必要以上に厚くならず、これも重量減ができた
といった感じでしょうか
艦の設計は複雑でしょうから、単に主砲艦首集中のレイアウトにするだけで高速戦艦になったとは言えませんが
藤本案であれば設計に近い高速戦艦になったと思っています 藤本案か。あれはでかい重巡といった設計の戦艦だけど、さすがに4連装砲塔3基で砲塔防御無しだと容易に火力喪失しそうだよね。 航空機関係があんな30機もつめるような設計いらんな
航空機関係もっと縮小すればコンパクトにできたのでは
実際最終時にはクレーン切り落としてるし搭載機0だしイラネ いやあそれは遠藤先生の推測でしょ
藤本さんも実際に設計する段階になったら砲塔弾片防御で済ますなんて馬鹿はやらんと思うよ 連絡とかに使うから2機くらいは必要悪でおいといてもいいけど
それ以外水上機を使うような状況ならとりまきがいるやろたぶん 巡洋艦の群れについてける戦艦がいいなら無理して巨艦である必要性がないかと 平時ならでかーいつよそーで威嚇する役目だからな
フッドとかでかいしつよそうだから頭がフッドーしちゃうよー(AA略) ビスマルクみたいに1発で前部2砲塔射撃できなくなった例もあるからなぁ。
撃ち合い前提の戦艦で砲塔集中は正解と言い切れないんだよな。 前中後ろと2砲塔ずつ割り振れば駄目婚の観点からよくね 主力艦は決戦まで温存、というドクトリンに従ってたら軍令部案大和型も出番変わらないでしょ
連合艦隊直轄の第一戦隊、という身分は変わらんよ >>802
軍令部案もずっと同じじゃないからな。
初期は35ノットで金剛と一緒に夜戦部隊配属
前にここにアジ歴から貼ったはずだが? >>799
フッドって上構がシンプル過ぎて
ちょっと間延びした印象が強いけどなぁ
英国戦艦ならロドネイに勝る威容の艦は無い
イギリス人はセンスがないから石炭タンカーって言うけども >>803
すまんそれは知らんかった
だが実際に建造したら竣工したときに最強戦艦を当初計画通りに第二艦隊に配備するか疑問が晴れぬ
部隊の編制とそこへの艦の配備はどこの部署で決めてるんだっけか
まあ夜戦部隊には超甲巡でいい気もするんだが建造ドック足りないよね… >>791
平賀の影響を受けたとされる史実の設計チームの初期案でも、軍令部要求に忠実な初期の
A140原案やAシリーズは速力30〜31ノットなんだよ。
主砲前部集中デザインでも26〜28ノット案も存在し、艦型最小で24・5ノットまで妥協したK案でも
前部集中だった。
諸説あるものの、新型戦艦の初期構想では第二艦隊に配備して空母や巡洋艦と共に行動できる
高速が求められたが、金剛型の改装でその必要性が薄れた事もあって、第一艦隊に配備する
事となり、高速の優先度も23〜25ノットと予測される米新戦艦より速ければいい程度になったようだ。
こういう見方も存在するんだよ。
他には艦型の制限という問題もあるし、大和の詳細設計主任、牧野茂は、もし前部集中配置にしたら
主砲の大重量が集中することで、構造上の新たな弱点を生んだろうという見解を「日米戦艦比較論」
で書いている。 >>791
平賀のデザインは必要な船体、装甲、機関、兵装、その他を積み上げた排水量を
適切な水面下形状で低抵抗な長さ方向の連続した横断面積変化をまず仮定する
そこで長さ方向の各ブロックの排水量に収まる重量を配分して、静水面で浮いている船の内部で縦強度部材のすとれすが最小になるよう配慮している
と、牧野は平賀ポリシーを推測している
前方集中型兵装だと低抵抗形状、縦強度応力、浮力分布を最適化しづらいということなんでは >>781
以下はデモイン級の砲塔動画だが、8インチ弾だと比較的軽いから専用器具を使って一人で
動かして揚弾筒に放り込んでるね。しかし装填は自動でも弾庫は手動っていうのが面白い。
https://www.youtube.com/watch?v=OrWd1e3aqUs
何で空薬莢排出口があの位置にあるのか、これ見て合点行ったわw
撃ち終わった熱々の空薬莢が砲尾に戻ってくるのかよ。ワイルドだなあ・・・・ >>804
フッドは美感でネルソンは力感 それぞれ違う魅力だから比べるもんじゃないと思うな >>806
大和のデザインはあれでいいと思う。
高圧機関でもうちょっと高速にできればいいけど。
機関増設とか船体延長は辛いな。
主砲の前部集中は、射撃時に船体に回転モーメントがかかって
左右の散布界が広がらんだろうか?
まあ、自由にできるなら、
第三砲塔無しにして15センチ砲と高角砲設置して、
その下は機関と燃料タンク増設で
高速給油戦艦とか…
いやいや、敵戦艦を受け止めて押さえ込むのが大和の役目だからやっぱあれでいいか。 日米英、大和とSダコタとライオンが同じ結論なんだから
細かい修正点はあれど、あの時代の技術力なら概ねアレが正解なんやろ 先端技術盛り込んで工業製品として失敗作になったら困るのが兵器ってもんだし
戦艦建造なんて並大抵の予算や労力じゃないから堅実なのは大事なことだと思うな 前部集中に砲術的なメリットは無いだろう
後方射界を捨てることになるし、全門を正面に撃てる訳でもない
メリットは、艦幅最大のところに弾薬庫を持ってくることによるバイタルパート長さ圧縮
これによる重量セーブ
G3N3に比べ、ネルソン級でX砲塔も艦橋前にしたのは、機械室を艦橋下に突っ込んで更にバイタルパート圧縮に努めたため
多分これしかない
巡洋艦なら後部にまとまった航空兵装を配置できるが、弾着観測機があればいい戦艦は関係ない
前部集中のデメリットは、
重量アンバランス、操艦困難、対空火器の配置困難などが思いつく
戦間期にアメリカやソ連も前部集中を検討したけど採用されてないからデメリットが上回ったんだろう
ネルソン級の前部集中デザインは、35,000トンに最大限攻防を詰め込んだ妥協の産物
同じ35,000トンでも、リシュリューみたいに口径を落とした4連装2砲塔の前部集中なら、艦型も無理せずに済み、機関もシフト配置が実現できた ネルソンの計画案の中には15inMK1を積む案もあったけど
もし15inMK1で35,000tなら相当な艦が出来てたろうな >>815
単に”小さいめのフッド”か”大きめのクイーンエリザベス”ってだけの気がするが。 15インチにしてその分浮いた重量は機関と防御どっちに使うつもりだったんだろう >>806
>>807
なるほど。勉強になる
思ってたことをここで話してよかった。みなさん見聞が広くてありがたい ネルソン、KGV、ノースカ、ダコタ、金剛代艦
35,000トンなら速度ほどほどにして纏めた方が正解な気がするけどね。 >>818
作るのが戦艦ならイギリスは防御にまわしそう >>817
でっかいアイアンデュークみたいなのかも知れんじゃんよ・・・ おもえばアイアンロックスって元が戦艦大和なのになんか小さくね?
なんで大和の艦橋+主砲+その周辺が身長40メートル程度の
ウルトラセブンといい勝負してるんだよ?おかしいだろ >>813
大和は巨大戦艦ながら堅実設計の良戦艦だよね。 でも拡張性無いよね
仮に日本が勝っても50年代にはスクラップになってる運命っぽい
でも信濃はなんだかんだで近代化改修しまくって80年代くらいまで粘りそうっぽい
ぽーい >>821
ネルソン型は「攻防は世界最強級、代わりに速力はそこそこで良し」という艦なので、
主砲口径(攻撃力)を我慢するなら、突出させるのは速力じゃない? >>825
機関換装するには切腹するしかないから
1950年代は兎も角、1960年代の終わり頃には退役が見えとるやろな >>826
ヴァンガードでさえ42,000トンクラスなのに・・
7000トンも少ないと防御も速力も中途半端にしかならない気が・・ 16in/45 Mark1の砲身重量108トン 徹甲弾929kg
15in/42 Mark1の砲身重量101.6トン 徹甲弾871kg
ネルソンの頃ってこれくらいしか重量違わない。
防御を対15inにしてもあんまり重量稼げない。
そしてこの時代だと船体大きくして罐を多く積まなきゃ速力が出せない。 フッド初期案が36000トンで32ノット、15インチ砲8門
防御は舷側203mm傾斜装甲で水平76mm
こんな感じだからネルソンと同じ主砲配置にしてもどこまで防御上げられたかは疑問だな
1920年代前半設計だと罐とタービンの性能が低いから高速艦は難しい。 >>831
まさかプリエーゼとかシフト配置とか言いださないだろうね? >>833
大和の場合は、流用した駆逐艦タービンの小型化ができてなくて、機械室長さが26メートルもあったから、バイタルパート圧縮のためには4つの機械室を横一列に並べるしか無かった
米新戦艦の機械室は長さ10メートル程度だからシフト配置ができた
大和はシフト配置をやりたくてもできなかった 米新戦艦のシフト配置ってのも、手放しで高く評価できるものではないよ。
サウスダコタまでのは2つのボイラーとタービンの1軸分がひとつの大区画に収まってて、
その全4区画が隣接していた。
牧野茂氏も指摘するとおり、もしその区画の隣接部に魚雷を受けて、対TNT318kgの水中防御を
破られれば、最悪の場合、一挙に推進力と発電能力半減もありえた。
アイオワ級では缶とタービンを仕切ってマシになったが、主機タービンと同じ区画にターボ発電機
2,500kw相当を配したので、液層防御構造を破られた場合の発電能力の損失度合いが大きいという
問題は残る。主砲の動力を電力に頼り、非常用400kw以外は全部ターボ発電で賄ってるからね。
ノースカロライナは常用発電のうち4割弱ほどをディーゼルで賄ってるけど、おそらく重量軽減の
ためにダコタ以降は常用発電を全部ターボ発電機にしたんだろうけど。 >>834
集中防御とシフト配置とが必ずしも相性良いものでは無いというか
もちろん日本が機関小型化出来ていればまた違った考えもあったんだろうけど
当時自前で用意できる信頼性のある技術で作った戦艦として大和はアレで充分以上なんじゃないかな
そりゃ今の目で見れば色々物足りない面はあるとしてもね アメリカが主機械を小型化出来たのは日本を始め他国が歯車減速機が一段階だったのに対し二段階式の開発を成功させたからであってタービンそのものの優劣じゃないよ
米新戦艦以上の高温高圧缶を採用したのにビスマルクの航続性能が高くないのはそのため
第一次大戦前後は歯車減速機が苦手でエレクトリックターボに逃げてたアメリカだけど大戦間に努力克服して知らないうちに世界一になっちゃった訳だ
言わずもがなだが一段歯車減速機でもイタリアやフランス、イギリス、ソ連はシフト配置にしてるからタービンの長さ大きさはシフト配置採用に必要な案件じゃない
それにアメリカもタービンは小さく出来たけど歯車減速機自体は巨大になったので効率は良くなってもタービン+ギアボックスのスペースは極端に小さくなった訳でもなかったりする
結局シフト配置採用はその得失を考えた上でする気があるかないかだけの話
駆逐艦や巡洋艦ならともかく戦艦や大型空母なんかで採用する場合デメリットも大きくなるからね 大和の機関配置が横4列なら、内側の機関区画に被害が及びにくいとは考えないのかな 上で散々話題になった主砲配置も、要するにバイタルパート圧縮をするため
艦内容積を一番食うのが機関部だから、機関部の長さも圧縮したいところだが、なにぶん水線下の大空間
浸水したら直ちに浮力を失い、傾斜を招く
かつ推進力も失うことから、浸水しないような防御は勿論、浸水したあとの被害極限や傾斜防止も必要
全缶全機で集中配置した方がバイタルパート圧縮に効果的なのは確か
主機の小型化に成功したのなら尚更
しかし機関部を多少長くしてもリスク分散を図り、WW1までの全缶全機を捨てたのが世界の主流ではあった 主砲前部集中、甲板装甲鬼強化で舷側装甲ペラペラの戦艦集めて単横陣で戦うのはダメかな。 >>841
ダメと言い切れはしないけど当たるも八卦な遠距離砲戦に全振りした戦艦は怖いな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています