1991年4月号

ミニ講座・ひとくちアドバイス
電卓の使い方

1、 そろばんで日本一に

 我が校の児童がそろばんで日本一になったのです。
ただし、計算力の競技会ではなしに、日本テレビの正月番組「欽ちゃんの仮装大賞」での話です。
 「たかが仮装大賞」などとばかにしないでください。
全国4,000組(全国高校野球の参加校よりも多いのですよ、また海外からの参加者もいる)の応募の中から、
慎重に予備審査を受け、
厳選された組だけが出る本番で、なみいる強豪を押しのけての優勝です。
 演技の内容は、そろばんの枠を造り、そこから児童の頭を出して、そろばんの玉に見立てて、
読み上げ算に合わせて頭を上下するというものです。
 「ばかばかしい」などと、言わないでください。これだけの大道具も、
大工さんをしているお父さんがクラスに4人もいたからできたのです。
担任の先生も演技指導に苦しんで、そろばん塾まで教えを乞いに行ったりしました。
子どもたち毎晩猛練習に耐えました。それでようやく勝ち得た栄冠なのです。
 私も1991年1月1日の本番では、東京の後楽園ホールまで応援に行きました(もっとも、
私は演技よりも脇にいるアシスタントのバニーガールにばかり注目していましたが)。
そして優勝決定の瞬間は我を忘れて跳び上がりました。
 今回はこれにちなんでそろばんのアドバイスを・・・・・と思ったのですが、
なにぶん私はそろばんがからっきしだめ。
そこで電卓のアドバイスをすることにしました。

以下、電卓の使い方を記しました。
略します。