>>164
イギリスはNATOやアメリカ軍との共同作戦が前提だからイギリス空母が自前のAEWを必要とするケースは極めて稀
再びフォークランド紛争のようなことが発生した場合だけだろうし、その場合の相手は空軍に関して2流・3流の国
従ってイギリスの空母に求められるAEW能力は非常に低い

日本が現状でCATOBAR空母を持つ必要はないしそもそもSTOVL軽空母さえ不要だと私は考えている
その理由は海自の作戦で空自の傘もアメリカ軍の傘っも前提としない地域で制海権や航空優勢を確保せねばならないケースは現実にないからだ

しかし>>157の主張するCATOBAR空母を日本が持つのは空自の傘の外でアメリカ軍も航空の傘をサポートしてくれない状況で海自が作戦する、
この状況を157は議論の前提としているということ

ならばその前提で議論すると、海自空母部隊の相手は例えば南・東シナ海に展開するチャイナ空軍やチャイナ空母部隊ということになる
これらに対し、海自空母部隊はアメリカの助けなしに(つまりアメリカが日本を含めて極東および西太平洋を見捨てた状況ということになる)対峙せねばならない
イギリスのQEがNATOやアメリカ軍の助けなしに戦わねばならない相手であるアルゼンチンなどの2流・3流国とは敵航空兵力の規模といい質といい桁違いだ
QEが搭載するヘリAEWのような玩具で対処できる相手では全くない

「イギリスは●●だから」というのを持ち出す前にイギリスと日本とが置かれた戦略的状況や敵の力量が同じかどうか良く考えたまえ
それぞれの国は、それぞれ固有の地政学的な状況を抱え、対峙する敵やその力量は一般にはすべて違い得るのだよ
アルゼンチンに対処するのとチャイナに対処する、どちらも他の国の助けなしで、それが同レベルの課題かどうかを先ず冷静に考えることだ


>>167
どや顔で

> まずメリットの存在はデメリットのそれを否定するものではない

などと書く前に、メリットとデメリットとの大きさの比較をしてトータルで評価するというのは社会で常に行われる当然の評価作業だという社会的常識を君自身が身に着けることと、
158が両者の比較をしているということを読める程度には、
君自身が国語と論理のお勉強をしたまえ、己の読解力の欠落を他人の国語力のせいにする前にね