ドイツで新しい対空ミサイルシステムを開発
http://otakei.otakuma.net/archives/2018031101.html

 2018年3月8日(ドイツ時間)ドイツ国防軍は、MBDAドイツとアメリカのロッキード・マーティンと共同で、次世代型対空ミサイルシステム
「TLVS」の開発を発表しました。

 このシステムが迎撃できるのは、最終(ターミナル)段階にある弾道ミサイル、戦闘機、ヘリコプター、無人機(偵察機・攻撃機)、そして
巡航ミサイル。レーダーが捕捉できる360度の範囲で、幅広い迎撃能力を提供します。システムはオープンアークテクチャとなっており、
THAADなど上層で迎撃するミサイルシステムと連携し、撃ち漏らした目標をそのまま引き受けて撃破することにも対応しています。

 このTLVSは、ペトリオットPAC-3MSEのほか、IRIS-T SLミサイルも運用が可能であり、より幅広い防御システムが提供できるとのこと。