>>642
WW1の後、7.62x25mm型のモーゼルC96が内戦中のロシア(と中国)大量流入された、SMGがまた普及されていない戦間期でC96はSMGに近い性格を持つため、携帯性と連射速度が小銃より高く、ストック付けば有効射程は100mくらいあるので、ゲリラと民兵に人気が高い。
そのためソ連境内において7.62x25mm弾が大量にあって、ソ連がトカレフTT-30/33を開発する時もこの弾薬を採用した。
トカレフ弾が後でソ連製SMGに使用されたことは勿論重要であったが、トカレフ拳銃自体の産量が高く、WW2でソ連軍に大量使用された他に、冷戦初期でソ連SMGと共に援助物資として第三世界に大量送ったため、共産国家に広く採用されていた。

よく「トカレフ弾が小口径故にストッピングパワー不足」という説を聞こえるが、弾薬の初速が速く、エネルギー量自体が高い、
他に高速弾故にトカレフ弾の銃声が大きく、アメリカで基本的に高威力な弾薬(ホットな弾薬)として認識された。


リボルバーの話に戻ると、小口径高速弾も威力を稼ぐのコンセプトの一つだ。
近年アメリカでも.22 WMRのリボルバーを再評価する風潮がある。
例えばNorth American Armsのミニリボルバーは非常に小型の割りに.22 WMR撃てるなので、護身目的にも実用性があると思う。

https://www.youtube.com/watch?v=R9WTwSvDP8s
North American Arms 22 Mag Mini revolver