>数字で言えば前述のグラフで産まれなかった子供達の方が戦死者より多い事はわかるし

1914年と1920年の60万人強の新生児を平年並とするなら、1915年から1919年までの減少は110万人。
戦死が140万から150万、民間人犠牲者が26万。スペイン風邪や栄養失調による民間人の追加犠牲者
が52万7200人。350万の退役軍人のうち50万が戦後に死亡し、38万8000人が重大な障害を負った。

新生児の減少分と死者の数。どっちが多いか、わからない?

>そもそも第一次世界大戦がいかに大勢死んだ戦争と言えど戦争では人が当然死ぬという当時の人達も覚悟してるであろう話や

「戦争はクリスマスには終わる」って、第一次大戦が起源なんだよ。クリスマスには終わってしまうから、
この絶好の冒険の機会を逃すな、と「若者たちが一斉に」志願した。1916年まで徴兵がなかったイギリ
スだと1914年8月から1915年12月までに246万6719人が志願している。

てかさ、いきなり「当時の人は死ぬ覚悟がある」とか訳わかんない事言いだして、それが「そもそも論」っ
て何が言いたいの?

>1939年以降から動員可能人数が増えるのは政府も予測済みだった

1939年以降がどうのと言う前に、戦争が終わった直後であってもフランスはドイツが怖かった。人口は倍
近い差があるし、人口比での死者じゃフランスのほうが多い有様。経済がしっちゃかめっちゃかでも「足り
ない兵員数」を補えるという理由で巨費を投じてマジノ線の建設を選択するくらい。40年代以降に対抗で
きる云々など言ってる余裕がないのは、間違いなく死にすぎたからだし、それが若年層に偏ったから。

>長期間の根こそぎ動員による大規模な出生率の低下と言う"新しい問題"のどっちに注目すべきかと言う話を考えて
>"人が死に過ぎた影響"が"1914-1918の低出生率の影響"より大きいとは思わない

数字を出さずに思う思わないの印象論に話をすりかえるのはやめてくれ。数字を出しているのに一方的
に「印象論を『お互いに』やってる」に至っては、たいへんな侮辱だ。

「こういう設定の戦争ファンタジーが書きたい」のなら、勝手にやってくれ。しかし数字をこねこねして「現実
はこうだった」と捏造するのであれば、それが架空戦記スレであってもスレ違いだ。