海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 28
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1515417952/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 米国という共通の同盟国がある間は思考実験だが、対韓国戦の戦域戦略としては、
彼らの石油国家備蓄・9000万バレルを念頭に置いた海上封鎖になると思う。
一日の使用量が300万バレルなので約30-40日分ですね。
約一ヶ月の封鎖で経済が破綻し一年くらいで北朝鮮並になる。
開戦直後に釜山・鎮海の機動艦隊を潰し、機動師旅団を石垣・宮古・五島・対馬に推進して防御を固める。
その後、おもむろに地対艦ミサイル連隊と中SAM群を各島嶼に推進して東シナ海を封鎖する。
封鎖の効果が出始めたら、済州島を水陸機動団と第2・7師団で強襲奪取し黄海出口をよりダイレクトに封鎖する。
さらに潜水艦部隊で各港湾に機雷を敷設し締め上げる。
対支那戦の統合機動防衛力の転用で事足りる。
ほぼ陸自だけで勝てそうですね。
海・空自は、作戦予備として不測事態や、支那・ロシアの蠢動に備える。 >>95
>仁川上陸作戦の再現狙い
本当は、OPLAN5027に規定されてる元山からの上陸作戦支援に必要な戦力を整備する義務があると思われる。
ただし、もうアメリカのコントロール効いていない。
東海岸の北朝鮮海空軍の制圧にイージスはいらん。
明らかに対日戦用。
売られた喧嘩は買うしかないでしょう。
故人曰く、もののふに刃を向けた以上、決着は死以外に無いとこころえよ、と。 武士や軍人は負けても腹を切りゃ気が晴れるんだろうけど、
一般人は敗戦国の汚名を背負い馬鹿にされながら生きていきゃならんのだが >MDB
荒削りなれど精密誘導火力の中を「機動」しようという方向性は健全だと思われる。
WW1以来みなそれに悩んでいるんだよね。
機械工学が産み出したブロッホが言うところの「火力圏」はルーデンドルフ-ゼークト-グデーリアンの作戦的な機動と火力、それを担保する機械工学で一応の決着を見た。
情報技術が産み出したA2/ADという新たな火力圏も、情報技術に担保された作戦的な機動と火力で解決される。
第一次大戦時の議論のデジャブを覚える。 SOD(system operational design)はベルタランフィの一般システム理論から来ていると言われるが、
モルトケの「臨機応変の体系(system)」という「作戦」観とも強い相関がある。
意外と古典的なところから来ているのではないかと。
となるとミラン・ベゴのSODをMDMPやEBOと対比する見方は誤りであると。
MDMPもモルトケの影響強いし。
両方が矛盾なく機能していると。 >>99
それ含め周辺で起き得るケースを片っ端から模擬演習したりして研究してたら
もっと柔軟で装備も最適化されてただろうに、なぜやらないのか謎
出来ない理由があっても障害を取り払う時間はあっただろうに
>>100
やっぱりあれは米軍の劣化版だったのか
そして米軍、マルチドメインの肝心なとこを外部に丸投げてええ... ハイブリッド・ウォーが出た後の米陸軍のドクトリンの最大の課題は
Warの前後にあるんだよね MDBの要点は
1)武力戦化した場合のもの
2)諸兵科連合された少数部隊(大隊規模)の分割使用
3)大規模な電子戦、精密遠戦火力、直距離SAMで援護
ですが、これが意味するものは
空軍に頼る必要のない小規模部隊なので
1)武力戦以前に周辺地域で事前に警戒待機しても政治問題に成り難い
2)その為、武力戦化した場合、即座に目立たず介入可能(電子戦の大規模支援が有効)
3)小規模でも長距離SAMの援護下で陸上移動を確保し、大規模遠距離火力で小規模であっても敵部隊を圧倒する
グレーゾーン事態に対し、介入能力を大きく高めたとは言えますが
事前に阻止する事はできないのですね。
だからそこは【でぃぷろましー】の範囲!と公開されたコンセプトペーパーやFMでにも明記
せいぜいが「でぃぷろましー」時期であっても、緊張を拡大しない範囲の小部隊のぎりぎり国境付近への派遣で威嚇や抑止効果が期待できるので
それを「でぃぷろましー」の武器として利用できると言えば出来そうですが・・・
まあ、事態の決定的解決には程遠いですね。
基本的に受動、とてもj状況を主導できない。
(武力戦開始後は主導できますが、それまでは受動しか選択肢がない。その時点まで状況は悪化していく、その状況悪化の最大化が武力戦の表面化)
(その時点で政治的には半分負けてる事を意味すると思います)
これが、政治と軍事の壁が明確な西側と、もともと壁が曖昧かつ低いロシア(旧ソ連からの継承)との差
これが西側作戦術としての、東側作戦術に対し決定的な埋める事のできない不利を生んでいます。
(戦略次元-作戦次元-戦術次元 の有機的な連携において、戦略次元の考慮範囲が西側は少ないのです) こんな受動的な立場を、政治側が認めるとは思えないのです。
なので早晩、MDBは消えるんじゃないかな?と推測。
ただ、政治側が認めない場合、もっと政治寄りな判断を軍事に求める事いなりますので、
西側の政軍関係の再整理まで踏み込まないといかんので、政治がダメと言っても、そう簡単に代替されるドクトリンが出せるか?というと難しそうです。
なので、また混乱起こすんじゃないかなぁ
(ロシア側の政治的マニューバにはまってるよなぁ)
個人的にはMDBの上位となるワインバーガー・ドクトリンの階層に位置するものが必要になるんだと思う ちなみに下記
MDBの要点は
1)武力戦化した場合のもの
2)諸兵科連合された少数部隊(大隊規模)の分割使用
3)大規模な電子戦、精密遠戦火力、直距離SAMで援護
上記についてロシア側では同様の事を既に行っているので、MDBは完全に同じ事の後追い
後追いで先行する相手に勝とうというのですから、もっと どこで勝つのか? 何をもって勝つのか?
を追わないと行けないんじゃないかなぁ? ロシアがウクライナでやったこと
1)電子戦による大規模な情報混乱
2)40個大隊の浸透作戦
3)その浸透大隊を軍/軍団レベルの遠距離SAMで防空支援し遠距離砲兵たロケットで火力支援
ちなみに航空戦力は航空撃滅戦に投入し、地上部隊はSAMの防空網下で行動するというソ連軍時代から3)は重視されていたので
今になって装備、運用を開発する米軍に対し、ロシア軍はまたしても数十年先行してる訳です。
なお2)についてもOMGの伝統があるので、ロシア軍としては作戦運用が変わったというよりは運用規模が変わっただけだったりしてw
1)についても、ここ10年位、西側はサイバー戦を仕掛けられてニュースになったりしてますが
大抵の場合、犯行は北かロシアと言われています
つまりロシア側は十分に実戦段階にあると言う事です。
ハイブリッドウォーの混乱の前倒しは、ソ連時代の革命輸出の手法の焼き直し
つまり米軍は過去のソ連が作り上げていた用兵思想に今現在負けているのです。 さて、こっから西側脳
これに対処するには、やはり混乱の前倒しの阻止が最重要視される訳です。
そこで西側にも実は過去に置き忘れた遺産が残されています。
60年代〜70年代の治安維持手法
あの世界革命の時代は我々西側がいかにして乗り切ったのか?
(もちろん失敗し赤化された国もある訳ですが…)
CIAやFBIを弱体化させてる状況じゃないぞ
(冷戦終了、冷戦脳とか言ってたツケが、今まさに来たのだと思います)
そして武力による大規模な治安維持についても…貴重な戦史が残されてたりします。
北支とか…
(深淵を覗くことになるので要注意) 軍事目的のために、国家が自国の世論に秘密工作するのは、自由民主主義国の自殺。
政府の宣伝は可能だが、事実に基づいて公明正大に実施する必要がある。
で、そうすると、相手国に対しても秘密工作は、相手国の民主主義を傷つけるので、できればやりたくないダーティーな手となる。
ロシアや中国はそういう禁じ手がないので国内も国外もやり放題だが… 程度の問題で民主主義国家でもやってるように思うよ
ただ短期的には有効だと思うけど、長期的な外交への負の影響もあるんじゃないかな
特にやりすぎは自国への不信感をかえって助長したり自家中毒に罹ったりで外交を窮屈にしてるようにも見える 言霊信仰じゃないけど自分の言葉や行動は相手だけではなく自分自身も拘束しうる >115
>ロシアや中国はそういう禁じ手がないので国内も国外もやり放題だが…
相手は西側にとっての禁じ手を自分達が使える事を理解してる訳です。
つまり自分にとって有利な戦場、相手にとって不利な戦場を利用する訳です。
相手の弱点に自分の強点をぶつける
基本中の基本
意思の強要の為の闘争と考えれば非常に合理的なのです。
だからCIAの復権をだな・・・(ぼそっ
じゃなかったら、謎の無国籍傭兵部隊【メガフォース】の設立をだな
(ん?潜水艦とAS? 新シリーズ放送開始?なんの話だね軍曹) >>109 政治と軍事の壁が明確な西側と、もともと壁が曖昧かつ低いロシア(旧ソ連からの継承)との差
これが西側作戦術としての、東側作戦術に対し決定的な埋める事のできない不利を生んでいます
軍部大臣現役武官制復活か。 >120
つ シビリアンコントロールの壁
高い壁だなぁ しかしまあ国際構造がやや回帰している傾向はあるからね… >122
>戦略的には西側有利なのでこれで良いのでは
対応できず、不利になっているのが現状ですが
何をもって、戦略的に西側有利と判断するのでしょうか? >123
>124
MDBは太平洋ではなく、欧州を念頭においていると言われてるようですよ。
コンセプトペーパーを読む限り、私もそう思うです。 ロシア陸軍の全力で突入したらウクライナとベラルーシで核攻撃で主力が消滅するからその辺 胡座かいてるドイツ人のケツに火をつけても良いのよ?( >>100
EBOがよく批判されたのは、爆撃効果の確認は困難であり、目標の選択に意見分けることが多い。
だが無闇に爆撃やとりあえず爆撃のやり方を改変した効果は確かにあった。
最近のある研究文によると、Effective-Based Operationという言葉は2010年代であまり使用されていないが、米空軍の思想を改変した効果が健在している。
昔は相手の戦力を殲滅することを重視していたが、EBO以降は他の軍種や特殊戦、情報機関と連携して、敵の指揮システムや兵站の要所を破壊することにシフトした。
このやり方が誘導爆弾との相性もいいという。 >>112
ロシア軍の強みは、「戦争の目的は相手の軍隊を殲滅することではなく、国家や政府そのものを転覆すること」をはっきり認識していると思う。
ウクライナ侵攻の前に、南オセチア紛争において、ロシア軍が交通と政治の要所になり得る場所を見事に占拠したが、ジョージア軍を追撃することはあまりしなかった。
これは基本的に反戦、人命重視の現代国際環境において、一番現状を適応している戦争のやり方と思う。
例を挙げれば、ノモンハン事件の時、宮崎繁三郎が石碑を埋没させておいた行動が、相手の軍隊を殺傷するより遥かに有効であった。
西側でもそのようなことをしたが、指揮官がそれをはっきり意識して作戦を立てることが少なかった。 西太平洋においての領土問題を見れば、明らかに島々の占領とその既成事実の維持が有効である。
島を占領して、戦闘停止まで持ち堪える方が勝ちだ。 >>130
>EBOへの批判
そもそも一つの生命体のように線形な反応が期待できないという。<国家、軍隊
ゆえにループの回転を早くして非線形な反応に対応しようとしてるわけです。<SOD >>132
反証としては、香港、マカオは実効支配してる側が返還したな。
政治的正当性も意味があるということ。 >>127
>ロシアの攻勢限界点
とっくに。
陸軍30万に過ぎん。
ウクライナやグルジアを同質民族として自律的な協力が得られるようにならないと意味ないわけです。
ソ連時代から徹底的に差別・弾圧してきたので無理だが。
負け馬に賭けるのは阿呆<安倍 >>134
香港返還は新界租借地の租借期限が交渉のポイント。
マカオはそもそも返還する必要はないが、ポルトガル本国が植民地解放運動に影響され、手放した。
それに100年の統治期間は十分に長いと思う。 >>135
国内軍とかFSB軍足せば100万人居るから。 >131
>ロシア軍の強みは、「戦争の目的は相手の軍隊を殲滅することではなく、国家や政府そのものを転覆すること」をはっきり認識していると思う。
「戦争の目的は相手の軍隊を殲滅することではなく」の認識をロシアが持っているのは同意しますが
「国家や政府そのものを転覆すること」は不同意
なぜならばロシアの要求はかならずしも国家転覆とか限らないからです。
南オセチアもジョージアを転覆させずに、独立(傀儡化)させただけです。
ウクライナも同様
あくまでも政治目的の達成であることを認識しているのが強みと考えた方が良いと思います。 >127
>今のロシアの攻勢限界点はどの辺だろうか
主語は?
作戦能力としての攻勢限界点なのか?
国家としての攻勢限界点なのか?
それによって大きく違ってくるので…
例えば
>135氏 は国家の攻勢限界点と認識したようですが、それは個々の作戦能力とは別のお話。
>135
それでも現在のロシアは上で書いたように紛争目的を限定しており
その範囲内であれば、国家としても攻勢限界点には達していないように思えます。
さらに言えば、その限定的紛争の積み上げでより高位の戦略目標(国家目標)の達成を目指しているように見えます。 >133
>ループの回転を早くして非線形な反応に対応しようとしてるわけです。<SOD
ちょっと違くないですか?
SODの主眼は作戦デザインであり、OODAループ等はその実行を早くする事であり適応する場面が違います。
SODの主眼が従来の計画立案や修正と違う所は各種要素のマッピングにより創造性の抽出に重点を置く事です。
独創的な、創造的な計画をいかに導き出すか?その方法論です。
さらにいえばPDCAの最初のPをいかに作り上げ、その計画をいかに相手の反応を考慮しループ(サイクルさせ)しながら終着点に誘導していくか?というもの。
(状況変化を繋げていくと言う事=複数の別の作戦や各作戦のフェイズを繋げていく)
それぞれのサイクルの連続性を持ってキャンペーンを最終目標に終着させるか?です。
速さを追うOODAループとは別途の概念
(ただしSODとOODAの両立は非常に効果的)
詳しくは下記で探すと吉
Systemic Operational Design: An Introduction ちなみに、最初のPは1つの作戦じゃなくても良いんだぜ
複数の作戦が同時並行的に展開し、結果がさらに別の作戦の起点になったり、並行する作戦変化やフェイズ始動のトリガーになったり
そういう複雑な作戦間の連携を考えて繋げていくのが本来のSOD もう少しサイクルやループ的に説明すると
一つの作戦サイクルの終着点が次の作戦の開始点になるという前進的ループ構造(らせん構造)
(実際には一つのらせんがあるだけでなく、派生、合流しつつ複数のらせん構造が進んでいく) なので、実はハーモナイズの為には、どこか一つのらせんが早く進み過ぎると計画全体の協調を崩す可能性もあるので、OODAループと完全に相性が良い訳ではないという罠
(とはいえ、各作戦内の行動をOODAループで有利に進めるのは、別に悪い事じゃないjので、行きすぎなければSODとも良くかみあいます) (論文中に、SODは最初ロシア人がはじめrたと書いてあるのは秘密なのだ、うらー) ちなみに、米軍ではSODに利用する為にデザイン思考やマインドマッピングとかを、最初のP段階に用いる為に教育していると聞きます。
※デザイン思考もSODを構成する一要素にすぎません。ただし計画策定の最初の1歩はデザイン思考からなので無視はできません。
そして米軍がデザイン思考を始めた理由は「創造性」の重要性を認めたです。
前スレで戦争の1回性や作戦における創造性や芸術性の可否を問う話題が出ましたが…
このあたり、米軍はSODに組み込んでいるのが現実だったりします。
そして知る人は知っている、額に入って飾られている言葉 【創造と挑戦】w
これってある意味デザイン思考に通じるものがあったりすると思うのですが・・・
まあ、その意味で使われているのかどうか?は全く別の話なのですがw ロシアの場合は国家と軍であえて分離して考える意味どれくらいあるのというか
そういうふうな話を上でしてたよね 自営業の日報問題のニュース見ていて思ったのだが
ロシアにシビリアンコントロールなる言葉、あるいはそれに近い概念は存在するのだろうか シビリアンを選出する基準は置いといて、大粛清と政治将校による部内統制が、最も野蛮な形のシビリアンコントロールでなければなにかと。 >150
何をいうか!労農者の為の軍隊であるいぞい!
共産党という人民集合体の意思を体現するのである!
うらー
マジな話、昔よりは政治とい軍事の分離がすすんでるようです。
ただ文民のTOPがアレなので・・・
下手すると軍部よりも武闘派w >>148
ADP 5-0"operations process"がほぼSODを体現してるとして(米国でSODが普及)。
外側のPLAN(計画)、PREPARE(準備)、EXECUTE(実行)のループと、
内側のvisualize(作戦術要素の可視化)、describe(指揮官指針の描画)、direct(任務の分担)ループのダブルループ構造。
このループ構造で何が楽しいかというと、意思決定の速さ。
current situation(現状)とend(目標)の差分を解決するOperation approachを外側の実業務と独立的に内側のループを回すことで本質的な意思決定速で敵を上回ることをめざす。
「敵は兵数において、装備において、勇敢さにおいて我に敵し得る。
しかれども指揮(時間と空間の意味が変わる中での意思決定の速さ)において我に敵すること能わず。」(byモルトケ)
臨機応変の体系(systemo)の中で臨機に応ずる意思決定の速さで勝つ。それがSOD。じつは古典的。 >>152
昔のは党の私軍。
いまのは怪しいハイブリッド。
それで何が駄目かというtl、政軍関係(しビル・ミリタリー・リレーションズ)
でのミリタリープロフショナルのエートスが >153
Systemic Operational Design
↑
なんて読みますか?
デザインって何ですか?
Systemic Operational Design: An Introduction でググればPDFでてきますので、ぜひ読んで下さい >>155
戦術等における「MDMPオンリーの体系」では、上級部隊から与えられた任務分析から始める一方向の流れであるのに対して、
SODでの"system"とは、上位-下位ではなく等しく要素を構成するものと見なしましょう、と。
それは、情報の不完全さを前提にしており、「PDCAの最初のPをいかに作り上げ」るよりも、
継続学習(learning)により可視化された(常に不完全な)systemの問題点を漸進的な学習ループの中で解消していきましょう。
重視しているのは"time"である。
・・・と書いてあるのでは? "SOD"=作戦術と言ってもいいのかもしれない。
よくよく見ると、クラウゼヴィッツの戦争論「戦略一般」とモルトケの軍事著作集「戦略について」「戦争と政治」「作戦計画」と本質的に同じ内容。
「ベルタランフィの「一般システム理論」から引用しました」というのはイスラエル・ユダヤの照れ隠しかもしれない。
SODがイスラエル軍で成立した時期は、まだ(総力戦の権化である)プロイセン・ドイツ兵学への逆風が強く「モルトケを引用した」とは言いがたい時代だった。 designと書かれると設計と読んでしまう(工学脳 >>150
>自営業の日報問題
南スーダンはともかく、イラク派遣時代の揚げ足取りはあまりにアンフェアな話。
10年も昔の話で、省として(防衛秘密以外の)データ管理を「していない」時代。
他の企業や官庁も含め自腹切ってパソコン買って仕事して、それが美徳だった時代ですがな。
その時代のデータなんてウィルスチェックもできないから今のシステムに繋げることもできんはず。
むしろ調査する方が「違法」。
そのうち「大東亜戦争時代の日報を全部出せ」「何で出せないんだ」「隠蔽体質」とかいいかねんな。 南スーダンも問題出てるのにこういう言い方をしてもただの低能な自称愛国者の負け惜しみ擁護だな
こういう輩が外部から甘くし続けて組織が腐り続ける >>160
石北会系バカってキミのことかねw
予算ケチって碌にPCやサーバを買わせなかったのは財務省であり、
国民の判断そのものだぜ。
そしてイラク派遣はそんな時代に実施された。
…紙で出してとっとけ?
土地代や賃貸料ケチってるんだから、保管場所なんか無いなw >>162
それで南スーダンのも問題がある事からは目を背けて自衛隊には問題ないと認定して調査する側と財務省と国民の判断だけを叩き続けるんだね
一生そうしてればいいんじゃないの >156
>157
>"SOD"=作戦術と言ってもいいのかもしれない。
半分同意
正しくは、作戦術の計画手段の[ひとつ」としてSODがある。
SOD=作戦術としてしまうと、SOD以外に作戦術はそれでしか計画できないのか!という誤解が生じやすいと思います。
実際には米軍は作戦術における計画立案手段としてSODを標準とすると決めただけの話なので。
>重視しているのは"time"である。
これもSOD=作戦術=機動戦という誤解があるように思えます。
ADP 5-0"operations process"は米軍がSODをどう使うか?を規定したもので
米軍はSOD+速さで戦うとしたものです。つまりSODと速度化の両方の要素が入っています。
ADP 5-0"operations process"にとってSODは一要素なのです。
なのでADP 5-0"operations process"=SODと考えるのは危険だと思います。
上で私も (ただしSODとOODAの両立は非常に効果的) と書いた所以です。
本来のSODは「Systemic Operational Design: An Introduction」をお読みください。
School of Advanced Military Studies
United States Army Command and General Staff College
の論文です
ちなみに
Approved for public release; distribution unlimited.←一般公開承認 >それは、情報の不完全さを前提にしており、「PDCAの最初のPをいかに作り上げ」るよりも、
>継続学習(learning)により可視化された(常に不完全な)systemの問題点を漸進的な学習ループの中で解消していきましょう。
>重視しているのは"time"である。
上記はSOD自体の本質ではなく、どうすればSODをより速くできるか?の手段
そして米軍はそれを重視するという教義にしたと言う事でしょ
OODA(速さ)はエンジン、車は部隊、SODはマップ >>163
南スーダンに至っては、そもそも論としてあんな高リスクな場所に派遣を
決めた政治サイドに大問題が有るんだが、石北会系バカがその辺問題に
するのを見たこと無いなw
政治サイドで「闊達な議論の為に議事録取るのやめます」とか言い出した時も
批判してるのを見た事無いなw
南スーダン派遣はこんな政治的環境の下で送られてたが。 >>162
隠したなら文民統制の話だが
管理不行き届きならお粗末の一言だろこれ
行動の記録を管理してないとあとで研究・検証資料として使えないから学べないし強くならない
あらゆる制約があっても、やる気があったらハリボテ使ってでも訓練・研究して強くなれるのに 関係無いけど聞いていい?
機械化歩兵部隊のすべて、かもう一冊を昔読んで
さらに、今久々にソ連地上軍のBMP分隊の下車展開要領を読んでて思ったんだけど
米軍もソ連軍もどうして車長自ら下車戦闘するの?
下車した方が全体を見渡せやすいの?
今はもうしないよね?車長の下車戦闘 >168
車長=下車班長とか限りません。
小隊長は乗車時に車長をする場合が多いですが、下車戦闘時には副長などが車長を引継ます。
なお、下車戦闘を行う場合、主戦力=下車部隊 支援戦力=車両部隊 となります。
よって主戦力を小隊長が直接率いるのは当然
また、下車戦闘を行う場合は錯雑地形である場合が多く、当然視界が効きません。
つまり車両側からは見えない、判らない場合が多くなります。
(しかたなく開豁地で下車戦闘する場合も、下車歩兵は身体の暴露を極力避け、わずかな窪みや茂みを利用する訳ですが、この場合も現場にいないと指揮できんです)
隊長がついてく必要ありますよね?
※ソ連地上軍の図表にあるような 敵陣接近時に車両先頭に歩兵が後続する場合も隊長が下車歩兵側に居ないと突撃のタイミングは測れないっす。
あと細かい指示(あそこの機銃を制圧しつつ、左に回り込む)などは現場視点からでないとむずいお >167
>やる気があったらハリボテ使ってでも訓練・研究して
赤旗ジープ=戦車のことですか?
それとも、60式BMP改造キットのことですか? なお、通常、側防の機銃火点とかは【接近する車両からは見えない地点】に設置するのが基本w
九十九里とかの旧軍陣地跡を見て廻ると、よくわかりまふ
道路を進んでカーブの先になって初めて
「あ、あんなとこに機銃口あいてる!」
って判るのです。
千葉日報が「幻の本土決戦-房総半島の防衛」全8巻に陣地構築部隊の回想とか大量に載ってるので調べると吉
でも本土決戦は陣地遺構調査も面白いが、それ以上に後方作戦域の機動経路を調べて廻るのが超楽しい
(某組織の参謀旅行は陣地遺構、陣地帯と戦場地域の視察だけで機動路調査はあまりしないらしい)
(もったいないなぁ・・・面白いのにw) >60式BMP改造キット
画像見てきたけど、現場が物凄く努力してる感
ハリボテはグデ―リアンが再軍備前に戦術研究してた方のイメージで
>>169
IFV・APCの生存性問題は関係ないの?
戦車とかRPG・IEDに真っ先に破壊されてる映像は結構見たけど >172
>現場が物凄く努力してる感
現場が物凄く楽しんでる感
と言って欲しいw
だって、あそこまで似させる必要ないんだもんw
>ハリボテはグデ―リアンが再軍備前に戦術研究してた方のイメージで
それは赤旗ジープが近い
赤い小旗をつけたジープを戦車と見なして訓練。
ひどい場合は赤旗ジープ1輌=戦車1コ小隊と見なすという話も聞いたことありますw
1ユニット=1小隊 まるでリアルPanzerBlitz www
>IFV・APCの生存性問題は関係ないの?
そもそもなぜ下車戦闘するか?の理由の方が大きいと思うです。 注意:
>そもそもなぜ下車戦闘するか?の理由の方が大きいと思うです。
には、その時々の状況による生残性も含まれます。
米軍マニュアル、ソ連地上軍ともに、どういう時に下車戦闘するか書いてありましたよね >>174
敵の強力な対装甲火器が残存してる場合
森林、市街地、錯雑地などで戦闘する場合
車両が迅速に移動できない場合
など? >175
そうです。
乗車戦闘が不利なので下車戦闘を行う。
ならば、隊長も下車して下車戦闘を指揮する。
というだけの話なんです。 その認識をもって、もう一度>169を読み直して頂くと理解しやすくなると思います。 つか、小銃分隊は下車戦闘が基準だろう。下車しないと個人携行火器使えないじゃん。
(黒歴史「ガンポート」は忘れよう。)
逆に乗車戦闘を継続する場合の方が難しい。機動を重視したハイリスク・ハイリターン。
対機甲火力に貫徹されたら分隊ごと火葬だし。 >>167
>行動の記録を管理してないとあとで研究・検証資料
作戦要報・詳報の類いでなく「日報」だぜ?
同じバトルリズムで回してる同盟国はもっと酷くて、ベタ打ちしたのをホチキス止めして配布する場合もある。
あれは保存していない。 文民統制というなら、「文民統制に必要な情報」を定義してオートマチックにサプライ・プッシュする制度にすればいい。 IFVなら隊長は車を車長らに任せることができるんだろうが、ハンヴィーとかLAVはどうすんだ? >>181
ドライバー1名を残して後退させるか、さらにガナーを1名残して支援射撃させる。
自分が下車分隊と行動する場合は携帯無線で指示を出す。 >>164
>「Systemic Operational Design: An Introduction」
●SODの利点と欠点(p.43)
○期待にも関わらずSODは揺籃期にある
○利点
・伝統的な作戦術よりも実際的で効率的
・荒っぽい手法ではあるが、学習を組織化し情報、警戒、偵察結果と物の見方を適応させることができる。
・さらに、この手法は迅速な状況の理解と連続的かつ適時の決心を可能にする。
○欠点
・語彙が内輪の学術的
・専門的で伝統的な作戦術のような図式的理解が困難
と、結論づけているかと。 SODを略すことによってアダルトビデオの話をしているように見える弊害をまずどうにかするべきでは。 >163
>・さらに、この手法は迅速な状況の理解と連続的かつ適時の決心を可能にする。
この「さらに」という付加価値に目をつけ、OODA的思想でもって、さらに判断速度優越を加味したのが
ADP 5-0"operations process"な訳です。
それは本来のSODにとっては付加価値だったのですが、米軍はそこに機動戦としての利用可能性を見出したのです。
なので、SODとOODAの相乗効果を狙ったと言って良いと思います。
しかーし最初はロシア人
なので従来の手法ではロシア人の後塵を拝することになります。
それはすなわち作戦テンポで負けると言う事、それは機動戦に負けると言う事
ロシア人を上回る作戦テンポにする為には、ロシア人と同じSODではダメなので、
そこにOODAループ的思想を組み込んだのがADP 5-0"operations process"だと個人的にが考えています。
なので、あくまでもSOD=作戦術=ADP 5-0"operations processと考えてしまうと
ロシア人SODとの違いが判らなくなるので、私は混同しないようにすべきと主張します。
>・専門的で伝統的な作戦術のような図式的理解が困難
それ・・・採用した当の米軍が実際にどこまで出来るのかが不透明
なので、デザイン思考のセミナー開いたり、動画セミナー作ったり必死w
これもEBO同様、どこまで持つかなぁ?
(ミッションコマンドの受容でさえ疑問が持たれ始めてるというのに・・・) >>174
FM 7-7. The Mechanized Infantry Platoon and Squad (APC). 15 March 1985.
2−9を参照したら記載されてたしフリーで見れた
>>179
日報には日々の運用(作戦)に関すること、つまり天候や情勢、
そして隊員の状況(特に健康状況)、任務実施内容(成果)、運用に影響を与える問題点などが報告される。
「日報への誤認識と説明不足が生んだ空騒ぎ―相も変らぬステレオタイプな虚像にはしるメディア―」
だそうで戦闘詳報と同等とか言ってるよ
そして政治の要請に関して>>180みたいな管理システムがあれば便利なんだろうね
政治もそうだがもっとレベル高いことしてくれってのが感想
>>184
グーグルが悪い
もしくは検索言語を日本語にしてるから悪い
そしてこの短いレスの間に膨大なソース文書があって読み込んでるだけで一日じゃすまない >184
最近はVRにも手を出してるようですね。
駅前のビデオルームによくノボリが立ててあるっすww >>184
いずれモサドが消すであろう。衝撃と畏怖。
Shimon Navehの読みは難しい。
たいがいアルファベット表記で逃げる。 >>186
>日報
二十四時間の状況の差分をホワイトボード代わりパワポに打ち込んでいるようなもので、
これを記録せいだの保存せいだの隠蔽だのと。 ぶっちゃけ意図せぬ情報の流出に対する対策もっととって行くべきでは。 追及してる旧民主党の連中。
東日本大震災のときの官邸のオペレーションの記録
「議事録とってません」でほとんど逃げたろうが。
どの面で言えるかね?
朝日新聞。NHK。
「不肖宮嶋」を信じるならばだが、イラク派遣間の取材で情勢が緊迫したとき、
「超法規的措置」で取材チームをサマワ駐屯地内に収用したよな?
見方によっては「便宜供与」だが。 これで擁護になってると思ってるんだからバカらしい
下を探して比べるしか能がないんじゃ自浄作用としては最低 消去したはずのデータが残ってた場合の処理を決めてないから
エラー吐いてハングしただけだろ >>191
今回の事案は保全上は何の問題も無いということですよ。
平文の世界で。
んだけ大騒ぎしてるが「法」という文民統制の根本的なアーキテクトでコントロールしてない。
まだ、誰も捕まってないわけで。
法令違反でも規則違反でもなく政治マター。 文書も、イラク派遣の頃は紙もプリンターも自費で買ってた頃だろう。
守屋事務次官のときに、全て官費で運用する体制に代わって、その代わりに開くこともできない古文書の山ができた。
今の規則には合致しないんで基本は捨てるしかない。
PCやネットワークによる管理が昔っからあったと勘違いしてないか?
青ずりだのワープロだの一太郎だの過渡期があったわけで。
官費のOAになった後もOSはマイクロソフトに振り回されて替わり、セキュリティも日々変わるので、外部の媒介で開けない奴は当然でる。 サイバー攻撃に本気で対応したいなら、OS自体を攻撃に対して数学的な安全を保障するオープンソースとして、国全体で作りあげていくしかない。
防衛マターとしてクチャクチャやってても無駄だろう。
Windowsみたいな露骨にバックドア仕込んでるOSを入れてて、上っ面だけの処置対策をとっても意味がない。 『1944年末までに海運途絶したにも関わらず愚かで無謀な戦争を続けて犠牲者を無駄に増やした』
というのがよくある軍部批判なんだけど、この場合、大陸打通作戦はどう位置付けるべきかということになる。
海運途絶してるのに何でそんなに快進撃できるのか、中国抗日はチンピラゴロツキの空作文だったのかと。
また大陸打通作戦で勝ってもソ連が参戦するからやはり敗北は避けられなかったんだという意見もあるが、
その場合も、中国は連合国の勝利に如何ほどの貢献をしたのかという疑問が出されることになる。
つまり連合国の勝利に貢献しなかった中国には戦勝国の地位は与えられず、台湾も還らないことになる。
1945年夏に海上封鎖と戦略爆撃とソ連参戦に耐えられず日本は『無条件降伏』という歴史教科書の記述、
そこには中国抗日戦争はもちろん、英連邦軍にさえ触れられておらず、日本を打ち負かしたのは米ソのみとなる。 >>197
「オープンソース」で「安全を保障する」とかつまらん冗談はやめてくれw 日本とドイツは敗戦国なので負けた戦争には興味が無いが、中国は戦勝国なので中国の貢献が問われる。
アングロサクソン人とロシア人が第二次大戦について話してるところへ、中国人は割って入ることができない。
なおドイツは敗戦国でもNATOについて、日本は日米安保につてアングロサクソンと会話できるが、
中国はアングロサクソンの同盟国でもないし、またロシアとも経済協力はしても軍事同盟は無し。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています