陸自ヘリに地上からレーザー照射
昨年10月、宮崎飛行中
2019/1/10 16:56
(c)一般社団法人共同通信社()
 陸上自衛隊西部方面隊(熊本市)は10日、昨年10
月に宮崎県諸塚村の上空を飛行していた輸送ヘリコプ
ターが約1分間、地上方向からレーザー照射を受けた
と発表した。操縦していた副操縦士の左目の視力が一
時低下したが、機長が操縦を代わり機体にトラブルは
なかった。宮崎県警が威力業務妨害などの疑いで捜査
している。

 方面隊によると、昨年10月24日午後7時25分ご
ろ、宮崎県日向沖で夜間飛行訓練を終えた輸送ヘリ
(CH―47JA)が高遊原分屯地(熊本県益城町)に
戻る途中、緑色のレーザー照射を受けた。当時機内に
は整備士も含め10人が乗っていた。