>>344
>>299 の
> http://www.aero.or.jp/web-koku-to-bunka/2016-03-ishimaru/14_b.jpg
の水タンク前後には空間がある。
消防飛行艇への改造ならこの空間を利用する必要はないし、要求外の追加改造はしない。

救難と消防の両方をこなす機体は話が別だ。
前後に燃料タンクを増設しても水密部分を区切るだけでその部材も強度部材としても使える。
US-3に水タンクと取水口、その他を追加しても、重量増は最大で2tにもならないだろう。
運用重量の5%以下だ。
巡航時には揚力と機体重量、抗力と推力は同じなので、これに揚抗比が効いてくる。
揚抗比もどう少なく見ても10以上だろうから、巡航燃費に由来する航続距離の低下は0.5%以下だ。
だが、2t以下の重量増でもその分の燃料は積めなくなる。
これで、航続距離は10%程度は低下する。
だが、US-3の世代のタービンエンジンは燃焼温度もタービン素材も進化しているだろう。
(P-1のエンジンはP-8に比べ14%も燃費率が向上している。)
機体の素材の進化もあるだろし、設計技術やHPCでのシミュレーションも高度になる。
燃料推力比だけでなく離水推力が上がれば離水重量も大きくなる。
US-3に水タンクを追加しても、現行のUS-2程度の航続距離を確保する可能性は高い。