>>357
>>362の人の挙げた例みたいなのであれば「クルスクの戦い」のクライマックスと言われてた「プロホロフカの戦い」なんかもそう。

ソビエト軍は全体で見ればドイツ軍よりも大兵力だったけど、戦線の突破と崩壊を防ぐために少部隊で順次投入したので、結局全部片っ端から撃破されただけになった。
でもドイツ軍を消耗させて一気に戦線を突破されて崩壊するのを防ぐ、という戦略目的は達した。

ただこれだって時間その他が許して「大部隊で一気に攻勢できる」ならそうするに越したことはなかったわけで、悪手であったことには変わりない。