とりあえず事実誤認を正しておきましょうか
アメリカが保有するM1はA1型とA2型の2種類あって、ガワは同じでも中身は別物です
加えて、M1の生産は終了しているため、パーツの調達もままなりません
現在のM1は、かつて行われた大量生産に伴う余剰パーツや、スクラップ処分となった車両からの共食い整備で保ってる状態です

なお兵器生産の理想的な状態はまさに日本のように3種類を用意し
1種類は退役中
1種類は現役の主力
1種類は最新鋭で配備が進行中
となります
近年ではライフサイクルが延びたことで2種類で賄うのもアリになってきました
代表的な事例は半世紀もの運用期間を想定し、昨年ついに新型が就役したアメリカ原子力空母ですかね
1種類だけというのは、兵器の冗長性を考えると決して面白い状態じゃありません
アメリカのM1エイブラムスも実質的には2種類と言えます