解禁でいいよな。

全体には6巻目でよくまとめたな、と言う感じ。フィリピン決戦でなく、後方遮断というのは
巧かった。そして、扶桑山城伊勢日向が陸上砲撃の上、アイオワ級相手に、残弾あるうちに全部
撃っちまえ! と腰据えて陸上砲台覚悟の死闘を演じるのは燃えた。

陸奥だけでなく長門も嫌われたのが不憫だけど、米新鋭戦艦6隻と長門以前の戦艦6隻ならバーター
としては仕方ないかも。で、最後にニューギニアの米軍が逃げられないように、湾口を呂号潜水艦
で機雷封鎖するのが帝国海軍にしては根性悪だった。

講和条件は、機動部隊が無事だから戦艦の時代じゃない、という反面、ノビー流のノスタルジー感
かもね。でも、米国海軍は日本海海戦後の帝政ロシア海軍みたいな状態で、練度低下もあるし、
大西洋での護衛任務もあるから再建には時間かかるだろうし、妥当な線かも。大統領選も潰したし。

欧州はヒトラー暗殺でなくムッソリーニ死亡(多分謀殺)というのが珍しかったけど、ソ連参戦は
見えてたから、結局はチャーチル独り笑い状態だよね。イタリアが王国として存続というのも
多少珍しい。

6巻は密度が高い印象だったけど、8月はとこが主戦場になるかな。今度は独ソ戦線にムルマンスク
辺りから機動部隊航空戦力と陸兵投入? 独逸戦車でなくスターリンV辺りが6式重戦車になったり
してw(スターリンVは個人的には一番凶悪な外見のタンクと思ってる)