もう一つ面白い(やっかいな)現象に「サウンドチャンネル」というのがあります。
特定の温度層内に音のエネルギーが反響し特定の条件(水温・周波数)で係数倍に遠方まで音が届く現象。

特に500以上の深い海での深海層の現象を「深海サウンドチャンネル」といい数百km遠方で潜水艦の推進音を探知できる場合がある。
これを知悉しているのはアメリカ海軍、イギリス海軍、旧ソ連海軍と海上自衛隊くらいでしょうかね。
ロシア海軍はソ連崩壊時に断絶があった。

支那海軍は到底、サウンドチャンネルを利用した作戦・戦術は駆使できないでしょう。
数十年単位で外洋作戦の経験を積まないと無理。
だから、まだ彼らは「深い海」での潜水艦運用では一方的に狩られる可能性があります。
当面は、東支那海、南支那海、黄海が限界。