>>890
見積もりはまだですか?
カタログ見てるだけでは分からない事が多いのです
人間は機械ではありません。人間の閉塞環境への対応力の限界もあります。
広く娯楽設備も充実している米SLBM潜で4ヶ月間、近海に潜む海自潜が3ヶ月間なんて
事がないのは分かる事。狭くて居住スペースが不足しているそうりゅうに豊富な貯蔵庫は
ないのです。最悪の場合、海自基地に緊急入港すれば良い場所にいるのですから

そうりゅう11番艦のLi-B設置場所で議論がありました。
床下の電池スペースとAIP燃料場所だけにするか床上のAIP機関設置場所まで電池にする
かの議論で結果は床上までとなりました。居住性の改善や食料庫・浄水・貯水の拡張は
ありませんでした。理由は運用上、不足しないという結論でしょう
東シナ海程度の近海潜水艦ですので無駄な仕様は妨げになります

このたびカムラン港におやしお型が長躯寄港しましたが
あちらで燃料・水・食料の補給が可能かの調査も兼ねているでしょう
南シナ海では他の補給基地候補はシンガポール、スービック、サッタヒープがあります
カムラン港が可能なら海自潜の南シナ海行動は補給上は問題がなくなります
次世代艦も排水量増加は僅かですので居住環境の大幅変化はないでしょう
補給には問題なく、乗組員の閉塞環境への対応力の限界から
米SLBM潜の様な長期間潜行はしないのです。