兵として入営した者のうち、義務兵役期間内に優秀者は伍長・平均以上なら上等兵へと昇格します。
義務後、現役継続を志願すれば伍長以上(上等兵も再任直後に伍長となるのが一般的)の
いわゆる下士官となります。通常、下士官は大きな異動が無いので同郷部隊に留まります、
また、下士官は民間に比べて薄給であったため、学歴・社会階層的にかなり下の層
(まともな就職や生活が見込めない、貧農の次男以降)が主体となってました。

社会的に上の層出身者を相手に威張り散らせるのが堪らない魅力、意図的に虐めた/られた
というのは、手記回想録などで時々目にしますね。

まあ上の層は層で、現役志願や進学・留学移住など、合法的に「兵にならない道」もあった訳ですが