今回のF-Xで自主開発に強硬に反対してたのは財務省ではない
財務省はあくまでも防衛予算トータルの抑制であって個々の案件の反対者ではない
根っからの自主開発反対派なら次世代戦闘機の主要構成要素の研究の予算を止めてしまえばよいからだ
現実にはF-22改造案をコストを最大の理由に落とすことに成功している
現実問題としてF-2のような既存機を大幅改造する開発手法は安くはならないことは実証されている

いろいろ理由を付けては強硬に自主開発に反対してきたのは財務省ではない政治・経済勢力だったということ
1番簡単な反対理由がコストを上げるのが世論に訴えかけるのにかわりやすい理由だったからだ
そのコストでF-22改造案がバカ高いことが判明してしまうと日米同盟強化だ技術的不安だ
更には貿易交渉のカードに使ってしまうのが国益だと別の理由を叫び出す
ようは理由はなんでもよいから自主開発は自分達の利益にならんという勢力がいたということ
そして何故かLMの絡みの話しか出てこないという不可解な現象が起きる

ここでは憂さははらしの財務省主敵論を展開する人が多いが
現実には財務省はあくまでもトータル予算の抑制を主張してるだけで個々の案件の反対者ではない
強硬に自主開発に反対してた別の勢力の姿が見え隠れしている