海外で、内張りに「敵弾の貫通を防ぐ機能」を持たせない理由は、これだろうね。

「同じ性能を得るのであればガラス繊維よりも、アラミド繊維、更にはポリエチレン系繊維を使用した素材の方が
より薄く、軽くできる。ただ価格は概ねガラス繊維を1とするとアラミド系が二倍、ポリエチレン系はその二倍となる。」

技本の試作品は、「敵弾の貫通を防ぐ機能」を持たせるために、通常のスポールライナーと比較して厚さを3〜4倍にしている
から、コストはさらに上がるはず。なので海外では、「敵弾の貫通を防ぐ機能」は、外面取付型の鉄板で確保するんでないの。

それと、内面取付型の厚さが大きくなると、内部容積が削られるし。