>>270
F-35Bを向こう10年で40機というのは、ひゅうが型を用いないと多すぎる数になる

軍艦の類は4年サイクルで、以下のサイクルを繰り返す
6か月程度の大規模なドック修理
1年程度の低練度艦としての訓練
1年程度の高練度艦としての訓練
1年程度の即応艦としてのスタンバイ
軍艦は常に1/3程度は休養、1/3程度は移動、1/3程度は訓練中

つまり、タスクフォースとして派遣される形をとるF-35B機体は
軽空母の定数の2/3程度が運用できれば良いわけだ

いずも型 8機×2 ひゅうが型6機×2を平時の定数とした場合、
最大で3隻分の8+8+6=22機程度が作戦機として運用できれば良い

見方を変えて例えば94機導入されたF-2も、
実戦部隊配備は3飛行隊(1飛行隊20〜22機程度)なので、
全導入機数の2/3が実戦部隊で、1/3が研究教育整備損耗予備
これをそのまま当てはめれば、40機のF-35Bが導入されたとして、
26機程度は実戦部隊に回せる事になる

いずも型だけにしかF-35Bを導入しないとすると、1隻あたり平均13機となり、
軽空母の定数の2/3分だけ用意するとすれば、1隻あたり19〜20機となり多すぎる
現実問題として、いずも型×2だけF-35B搭載の場合は、
即応艦18機
低練度艦8機
程度を最大数として割り振ることになると思われるが、これはさすがに多すぎる

F-35Bを向こう10年で40機というのは、ひゅうが型を用いないと多すぎる数になる