旧ソ連のSO-122って、よく射程が短く威力も低く精度と連射能力も低い安価な自走砲という評価ですが。。。
本当にその評価は正しいのか?

・戦車に随伴できる装軌車輛&「水陸両用能力」
・積極的に砲兵が直射支援を行うソ連式用兵

これがかみ合うと、
西側的な自走砲ではなく

・間接射撃も可能な直射突撃砲

と認識した方がよかったのではなかろうか?

直射であれば、短い射程、低い精度、連射能力もカバーできる。
さらに水陸両用能力が機甲部隊に随伴し直射支援を可能とする機動力を与える。

この水陸両用能力というのは自走砲としては非常にめずらしい能力ですが
実に重要な能力なのではないのか?これが機甲部隊随伴能力を担保し
直射支援の運用を可能にする。

ソ連式の「早いテンポで行う攻撃」に随伴可能な突撃砲(いざとなったら間接射撃も可能)
このコンセプトは西側兵器体系には無いので、我々は正しく理解してなかったのではないか?

(セントラルフロントシリーズのソ連砲兵の直接攻撃参加時の攻撃力2倍ルールの意味をかんがえるとこういう事じゃね?)