>>590
誤解されてるけど雷電はエンジン部分までは直径ギリギリだ
ダクトやオイルクーラーの高さまで低くしている
(生産を進める中で拡大されて各型の性能諸元にも影響が見える)
胴体幅は広いが14試作局戦の初期ではキャノピーの高さが低く
可能な限り凹凸の無い絞った設計にしようとしていた(断面積の変化をなだらかにしたかった)
これ以上絞り込むには、ダクトやオイルクーラーを主翼付け根に移すような設計が求められる
(それこそ上で話題に出たソ連機のような)
しかし、機首と違って主翼のダクトは曲がりがきつく
断面の変化も急激になりやすい傾向があるのでダクト通風の損失による抵抗発生のリスクもある。
逆に言えば主翼にダクトのある機体はリスクを背負ってでも機首の形状を良くしたかった。
MiG-3やF4U、F8Fなどは高速を狙っているのでそういう決断がなされた。
yak-1は主翼の気化器用ダクトの形状が悪かったらしく、途中で形を変えている。