東大駒場の紀要にはアジア近現代史の教員の大平洋戦争末期のベトナム飢餓と日本軍の関係について調査した論文がある
フィールド調査で複数のベトナム人古老に聞き取り調査して
当時、稲の不作で飢餓が生じていてフランス人は何もしてなかったが
日本軍は食料が不足している地域に食料を配布したこと、別ルートで食料が民間人により売られていたが高価で、
日本軍のマニラ麻生産工場での仕事をベトナム人が従事して軍票収入があったので何とか食料を買う助けになったこと、
現地人の証言や一次資料の調査からは日本軍の食料徴発により飢餓が起きたとは言えないという
結論だった