https://ci.nii.ac.jp/naid/40003820627
ベトナムの1村落における1945年飢饉の実態--タイビン省ティエンハイ県タイルオン村ルオンフ-部落に関する日越合同調査報告
古田 元夫
歴史学研究報告
歴史学研究報告 (22), p125-160, 1994-03
東京大学教養学部歴史学研究室

16 「日本軍による支配の実態と民衆の抵抗・ベトナム」
古田 元夫『歴史評論』1992 年 8 月号,27–34 頁

https://jack4afric.exblog.jp/14367195/
2010年 08月 10日
ベトナム「200万人餓死事件」の真相
元日本軍兵士、中山二郎は、雑誌「正論」に次のような反論を寄せます。
「ベトナムに駐留していた第21師団の兵員数は、多くみても25000人。
1人1日コメ5合(750グラム)として、師団全員のコメ消費量は
1日18750キロ、1年間の所要量が6843・75トンという計算になる。
ところが、報じられたベトナム側の発表の46万8000トン(初めの3ヶ月間)
が正しければ、日本軍が68年分以上のコメを調達したことになる。
また、355万トンは日本軍の消費量の518年分になり、正気の沙汰ではない。」

実際に日本軍がベトナムを支配したのはこのクーデターから数えて終戦までのわずか5ヵ月間でしかない。

どうやれば、そんな短期間に200万人もの人間を餓死させられるのか?
という素朴な疑問を案内の共産党幹部にぶつけてみたところ、
その幹部は「政治宣伝だった」とあっさり認めたというのです。