>>372
沖縄の地質は確かに防御向きでしたが、沖縄という島の形状は防御側の観点から褒められたものではありませんでした。
上陸適地が多く(3ヶ所)、南北に細く伸びた形状で分断され易いことから防衛戦のための所要兵力が多いのです。
一方オアフ島は沖縄に近い面積ながら、東西はワイアナエとコオラウの2つの山脈が海に迫って横たわっており、
軍港のある南側は、無数の巨砲が水上艦の接近を不可能にしているため、実質的に(島の中心部から最も遠い)北側に
側背を憂うことなく大半の地上戦力を振り向けることができるため、守備兵力が同数ならオアフ島のほうがはるかに反撃密度が高いのです。