>>380
F-3と中等練習機と高等練習機の開発が同時に始まっても、
それぞれの企業や部署や開発段階が違うからそもそも困らない
中等練習機は川崎で決まりだろうから川崎なのでF-3とは基本的に別
高等練習機は三菱だけど旧X-2チームがやるわけだし、新規性のある開発も実証も済んでおり
残りは量産試作機の設計と試作だけ
中等練習機、高等練習機は実際のところ川崎と三菱の双方で基本設計やコンピュータ解析などは社内で済ましているだろう
あとは空自が選定して、評価は飛行実験団が行う
高等練習機を戦闘機に転用する場合でも、兵装の実装は高等練習機が完成してからでいい

一方F-3は、装備庁がやる事業であり
武装やレーダーが無いただ飛ぶだけの原形機、飛行性能やエンジン制御を試験する飛行試験機、
レーダーやセンサーやアビオニクスを試験するレーダー試験機、ウェポンベイやリリースや火器管制装置を試験する兵装試験機
合計4機ぐらいの試作機を製造し、そのあとにそれらの評価をしたうえで、量産試作機を2機程度設計製造する必要がある
原形機が飛ぶまでに10年ぐらいかかる。
10年は長いだろうと考えるかもしれないが、X-2のRCSモデルが2007年に登場して2016年に初飛行するまで10年かかっている
ただ飛ぶだけのモデルを1機だけ開発製造するだけでもそれぐらいかかる。しかも2006年にXF5-1が完成してから着手して10年
練習機はどちらもその間に量産試作して量産までいってるだろうから

そもそも人材が足りないなら三菱や川崎がそれぞれ雇うし
航空系の学科卒業して戦闘機作りたいが自動車とか関係ない分野に進んでいるものも多いので人材の量的には困らない
戦闘機人材が足りないとすれば空自が国内案件を作らなかったからであり
練習機で戦闘機の開発人材や製造人材を育ててF-3につなげるべきだ