APDSについては比重が高い物質でないと効果的に運用できないから
タングステン合金がどーこーって話になるけど
タングステン鉱山自体は北朝鮮にもあるし
ヨーロッパだとオーストリアとポルトガルに存在していて枢軸国にとってはそこまで入手困難な物質ではなかったのではないかと思う
http://www.jtmia.com/img/word_tung_ore06_03.jpg

全鉄の徹甲弾や装甲なんかと違って使う量も少ないだろうし

また末期まで強力な敵戦車と出会う機会が少なかった日本にとっては
対戦車戦術自体があまり優先的課題ではなかっただろうからAPDSを発案・開発しろというのは無理な相談だろう

あとはタングステンの物性だの焼結方法だの技術的なハードルの高さだのって話になるんだろうけど
あんまり化学については詳しくなくてそこまでは分からないな

タングステン自体はWW2当時でも一般的に生産流通していた金属だったわけだから
大戦前〜大戦初期にAPDSの設計思想が産まれていたらドイツは生産していたっていう
本当にコロンブスの卵的な話なのかも?