>>355
ミッドウェー海戦までであれば、「これから発進させる艦上戦闘機のパイロットたちに」
「敵機が方位○○、高度××で来襲中である」と教えて送り出す。

また各艦砲術長が対空火器の射手たちに同様の指示を出して対空射撃の準備をさせる。

以下は蛇足

これはあくまでも「敵攻撃隊の接近が察知できていれば」であって、
映画「山本五十六」で描かれたようなリアルタイムで敵攻撃隊の現在位置を把握する手段は
ミッドウェー海戦当時の日本海軍には「全く」なかった。

各艦の対空見張り員や、上空を飛行中の戦闘機パイロットによる目視だけが頼みだった。

「敵編隊を発見したときには手遅れ寸前、戦闘機パイロットたちの技量と零戦の性能でなんとか危機を凌ぐ」
が繰り返され、最後には4空母ことごとくが(時間差はあるが)失敗したのがミッドウェー海戦での日本側の防空。