>>613
大西氏も「九六式陸攻が有れば戦闘機など不要」とか言ってたが、短絡的な結論を信じ込む人が居る。

昭和12年の演習で旗艦長門は、陸攻72機の10分ほどの攻撃で魚雷36本命中と判定されている。

大和や武蔵も多数の魚雷を受けたが、これは波状攻撃により少しずつ被害が累積していったわけで
ほぼ同時に36本も魚雷を受けたらどんな戦艦でも耐えられない。

長門が「瞬時に轟沈」と判定されたのも当然。航空主兵論者が舞い上がってしまうのも当然というか

それと普通の戦艦は魚雷3-4本も当たれば大破か沈没。すると陸攻72機で当時の最強戦艦10隻くらい撃沈できる計算。
彼らが、陸攻を200とか300とか集めれば大平洋は安泰、と考えたのも無理はない。