太平洋戦争緒戦の、快勝とは裏腹の砲撃命中率の低さを懸念して、横須賀砲術学校で検討が行われたが
実戦だと、距離一万ぐらいじゃないと射撃効果はない、と結果を出している
それ以上だと、はっきいえば「まぐれ当たり」でしかない
レーダーを測距儀代わりに使えば、悪天候や煙幕、夜間の視界不良はある程度無視できるが
そもそも、無誘導の砲弾の命中率自体が(距離一万をきるぐらいまで接近しないと)絶望的に低い
第三次ソロモン海戦の、戦艦ワシントンの恐ろしい精度の「レーダー射撃」も、実際は距離七千ぐらい、熟練した見張り員なら目視可能な距離でぶっ放した結果らしい