新軍事板書籍・書評スレ 75 雑談禁止
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間接アプローチを具現化の一つにゲリラ戦術だけど
山形某氏の書評で都市ゲリラ戦術の運用者で革命家チェゲバラの
翻訳本から原書、評伝まで読んでいて、書籍の内容と別個に
ゲバラは神格化されるに値する人物で無いとコテンパンにけなされたたな リデルハートの著作は素晴らしい物もあるが
第二次世界大戦前後の彼のドイツに対する外交的な提言はすべて裏目に出たし
戦間期の彼のドクトリンにほとんど忠実だったイギリス陸軍は1940年にフランスで全然役に立たなかった
そして第一次世界大戦中には彼は熱心な攻勢論者だった
過去の分析に優れて未来を見通す能力は無い人物に思える 一次大戦のリデル・ハートは学生上がりの下級将校でそんな大した存在ではなかろうて。
未来を見通す人物ではない、まあ半分くらい当たってるわな、1940の敗因はあまり関連ないと思うけど。
そもそも英軍(BEF)の規模じゃさしたることはできんし(むしろアラスで反撃できただけでも儲けもの)
過去の分析に優れーここを評価すべきでしょ。
過去の分析から間接的アプローチ考え出したんだし、ソ連軍が用兵思想を進化させた間に西側では
リデル・ハートの他に目立った用兵思想的発案はしてないし。
いずれにしても司馬やパウル・カレルと同列で冷戦の遺物でくくれる人じゃないでしょ。 >>647
643だけど秋田書店の「壮烈、水雷戦隊」も好きだったよ。 >>651
1940年のBEFがWW1中盤以降やWW2中盤以降の英陸軍に比べて著しく小規模だった事自体が戦間期にリデルハートが提唱した体制と合致しているんだよ
リデルハートはWW1で大規模徴兵軍化した英軍を伝統な小規模選抜軍に戻せと主張していて実際に英軍はそうなった
もちろんこの体制になった事自体がリデルハートの活動によるものではなくWW1から一息ついた英軍の単なる既定路線ではあったかもしれないが
リデルハートが熱心に小規模選抜軍を支持したのは事実
そしてその体制は1940年に全然役に立たなかった
動員体制が整っていてBEFがWW1中盤以降のように大規模であったら歴史は変わっていた可能性はあった
チャーチルも「われわれの微々たる貢献を――開戦後八ヶ月にして十個師、しかもただ一つの近代式戦車師団さえも戦線に送っていなかったわれわれの貢献を顧みる時、一体われわれ英人はどんな立派な立場にあったのか。」
と回想している >>653
あなたが書いていることそのものは解るよ、リデル・ハートは自分の意見はとり入れられなかったと嘆いてるみたいだけど。
ただここは書評すれな訳で、リデル・ハートの著作例えば「戦略論」の評価をすべき場だと思う。
個人的には「戦略論」は今後も読まれるべき軍事理論書だと考える。
クラウゼヴィッツの「戦争論」やちょっと落ちるけどジョミニの「戦術学概論」とか
はたまた孫子の兵法書とかと一緒にね。個人的にはフラーも読まれるべきと思うが。 書評スレだから著作家そのものについて語るのはスレ違いだと?
俺は>>650のレスでは単に多くの興味深い著作を残したリデルハートに関して持論を述べて
>>653のレスでは>>651のレスでつけられた反論に対して反論した
延々と書籍自体に関係ない話を続けた訳でもなくこれだけで
「その話題より例えば"戦略論"について語るべきだ」みたいにあからさまに
「お前の話はスレの主旨と違う」みたいな方向に話を持っていかれるのは甚だ不愉快な事だ >>655
不愉快に思ったなら申し訳ない。
私はあなたの人物評が書評すれとしては的外れだと思っただけだよ。
別にあなたの人物評価そのものを否定する気は無い。 1940年にフランスでいちばん役立たずだったのはフランス共和国そのものだと思うけど >>656
リデルハートが「戦略論」とか「第一次世界大戦」とか「第二次世界大戦」しか書いてない作家ならああ言った人物評は的外れかもしれんが
「近代軍の再建」や「英帝国崩壊の真因」みたいな時事論評的な色の強い本もある
俺のリデルハート評もこの辺を読んだ結果に基づいた評価だ
この辺の書籍を書かれた背景やその後の第二次世界大戦の道程と比べて当時の視点を分析するのは重要な事だと思う
「リデルハートとリベラルな戦争観」って本も単に著作について述べただけでなくリデルハート自身に関して述べられている本で「戦略論」の書かれた背景もわかりやすい
クラウゼヴィッツやジョミニがナポレオン戦争という背景抜きに語れないのと同じでリデルハートの背景も重要だろう
確かに俺が特定の本のタイトルを出さずにリデルハートについて書いたのは書籍スレらしくはない書き方だったかもしれないが
スレの主旨から的外れな文章を書いた認識にはなれない >そしてその体制は1940年に全然役に立たなかった
書籍名や内容の引用なり概説をしてくれるとほんと助かるです。
フラー説へ反論なのかその経歴へなのか、役立たずも幅広く内容がいろいろ有りますから ミリオタだからしゃーない気もするけど人物評としてなりたたない方向性じゃねぇ リデルハートの間接的アプローチは
孫子の”迂直の計”を詳しく解説したものだと俺は理解しているので
孫子の副読本として扱えば良いんじゃね? 孫子に倣ってるくせに軍事面でしかアプローチしないから失敗するんだよ SS先史遺産研究所アーネンエルベ
https://www.hikaruland.co.jp/products/detail.php?product_id=3172
半分はオカルトの領分だろうがSSの一組織には違いないので。
書店で見て大いに気になったのだがほぼ一万円はネタで買うにはキツい。版元も香ばしいし 一般SSの研究機関だし、この板で扱うのはやや場違いではあるが結構面白かった。内容はまとも。東京都内の図書館なら市部にも複数あるから相互貸借で借りられる人もいると思う。
ヒカルランドのまともな軍事系書籍だと、スーパーナチュラル・ウォーがマジで良かった。https://honto.jp/netstore/pd-book_30283496.html
WWIを中心に、銃後・前線を問わぬ神頼みや民間呪術がどんなもんだったのかと、軍・社会に及ぼした影響を史実に基づいて考察した研究書。(著者は当然言及していない)千人針とか頭に置きながら読むのがお勧めではある。 原本の外人のレビュー等を見るに中身は本当にトンデモでも無さそうだな
本当にアーネンエルベに興味があるなら良いんだろうけどね
あと英語版が出ておらずドイツ語版のみみたいだからこれを翻訳する挑戦的な部分も評価したい
俺は今のところ買わないけど… >>664
>>665
お二方ともありがとうございます。価格と版元で大いに迷いましたが
内容のガチ度は高めといったところですね
通販サイトで割引キャンペーンきたら検討します そういう版元がナチスとオカルトの関係本を探してたらなんかガチのものを見つけてしまった感じだね
総力戦の一断面としては興味深いのかもしれないけど
つかなんだでほうじ茶なんか売ってるんだ
あと神代文字グッズは社員が百均いって材料買って自分たちでつくってそう アーネンエルベは翻訳企画が流れて流浪してる内にヒカルランドが引き取ったらしい。 ナチはゾンビ兵士研究やオカルト、宇宙兵器なんかと相性がいいんだな。 モンスターバタリオンというナチの特殊部隊が
陸自の超常遊撃部隊と死闘を繰り広げる
なんて作品が昭和の時代にありましたな 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦 小川寛大 著
初版刊行日2020/12/22
判型四六判
ページ数224ページ
定価本体1800円(税別)
ISBNコードISBN978-4-12-005370-2
南北戦争(1861~65年)は、アメリカ史上、もっとも重要な戦争である。黒人奴隷の問題に端を発した争いは、アメリカ全土を二つに裂き、各地で激しい戦闘が繰り広げられ、その後の歴史にも巨大な影響を及ぼした。
本書は、日本ではあまり知られていない南北戦争の実態を描き出す試みである。戦いの軌跡や、リンカーンやリー、グラントなどキーマンたちの動きなどを記す。そこからは超大国の源流も垣間見えるだろう。
https://www.chuko.co.jp/tanko/2020/12/005370.html クレフェルトの補給戦、Amazonのレビューにも読みにくいって評価が目立つし
自分も過去に読んだ記憶では読みにくくて、あまり内容が頭に残らなかったんですが
クレフェルトの補給戦以外で補給や兵站について書かれた良書ないですか? 「山、動く」ってやつは? 持ってるけどまだ読んでないやw >>673
ボイロ動画に抵抗がなければ、補給戦を読んだ人の解説動画があるから、
それを見てからクレフェルトの補給戦を読み返せば、ナポレオンのロシア遠征の分析あたりまでは理解が深まるかも。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35588488
その後の、鉄道での補給のボトルネック(現地で荷降ろしできず食料が腐る)とか、
トブルク落としても港湾の能力が貧弱で補給に寄与しないとか、やはり補給戦は面白い。 前者はともかく後者はちょっとお勧めしかねるな
参考文献:wikipedia に金が出せるなら止めないけど むしろ「補給線」再読したほうがいいかもね
以前?だった本に再挑戦するとけっこうイケたりするし >>672
南北戦争ものって在庫売り切ったら即絶版でものによりプレ値つきがちなんだよな
需要はなくはないけど広がりにかけるので元々大した数を刷らないせいなのか 「アメリカ南部連合史」書いそびれたのは今でも夢に出る >>673
『太平洋戦争期の物資動員計画』
(著)山崎 志郎 (出)日本経済評論社 (¥)24,200-(税込)
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2433 >>682
おお、面白そうだな。
なんだかんだいっても、けっこう計画は立てていたわけだし。
「総力戦をいちばん理解していたのは東條」ともいわれていた…。 >>674
あれは実務者の手柄話で別に補給兵站の研究書や解説書ではないぞ >>675
>(著)福山 隆
孫と虫取りに興じるお爺ちゃんの本があったけど
同姓同名の別人かと思ったらご本人だったw >>685
下の方の本の紹介は「…補給を軽視したという通説を覆す」と勇ましいな。
でも、どんなに計画していたとしても、それが裏づけのない机上の計算結果なら、それは「軽視」というと思うが。
仮に数字だけ満ち足りていて、現実には有機的に機能していないのでは話にならない。
かつてのソ連で「頑張って農作物を大増産したが、それの保管・輸送が整備不十分で、作物を腐らせ市場には出回らなかった、ということと同じ。
…と、ケチをつけても仕方ないので、まずはその書を読むとするわ。ほんとに目からウロコとなるやも知れんしな。 ビスマルク海海戦(ダンピールの悲劇)とゲーム理論についてのブログ記事を読んでゲーム理論に興味を持ったんですが
戦史や軍事ネタを挙げてわかりやすくゲーム理論について解説している本、
あるいは軍事ネタは使ってないけど軍事書籍を読んだりウォーゲームを含むボードゲームを作ったりするうえで参考になるような
ゲーム理論本あれば教えてください >>673
"いくさ"にはカネが掛かる。カネも兵站の範疇って事で・・・
『日露戦争、資金調達の戦い』
―高橋是清と欧米バンカーたち―
(著)板谷 敏彦 (出)新潮社 (叢)新潮選書 (¥)1,870-(税込)
https://www.shinchosha.co.jp/book/603699/
『朝鮮銀行』
―ある円通貨圏の興亡―
(著)多田井 喜生 (出)筑摩書房 (叢)ちくま学芸文庫 タ-50-1 (¥)1,320-(税込)
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480510037/ >>673
結構読みやすかったと思うんだが
あの文字数で解説される内容を他の類書で代えられるか?と言えば、逆に何冊か読まないといけなさそうな 補給戦は読みやすいが戦役が代表的なものばかりとはいえ色々な時代を網羅してるので
第二次世界大戦だけちょっと詳しいみたいな人が読んでも全然わからん
登場する戦争の概要を知らないととっつきにくいというのはあるだろうね
個人的には1冊で色んな戦争が色濃く楽しめるので気軽に鞄に入れて持って行って
出先で第一次世界大戦の気分とか第二次世界大戦の気分とかナポレオン戦争の気分とかになったのに合わせて読み返せるのが楽しいという本だな
つまり幕の内弁当みたいな本 『独ソ戦の全て』
―激戦の再現CGと戦略地図で蘇る!―
(著&監)山崎 雅弘 (出)宝島社 (版)2020/12/09 (¥)1,320-(税込)
https://tkj.jp/book/?cd=TD011961&path=&s1=
『[新版]独ソ戦史』https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18653
↑が難解と思われる諸兄に御薦めの1冊! >>682
の本が気になり地元の国立大図書館においてあるのを検索で発見したが(さすがに交通費のが安上がりだし)
どうしてもこの疫病蔓延下で部外者利用は制限どころか廃止状態
やはり皆の衆は図書館入りしてると分かっててもこういうときはさっさと買うのかね? 自分の興味ある本なら買うかな
ただこの値段くらいの本は買ったことないけど >>652
2万円てのがなあ。一般販売する気ないよな。
研究者向けに書いたようなもんだわ。
著者は大学教授だから、大学に相当部数を買い取ってもらうこと前提かね?
大学によったら、所属教授の著作を買い取るという制度があるするから。 多分だけど、それぐらいが適切な値段と本気で思ってるんじゃ無いの?
大学生に買わせる教科書という名の専門誌なんかどんなに薄くても最低で5000円はしたし、大学教授が全力で書いたモノが学生用教科書4冊分と考えるとそんなに高く無い(ように見えるだけで高い) 手元にすぐ参照できる本でいっちゃん高いのが約600Pで1万+税なので
1000Pならこの値段はおおむねそんなもんじゃないかな
もっとも価額でくらべるようなもんじゃなく企画の段階で「一般販売」の類いではないだろうそりゃ 俺の記憶違いかもしれんが、スイスが第二次世界大戦中に領空侵犯してきたドイツ軍機を「数百」機撃墜してたって本当?
そういうスイス軍の武勇伝集めた本ある? そんなことしたらゲーリングがブチ切れて、なんであれ爆撃するだろ?
数百回スクランブルで領空外に出るようにさせたとか? Wikipediaだが、第二次大戦スイス上空におけるincident
https://en.wikipedia.org/wiki/Aerial_incidents_in_Switzerland_in_World_War_II
1940年の独仏戦中に独軍機11機撃墜、両軍による領空侵犯で空襲警報7000回、
対独爆撃で帰還不能で、中立国スイスに不時着しての抑留を選んだ米空軍兵1700人、
43年からは連合国による領空侵犯に対し迎撃開始、スイス軍戦闘機による撃墜6,対空砲により4、連合軍航空兵死亡36、
連合軍によるスイス領誤爆70回、スイス側死者84 …だそうだ。交戦『両国』に対して厳しい態度を見せねばならんので中立国も大変なのよ。
短くまとまった本としてはやはり、飯山幸伸「中立国の戦い―スイス、スウェーデン、スペインの苦難の道標」かな。
同著者には「弱小国の戦い―欧州の自由を求める被占領国の戦争」もある。 大戦中にスイスに強制着陸&抑留されたドイツ空軍機も数十機単位だったと聞く あちゃー俺の記憶違い、もしくは誰かが盛った話を読んで信じこんじゃったかあ
「数十機」抑留なら驚愕しないと思うから、たぶん後者だな
でも、数百機も撃墜したら戦争だわな 第一次世界大戦のオランダは航法の未発達と戦略的に重要な位置であったせいでスイスどころじゃない巻き込まれ具合
その影響で第2次世界大戦の電撃戦時でも高射砲兵だけは主要参戦国に比肩する軍備であり
ドイツの降下猟兵と輸送機に大打撃を与えた 一応は中立という立場だし誤って領空に入ってきた機体はどこのだろうと追い払ったりはしてるスイスだけど、
周囲ぐるっと枢軸国に囲まれちゃってる状況で文字どおりの完全中立維持は無理があって、実際には結構ドイツと取引して大戦を乗り超えてる
そういう状況で数百機も撃墜するほどやる気出してたら形式上の抗議では済まないおこされかねん
中立国スイスとナチズム、って本で当時のスイスについてまとめられてていいぞ ドーバーで航法ミスしてイギリスに着陸するのがルフトヴァッフェクォリティだからしゃーないやで http://www.fujishuppan.co.jp/books/kaigunseikatsunoomoide/
http://www.fujishuppan.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/12/15SensouHokan51.pdf カタログ
『海軍兵学校入校五十周年記念号 海軍生活の思い出』が不二出版から12月発売されるらしい。
電話で聞いてみたら25日発売予定のこと。予約受付中で部数も少ないみたいだから予約した。
海兵の37期文集としては、最古らしい、
海兵53期 井上成美、、小沢治三郎等・・・
19,000円+税 B5判 ドイツ空軍全機発進せよ
っていう戦記小説が大好きでボロボロになっても
再販が無いので持ってますが
この本みたいに、ドイツ軍の戦記小説で読んどけって言うのがあれば、紹介してください。 ジョン・キレンのは通史でしょ。小説ってよりもノンフィクションじゃないの? いまだと古本になるだろうけど
学研M文庫「ヒットラーと鉄十字の鷲―WW2ドイツ空軍戦記」サミュエル・ミッチャム
とかああいうの?
あとはオスプレイ軍用機シリーズからお好きなのとか ドイツ空軍の小説と言えば、あれだろ
鷲は舞い降りた
これしかあるまいw 「鷲は舞い降りた」は、原作より映画の方が良かったと思う。 補給戦は三十年戦争からの補給の方法の変遷を追うのが良いのよ。 太平洋戦争あたりで
連合艦隊か軍令部だったかに陸軍将校が配属された制度や実例をまとめた本か論文があったら教えて下さい >>718
「補給戦」を読んだ後は「鉄道と戦争の世界史」(クリスティアン・ウォルマー)がオススメ。
兵站面だけでなく、もうちょい大きく「戦争の中で鉄道がどう位置づけられていったか」を、ボーア戦争や普仏戦争から、第一次・二次大戦を経て朝鮮戦争にまで触れている。
「ドイツは鉄道を戦略的にうまく使った」と思っていたが…。とか、目からウロコ的な話もあって面白かった。 >>721
まあ、読みにくいのは確か。
大きな誤訳がなければいいんじゃないかな。読みにくさは訳本の宿命みたいなもんだし。 「ナチス狂気の内幕 シュペールの回想録」アルバート・シュペール
「第三帝国の神殿にて ナチス軍需相の証言」アルベルト シュペーア
て、改題された中身同じものだけど、今年少し訳文を訂正して
「ナチス軍需相の証言 シュぺーア回想録」中公文庫で出てるんだな。今日ブックオフで知ったぞ 今回は下巻についてる解題が読みどころ。最近の研究成果に照らして、著者の自己弁護がもうボッコボコに叩きのめされてる。 大木訳のハルダーの日記は来年こそは出版されるのかね?
ずっと待ってるんだが 日本を大敗させた最大のバカは
やはり山本五十六であった。
このバカの暴走が日本を大敗させたことは
もはや常識ですw
しかし戦後の日本は、とにかくこの事実を隠蔽したいがために
私利私欲の塊のようなインチキ作家やアホの評論家を総動員し
国家ぐるみでその扇動をやってきた
キチガイの左翼とここのアホ軍オタは、陸軍悪玉論を
(その象徴が、インチキ作家による牟田口叩き)
最近のバカ右翼はアメリカ悪玉論を
いずれのバカの主張で、バカすぎて話にならん
やはり問題は山本五十六
こいつの化けの皮を剥いで全国民にさらすほか道は無い(笑) 国賊山本五十六の大罪
@岡田とともに日本を海軍軍縮条約から脱退させた中心人物
A大山事件を図り日中交渉を妨害
年無差別爆撃を強行して日中戦争を計画的に勃発、泥沼化させた。
B海軍の都市無差別爆撃が原因で、日本は世界を敵に回す結果を招く
Bアメリカを仮想敵国に見立てて予算を要求し、対米兵力を拡大させ
アメリカから経済制裁を受ける原因を作った。
C真珠湾をだまし討ちで攻撃するため、野村大使と結託し
偽りの外交を裏で指示した。
D太平洋戦線では捕虜をすべて殺害するよう厳命
E愚かな消耗作戦をくり返し、日本軍に壊滅的な被害を与えた張本人 日中戦争は山本五十六ら海軍が謀略によって引き起こした戦争である
https://www.bookbang.jp/review/article/30202
日本海軍の知られざる実像
[レビュアー] 山村杳樹(ライター)
一九三七(昭和十二)年八月九日、上海海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉が虹橋飛行場に車で突入、運転手共々、中国の保安隊によって射殺された。
この「大山事件」に乗じて海軍軍令部は十一日、宣戦布告に等しい要求を中国側につきつけ、十四日には大規模な渡洋爆撃を開始した。
近衛文麿内閣は「暴支膺懲」声明を発表し、支那事変に対する方針を不拡大から拡大へと一変。
当時の山本五十六海軍次官は、連日の渡洋爆撃を対米戦に向けての準備期間と捉え、海軍航空隊の充実、錬成に莫大な臨時軍事費を注ぎ込んだ。
本書はこの「大山事件」が現地海軍が仕組んだ謀略だったことを種々の資料や証言から論証し、事件を機に動き始めた日本海軍の「自滅のシナリオ」
の展開を跡づける。
更には、戦後、軍令部の参謀たちが偽証の口裏合わせをし東京裁判に臨み、「海軍は、陸軍に引きずられて太平洋戦争に突入した」という
「海軍善玉論」を意図的に創作、流布、宣伝したことに言及する。
著者は、日本海軍全体が「国の命運や国家利益さらには国防よりも組織的利益を優先させた強いセクショナリズム集団」であり
、膨大な戦時予算を獲得するために海軍の縄張りであった華中、華南で謀略を仕掛け、「自滅のシナリオ」を発動させたと結論づける。
実際、海軍は皇族で対米英強硬論者の伏見宮博恭を九年間(一九三二〜四一)にわたり軍令部長(在任中に軍令部総長に名称変更)に据え
、皇族の威光に隠れ横車を押す「知能犯」でもあった。
驚いたのは、昭和初期の海軍にあって、日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥が隠然たる影響力を持っていたという事実。
東郷元帥は対米英戦に懸念を示した当時(昭和七年)の谷口尚真軍令部長を「こっぴどく面罵」し軍令部長交代を実現させたという。
一次資料、公刊資料、証言などを精力的に博捜した本書には、日本海軍が辿った歴史を検証し、流布されている“海軍神話”を解体せんとする情熱が溢れている >>672
南北戦争-アメリカを二つに裂いた内戦 小川 寛大
南北戦争について予備知識を持っていない人を想定した概説書。200ページほどなので、その気になれば一日で読める。
なぜ北と南が対立するようになったのか、北と南はそれぞれどのような戦略を持っていたか、戦争の推移…などをコンパクトに書いている。個々の戦闘についてのマニアックな説明はない。
「まずは南北戦争の全体像を知りたい」という人には勧められる。 ナポレオンが軍事において何がどう天才的だったのかよくわかる日本語書籍ありますか?
デイヴィッド・ジェフリー チャンドラーの「ナポレオン戦争」があるのは知っているけど、あれは長すぎるっす。 軍事理論の教科書
ヤン・オングストローム 著
J.J. ワイデン 著
北川 敬三 監訳
株式会社 勁草書房
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b553850.html
1月に出る新刊ですが、期待できそうですね >>734
ナポレオンの軍隊−近代戦術の視点からさぐるその精強さの秘密−
木元寛明
光人社NF文庫
多分日本語書籍では一番新しいナポレオン軍の解説書
軍の編成と運用は一通り載っていますが難点は副題に・・・
基本的に現代戦の理解を深める為の戦史教養として書かれている様に感じます
松村劭氏の一連の古戦史著作程では無いですが
それを含めてもこの題材の書籍が1000円以下の文庫で買えるの凄いなと
てか潮書房光人新社どうした?
もう少し詳しくとなると洋書になりますが最初の1冊としては
Napoleon's Army
H. C. B. Rogers
がお薦め
軍の指揮や兵科を章分けで解説し最後に1806ー07年戦役でのダヴー第3軍団戦史を運用例として納めています
初版は1970年代の書籍の為、後発の詳細な書籍も発刊されていてる中でも通用する一冊
現在はペーパーバックとKindleが発売されていますがKindleならやはり1000円を切っています 岩波の独ソ戦借りてきた 休み中に読もう
あとはコンテナ物語が読みたいが貸し出し中が続いてるから買っちゃうわ ものすごく古いけど伊藤正之助の「世界戦争史」(西洋近代編の何巻かだと思うが巻数は忘れた)
戦前の著書なので歴史研究の意味合いとしてはどうかと思うが、軍事的にナポレオンが凄いというなら
簡単に読める1980年頃に復刻が出てるから軍事系古書店にあると思う。
以前読んで思ったのがナポレオンをもてはやすのは良いけど、プロシア軍参謀本部の社ルンホルスト、グナイゼナウの
評価が結構低めで意外だった。著者が日本陸軍軍人だからプロシア軍には高評価だと思ったのだが。 世界戦争史だと7巻の西洋近世篇1だけどこれだけ買うのは今は不可能だと思う 年末年始読書用に買う予定なのは「朝鮮戦争を戦った日本人」。 >>740
739だがありがとう。復刻版すら入手は無理か、困難とは思っていたが。
文華堂レベルでもダメかな(ぼったくられるけど) 742だが、
これだけ買うというのはバラで買えないということか、書き込んでから気づいた。
まあいずれにしても無理に買う本ではないけど。 「世界戦争史」の端本は見掛けるけど西洋近世篇(7)は人気が有るのか見掛け無いですね
再販前の「戦争史」の何冊かは国会図書館デジタルコレクションに収録されていますが残念ながら該当巻は未収録です
代わり?に同著者の「名将奈破崙の戦略と外交」なら収録されていますよ
西洋近世篇のナポレオン戦争のダイジェスト版みたいな構成で簡単ながら地図も豊富です
やはり同著者の「ナポレオン戦史」も収録されていますが更に端折っていて地図さえ無いので読むなら前者が良いかと 世界戦争史の西洋篇欲しけりゃ55000円くらい払って全巻セットだが
これはほんとに古代戦史も中世戦史も近世戦史も近代戦史も興味ある人以外オススメしない買い方
俺は満足だったが >>738
コンテナ物語、増補版が出たんで間違えるなよ 今年も通販から実店舗までいろいろ駆使して本を買いまくったが
ねんがんの○○をてにいれたぞ!って話はできても"読んだ"感想は
語れないというお察しな一年でございました…… >>747
今年そこまで忙しかった人って、医療関係? ご苦労様。
たいていの人は暇してるだろ? プラモとかめちゃ売れてるらしいよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています