尼の「用兵思想史入門」のレビューですね。

>> この書の表題は旧陸軍が用いた戦略・戦術の運用を用兵としたこと

表題は師匠筋である片岡氏や葛原氏が用兵思想史ゼミを開催していたからだと思われますし
(片岡氏の師匠筋は前原氏)

>> 防衛庁の研究機関で研究された西洋軍事史における戦略・戦術の変遷史の資料に酷似

その西洋軍事史は海外文献を参考にしてるのだがら、同様資料にあたれば内容も似てくるでしょうし、
そのそも歴史を辿るのだから似なかったら、歴史からずれてる事になるし。
師匠筋から考えて、言語表現なども自衛隊的な言い回しや文言も増えるでしょうから、似てきて当然かと。
(たしか田村氏は部外講師もやったことがあると聞いたこともある)

防衛研究所だか幹校の論文にも、田村氏の著作を参考資料に上げてるのもあるし
そもそも、このように相互に参考しつつ議論が進むのが学問。

このレビューはまとはずれも良いとこ。