KF-X、インドネシアの資金調達問題が再燃
https://www.flightglobal.com/defence/indonesian-funding-issue-re-emerges-for-kf-x/140069.article

韓国航空宇宙産業 (KAI) のKF-X/IF-X戦闘機事業へのジャカルタの関与をめぐって、再び資金調達問題が浮上している。
韓国の聯合ニュースが情報筋の話として伝えたところによると、インドネシアは双発戦闘機関連の支払いで再び遅れを
とっているという。

ジャカルタは、8月末にこの金額を支払わなかったことから、明らかに5000億ウォン(4億2100万ドル)の延滞を抱えている。

K-FX/I-FXの当初の契約では、ジャカルタはこのプログラムのW8兆5000億ユーロ (約1兆7000億円) の20%を出資する
ことになっている。伝えられるところによると、同社は2270億ウォンしか支払っていない。

インドネシアの資金調達はKF-Xプログラムの永遠の課題である。2018年に、ジャカルタはプログラムに関連した費用を
再交渉する努力を始めた。

ジャカルタは表向きはこのプロジェクトのパートナーだが、2019年にソウルで開催されたADEX防衛ショーで発表された
KF-Xの実物大モックアップは、IF-Xやインドネシアのブランド名を欠いていた。

2019年から着実に成果を上げており、KF-Xの試作機1号機の最終組立作業がこのほど、KAIの泗川工場で開始されました。

6つの試作品が計画されており、そのうち1つはインドネシアに送られる予定だ。2019年末現在、韓国が120件、
インドネシアが48件計画されている。

インドネシアの戦闘機買収の見通しは依然として不透明だ。近年、ジャカルタはロッキード・マーチンF-16 V戦闘機を2機
発注し、スホイ35を11機購入するという長年の希望をまとめた。

Su-35協定は、どうやら米国の対米制裁法 (Countering America's Adversaries Through Sanctions Act) に基づく制裁の
脅威に支えられているようだ。

7月には、インドネシアがオーストリアに15機の中古ユーロファイターの入手について打診していたことが明らかになった。