「敵国領空内に侵入して、戦闘機のAAMで敵弾道ミサイル発射直後のブーストフェイズで撃破」と言う戦術は、
例え米軍でも広大な国土と深い縦深と高度な防空能力と第5世代戦闘機を有する中ロ相手には実施困難です。

しかし北朝鮮の場合は、中ロと比べると策源地の韓国からの距離が極めて近い上に、格段に狭い国土では
縦深もひどく浅く、万年金欠の北朝鮮軍にはステルス機を探知する新型レーダーや迎撃可能な地対空ミサイルも
新型戦闘機も導入はほぼ不可能です。

そして有事の際にはステルス戦闘機を北朝鮮の東西両岸に配置しておけば、東西どちら側でもミサイルが
発射された場合のリアクションタイムをより短縮できます。

無論こういう任務は非ステルス機の前期型KFXには全く不向きですが。