>>37
あと、仮に毎日10機を出撃させるとして、出撃するたびに未帰還だの要修理だの要整備だので、次の日飛べない飛行機がかならず出ます。
予備機でその穴埋めをして、次の日も10機飛ばして、また翌日飛べない飛行機が出て、前日からの整備が修理や整備機が終わってないだの足りないだのってなれば、
さらに予備の予備が出ます。

そんな感じで「毎日のように決まった数の飛行機を飛ばせたのが連合軍」であり、できなくてジリ貧になったのが枢軸軍というわけです。
よくある逸話で、
「最初は10機の零戦で10機のグラマンを相手に全機撃墜したが、零戦も1機撃墜された」
「翌日、残りの9機の零戦で出撃したらグラマンはまだ10機出てきて、勝ったけどまた零戦が1機撃墜された」
「10日目の出撃ではたった1機の零戦が、10機のグラマンに追い回されていた」
というわけで、一度に出撃する数より、継続して出撃できる数の方が重要なんです。