>>420

ブーイモ君の為に神田國一氏『F-2戦闘機開発』に書かれてた事の一部を書いてあげるよ
頁にすると104〜106Pに該当する

開発作業は大きくわけると「基本設計」「細部設計」「試作」「社内試験」と防衛省納入後の「技術実用試験」に分かれるそうだ
その最初の基本設計は「基本構想」と「準拠スペックの作成」とがあるそうだ

その「基本構想」は機体の形状、構造、装備システムの構想を説明した文章や
三面図とその根拠になる計算書を作る仕事、空力特性や強度データを整備する試験などを計画して実施
F-2の場合はGD社の改造提案の諸元を参考に主翼面積、主翼平面形状、尾翼面積、胴体長などを設定し
第一次三面図を作成するそうだ

ようは開発に入るとゼロから構想を練り直すなんて事はないんだよ
採用した開発案を実際の戦闘機にしていく為の一連の作業がなされていくということ
実際に戦闘機開発の責任者だった人が書いた本だから相当に信憑性が高いでしょ
詳しいことは頑張って本を読んだ方がいいね