【最強】紫電/紫電改 19【戦闘機】
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!extend:checked:vvvvvv:1000:512 紫電と紫電改を考察するスレッドです。 前スレ https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1583599299/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:: EXT was configured VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:: EXT was configured 少々振り回され気味だったのは目を瞑る事が出来る…と思うし速度600はまぁ妥協ラインではあるだろうし 結局のところ振動問題さえ無ければ間違いなく雷電は救われていただろう >>461 完全版栄3xにした時の零戦53丙の速度性能は52型に毛が生えた程度、 その程度の出力向上なら加速度と上昇力の向上ぶん戦闘力は上がると考えるのが自然。 ハ44を積んだ設定でも考えてるのか知らんが。 >>463 根拠は? Fw190A5は火星2xよりも強いBMW801を使って 雷電より遥かに小さな機体で、日本のテスト条件では600km/hが精々だよ >>464 と言うか前兆なしの急な失速がね あの半層流翼を止めとけば もうちょっとは対戦闘機戦で使えたんじゃないかな 翼面荷重はあれで五式戦並なんだし >>466 横空の評価が「敵機との空戦は成る可く避けるのが至当である」とボロクソ言ってるあたりもそれなんだろうけど、却ってパワーダイブ重視の戦闘に合わせていこうという発想が日本軍に全くないのがね… 渡辺洋二「局地戦闘機 雷電」では、赤松中尉が優位からF6Fに一撃浴びせて白煙吹かせた後、別の機体が背後に回ってきたので急上昇で逃げた まともに格闘戦に付き合う必要はないと弁えた上で望めば良かっただけな話なんだよなぁ…海軍 >>467 立ち読みしただけで買わなかったんで、本の名前は忘れちゃったんだけど 「1945年春頃から、雷電も対戦闘機戦で使える事が分かったため 以降の雷電隊は対戦闘機戦でも出撃するようになった」 って一節は読んだことがある。 まぁ真偽は不明なれど 事実として8月15日の厚木の雷電はF6F相手に迎撃に出てるから 大戦末期は少しは扱いが変わってたと思いたいね 日本陸海軍のパイロット達は、格闘戦偏重だったから 二式単戦や雷電を、いきなり上から押し付けられた感があったのかな 戦法や思想を切り替える時間的猶予も…だし 敵側からはすごい高い評価なのが皮肉 零戦ほど後世の人からの評価が別れる日本の戦闘機はないって言うけど 実際のところ雷電の方が遥かにその傾向が強い気がするな あの独特なデザインからか根強いファンが居るし >>465 先を絞った紡錘形胴体ではなく、頭でっかちから尾部に向けて自然に絞った形状って話だろ サイズの近いハ109(1500hp)を搭載した鍾馗が615km/h、火星二三型甲(1820hp)を搭載した雷電二一型が596.3km/h ならキ44みたいにしたら雷電は何キロ出るのか計算してみて? 単に出る気がするって想像でしかない 風洞実験設備もないのにどう計算せよと? 不可能なことを証明せよ、というのも悪魔の証明の一つであり、論争で言い出した方の負け >>471 まず戦闘機の速度を大雑把に考えるときには翼面馬力が一番便利(誤差は大きいが) 翼面積を二単15m2、雷電20m2と仮定し 高度別で考えるのは面倒くさいので離昇で考えると 二単の翼面馬力は100、雷電の翼面馬力は96になるので そのケースで二単が速いのは当たり前と言うか、 寧ろ火星23甲の性能の額面割れとペラ剛性で割りを食ってる雷電が 意外と善戦してる。 雷電の形状が速度面で然程マイナスになっていなかったのは確かだろうね すげえザルなんだけど、それで「計算」になってるのか? >>475 エンジンの馬力とカタログ速度だけで比較するよりかは計算になってるよ。 だいたいカタログ同士の比較ならキ44TはJ2M1より30km/h近く優速だけど、 実際どちらの方が速かったかは知ってるだろ? 鹵獲機を調査したTAIC(米海軍航空情報部)の評価でも、鍾馗のほうが迎撃機として上だった そしてやっぱりコクピットの広さだけはアメリカ人に評価される雷電 際どい逃げ方をするなぁ・・・ まぁネタバレすると、二単はその出力と機体規模の割りには「遅い」機体なのよ。 かつての軍板では、ちょっと絞り過ぎなんではないかと言われてたな。 一式陸攻は太い葉巻型胴体だが、その表面積の大きさが空気との摩擦抵抗を増すとして、後に銀河を設計した人は細身の胴体で作ったという話を、昔のモデルグラフィックス誌で読んだ記憶が ジーピーレーサーやI-16も胴体が太い代わりに、極力全長を短く表面積を小さくし、 軽量化と胴体表面の空気抵抗を減らそうという発想 >>473 つまり、「計算不可能だけど自分の想像では雷電は速くなる」と言ってるの? ただの妄想で論争にすらなってないんだけど負けってなんだろ? 自滅かな? エンジン直径が同程度で、馬力の小さい二式単座戦闘機の方が速いんだから、火星載せた二式単戦風胴体の雷電なら元より速いんじゃね?って話だろ プロペラ後流を入れない胴体の風洞実験で、あのデザインしたのが失敗だったのは常識 武装も重量も考慮しない程度の根拠なら 想像の域を出ないと言う話 雷電の空気抵抗も成功ではないが 失敗というほどでないのも常識だな 先が尖っていれば頭でっかちより空気抵抗は少ない…ただしプロペラがなければ あれやって何かいいことがあったけ?全体に太くなったので操縦席が広くなった他に 推力排気管の存在を忘れられてないかな スピットファイアではエンジン馬力に換算して100馬力増えたのと同じ効果とまで言われたそうだが 雷電は推力単排気管の恩恵を受けて600前後止まりだったんだろう? >>485 今も東大工学部の言問通りを渡るドーバー海峡の手前に船型水槽と並んで風洞施設はある 堀越さんが理想とする(?)最初の雷電 https://www.valka.cz/files/j2m1_prototyp.jpg 視界不良で風防が突き出る雷電 https://www.the-blueprints.com/blueprints-depot-restricted/ww2planes/ww2-mitsubishi/mitsubishi_j2m_raiden_jack-78810.jpg J2M5、M6はさらに風防が突出して雪ダルマ状態に、胴体も一部削って視界を確保 さすがにこの展開は堀越さんも不本意、予想外だったのでは・・・ 紡錘形化するとスピナーも細くてペラの根元が露出するから断面を翼形化せざるを得ない もしスピナーが太ければペラの根元は隠れるので剛性確保を優先した断面を維持できる つまり振動問題は回避できたかもしれない 強制冷却ファンは馬力を喰うし延長軸もタダじゃない しかしそれでも雷電独特の曲線美は見る者を魅了する >>482 翼面積は結構効くぞー 翼面馬力でグラフ作ったら、おおむねリニアな関係になるから その中で比べると雷電は「速くはないがそう悪くもない」で鍾馗は「回帰直線よりはっきり下」になる つまり鍾馗は翼面積を削って高速に振ったが、それならもうちょっと速度出ても良かったの >>489 いやナメクジだろ 俺は見た目には目を瞑って純粋にコイツを推してる派 鍾馗一型は最適吸気管を装備して606km/h、穴とか塞いで継ぎ目とかもパテで埋めたりして626km/hだから まぁ表面仕上げとか穴塞ぐとかは置いといて、試験時の吸気管を疑った方がいい 陸軍のカタログスペックは更新がザルなんで四式戦もハ45特だったり集合排気管のまんまの値だったり 隼二型も長いこと515km/hだったりするからな 雷電11の場合、試験飛行の最初は紫電11のペラを装着して 振動もなく飛行できたわけで、そのまま生産すればよかったのに 雷電と鍾馗のどちらが優れているかではなく、そもそも紡錘形胴体に良いとこ無いから鍾馗風胴体にした方が速いだろ、って話だったのでは? 擁護派は誰も紡錘形胴体の利点について語ってくれないし 雷電の試作風防かっこいい あのまま 長い4枚ペラで生産して欲しい 湾曲ガラスの歪みは平面で解決 >>494 ベストは疾風や零戦の様になだらかに絞る 鍾馗は絞りがキツすぎ 碇センセの疾風本にも小山技師長が若手技術者にこの点改めろとしつこく迫られて遂に折れた話が書いてある つまり、何にせよ紡錘形胴体にするよりは速いってことだね フォッケウルフ Fw190を輸入してたのに、そのあたりは参考にできなかったのかな? 五式戦の時に排気管周りを参考にしているが、1943年初めの輸入なんで、 それから雷電の機体形状をどうにかできる段階じゃないし >>494 機体が太くなると言うことは、そのぶん補機類を詰め込める事を意味する モノにはならなかったけど排気タービン雷電なんてまさにそれ 二単なら積むの最初から無理だ 雷電よりずっと細い五式戦には積めてるので意味ないですな アメリカがXP-39でやってたように、外にはみ出す形でつけれられるでしょ 制式採用前の1941年にはすでに実戦に投入されてる二式単戦だから、多少はね? 雷電とは好対照な部分が多い 紡錘形胴体の利点 風洞テストの成績優秀 将来、大直径大馬力エンジンへの換装容易 細胴より脚柱を短くできる 撃墜マークをイッパイ描ける >>503 過熱で実用化出来なかったじゃないですか・・・ どこの世界のXP-39の話?冷却力不足で撤去されたなんて資料は読んだことないんだが NACA(後のNASA)が、高空性能はいらないから抗力を減らしより速度を上げるため、 排気タービンは撤去して冷却器を内臓しろと指示して、二号機以降はああなったんだが? 更に五式戦II型は、当時一番実用化が期待できた排気タービン搭載機だったし 確かにXP-39の排気タービン小さいね 液冷なら小さくて済むんかなぁ・・・? まぁいずれにせよ、雷電の積んだインタークーラー付き排気タービンは 二単には積めないから同じことだけど。 >>508 NACA wrote, "it is imperative to enclose the supercharger within the airplane with an efficient duct system for cooling the rotor and discharging the cooling air and exhaust gases. "In the very tightly planned XP-39, though, there was no internal space left over for the turbo. https://en.m.wikipedia.org/wiki/Bell_P-39_Airacobra うん、念のために英語Wikiはチェックしたけど、XP-39が冷却力不足なんて記述ではないよね? 何が言いたいの? >>511 XP-39の内部構造は、高空性能を充当するために NACAが必要と判断したダクトシステムを引く隙間がなかった つまり、XP-39の容積はインタークーラー付き 排気タービンを積むには過小なんでしょ 排気タービン積んだ雷電は500kgも増えていて 低空死ぬなコレと思った それよりも、あのナリならハ214詰めて2400馬力でぶっ飛んでいく雷電が見れたと思うと胸熱 >>494 ペラ直後が細いから押し返しによる抵抗は減るぞい ただ、紡錘形にこだわって表面積や断面積増やしちゃうとそっちで抵抗増えるし、 ペラ後方の気流に対してはどのみち狙ったような意味がないけど がしかし、「紡錘形だから、雷電は遅いのだあ!」って言っちゃうと 「いやそこまで悪いんでもないよ?」となる (それこそ零戦なんかと比べてもね) あと雷電は高度上げると馬力でないんで、それも速度上がらない理由かと >>512 だから一号機では機体からはみ出させて搭載して飛行、高性能を発揮したのに、 それをNACAがタービン取っ払ってクーラー引っ込めろ、って指示した話でしょ 「過熱で実用化ができなかった」なんて話はどこにも書かれていませんが? あんまり無茶振りすると、烈風みたいにコケまくって終了、になるしな… あと雷電の太胴は燃料タンクを積もうとすれば便利だと思うんだけど あまり積まれた形跡ないのが気になる 局地戦闘機だし、零戦すらウリだった航続距離を減らしてでも重武装路線を突っ走ってる時期だから 燃料を多く積む動機がないんじゃ >>518 積むにしてもエンジンとコクピットの間か、座席下になるから 胴体後半はスペースがあっても重心が後退して危険、被弾もしやすい >>520 あれだけ太いんだから コックピットをぐるりと囲い込むようにry さっき1/48のプラモデルで比べてみたら、雷電のコクピット床の幅がP-47よりも大きくて草 敵機とシルエットが似てるので、味方の誤射の的 けっこうあるね やっぱり、同じ時代に性能を追及したら、似たような形に収斂していくんだろうか >>518 鍾馗はもともと求められてないから航続力がないし、機体が小さいから燃料タンクを増設するわけにもいかないね >>494 擁護というより、昔から雷電否定派が「鍾馗みたいに絞ればもっと性能が上がった」という主張の根拠がどれだけ確かか知りたいだけでね 結局、根拠に足るようなものが出てこなかったが 先尾翼とか前進翼といったレベルなら違うと言えるが、通常のテーパー翼でエンジンは機首に、 尾翼は後方に三枚、というレベルですでに収斂と見るべきでそれ以下の違いは収斂というには 細かすぎる。典型的な収斂進化とされる魚竜とイルカだって尾びれの形状は違うしその程度の 差異は意図的に真似しない限りどうしても出てくるよ 結局、雷電のデザインにはコクピットが広くて快適な以外のメリットはなかった、でいいのかな >>526 筈だ、〜に違いない、〜つまりは紡錘形より早いということだね(何処に対してかは敢えてアンカ付けない) などゴリ押しであった後はのらりくらりとかわされている感じだね >>528 あとは拡張性の高さかね 二単は元々小さいから進化の袋小路状態 まあ迎撃機的に考えれば間違っちゃいないんだが<鍾馗 もっとも海軍の「局戦」と違って重戦はインターセプターじゃないけどね >>530 全体の大きさではなく、延長軸が必要なほど先を絞って、コクピット辺りが一番太くなるデザインに利点があるのか?って話です あと鍾馗自体との比較も関係ない、鍾馗やFw190のように全く先端を絞らない形状との比較で なんでトーンダウンしたし 紡錘形やめればもっと速くなったまでの勢いで言ってたのは(人違いならそれも含め)何処へ消えたのか >>474 主翼が小さいと主翼以外の抗力の割合が大きくなるので、一般に主翼が小さいほうが抗力係数は大きくなる だから翼面馬力が4パーセントしか上まってないなら鍾馗のほうが遅くても不思議じゃない それなのに鍾馗のほうが速いのは、胴体の抗力が小さいからだと考えることも出来る 463 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 3701-Xfe6 [60.66.52.25])[sage] 投稿日:2021/02/17(水) 21:28:33.57 ID:RoEqIh4G0 [3/3] >>460 鍾馗やFw190Aみたいなデザインで火星搭載なら、間違いなくもっと高速出せてる このスレだとこの人だね 何処へ逃げた? チンピラゴロツキの3500万ではまだ殺し足りなかったか? ドイツ軍ならキングタイガーで1億人殺してたか??? >>459 >メイドインジャパンが二流品・パチモノを意味した時代があったという知識がなくイキってる若者は、 興隆県が抗日戦争に勝利をおさめたことは、そうたやすいことではありませんでした。 抗日戦争の中で中国側は3500万余人、興隆県の中でこの13年の間に5万人くらいが殺されました。 全中国の死者の700分の1です。県の統計資料によると、興隆県で最後の4年間で15400人殺されました。 興隆県公安局の1954年の7つの区に対する不完全な統計によると、人圏の中の住民が疫病、 凍死などで死んだ人が11400余人いました。1941年日本軍の統計数字によると全県の人口は 16万人くらいいました。日本軍が投降後、全県の人口は10万人くらいになっていました。 6万人くらいが殺されたことになります。 興隆県における日本軍無人区政策の実態 http://www.jade.dti.ne.jp/ ~kaworu/cont/sankotou.html 格好いいかは主観だけど 地味な日本海軍機が多い中で352空の稲妻マークとか国内外で一定の人気があるね 雷電を復元する場合は アメリカの2000馬力エンジンで あの低いコクピットで 再現してもらいたい 鍾馗もアメリカの2000馬力エンジンなら 化けそうだな アメリカのエンジンはクソ重いので そのまんま乗せるならバラスト必須・・・ 零戦くらい元の出力が弱ければ良いが そもそも日本にまともな液冷があれば雷電みたいにはならなかったっていう・・・ 当時の技術者の苦悩が見て取れるのがまた面白い >>541 >日本にまともな液冷があれば P-47サンダーボルト戦闘機も空冷、F-6Fヘルキャット戦闘機も空冷だが? だから? 堀越技師の空気抵抗への執念を知らないのかな? >>543 >堀越技師の空気抵抗への執念を知らないのかな? 知らないので、教えてくれないか? 熱弁をふるっていても、「実例」を挙げなきゃ説得力無いと思うのよ。 夜間爆撃の効果は証明されてない(例えばドレスデン爆撃の効果は?)のに、ランカスターは凄いだとかw 堀越は兎も角 土井や小山はそこまて液冷に執着してなかったよね 熱田雷電は見たかったが >>544 つ堀越二郎の著作 読んだら書き込んでくれよ カウル形状の考察 気化器空気取入口をカウル内に開くのは明らかに損 https://mobile.twitter.com/uchujin17/status/1218091108074262530 紡錘形胴体もペラ後流下での層流効果を云々する以前に レイノルズ数的に雷電の胴体長さでは実現不可能 太くしたけど損じゃないという言い分も 太くした目的を外している現実を見れば虚しい https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 当時の日本の限界でもあるから… 理論から工作機械、手本になるもんまで外国(だいたいアメリカ)に頼ってたのに そのアメリカに喧嘩吹っかける、そのために勝てる戦闘機造れ、と無茶振りされてもどうにもならん 無理に無理を重ねて、いずれコケる >>550 >理論から工作機械、手本になるもんまで外国(だいたいアメリカ)に頼ってた ≪児島襄「参謀(下)」のジョゼフ・スチルウェル編より引用≫ 「“ピーナッツ”は偏屈で恩知らずの小さなガラガラヘビだ・・・・ (中国政府は) 自分たちだけのことしか考えないならず者の集団だ。指導者たちの興味は、 ただ金、権力、そして地位だけだ・・・・。手に入るものには何でも頭を下げ、 自分は戦わないように心がける・・・・。“インテリ”と金持ちは子どもを米国に送り、 農民の子どもが戦争に かりだされる。しかも注意も訓練も指示も与えられずに死んでいる。 われわれは、この腐敗した政府を支持し、その偉大なる愛国者兼戦士 “ピーナッツ”に栄光を与えるために、戦おうとしているのだ―おお神よ!! 」 ≪中略≫ 当時の米軍は、日本軍と同じく、行軍距離単位は四キロであったが、 その米式訓練をうけたはずの、いやボートナー准将自身がその訓練をした孫部隊は、 一キロ歩いては休み、次に一キロ進んではごろりと道端に寝転がる。 しかも、頭上に英軍機が飛来して補給物資を投下すると、隊列を 乱してむらがり、悲鳴をあげつつ、下着に利用するパラシュートを奪い合う。 ≪中略≫ 孫部隊は狂喜した。中国大陸で負けつづけ、日本軍といえばかなわないものと信じていたのに、 その日本軍がひきあげたのである。勝った、勝ったと小銃を空に乱射しておどりあがった。 ところが、勝ちに乗じた勢いで快進撃するものと期待していた孫部隊は、 たしかに前進は開始したものの、そのスピードは以前にもおとる低速であった。 そして、昭和十九年一月二十九日、孫部隊はついに完全停止した。 ボートナー准将の急報によってかけつけたスチルウェル参謀長は、にこやかに迎える 孫少将の顔をぼう然と眺めながら、考えこんだ・・・・なぜ、前進しないのか? ≪中略≫ スチルウェル参謀長は、孫少将にかみついた。 「明らかに命令違反である。よろしいか。貴下の第三十八師団は、 全中国軍のなかで とびぬけて優良な兵器、弾薬、糧食の補給を受けている。 足りないというのなら、 迎撃砲も、火炎放射器も、米兵だってさしあげる。 だが、命令に従うのが条件だ・・・・ もし自分の使命が達せられないようなら、辞職してワシントンに報告せざるをえない」 >>549 太くしたけど損ってレベルではないというのがキモで むしろ明白に損になってる話が出てる鍾馗の「絞り過ぎ」が悪くなることはあっても速くなる(それも意味ある差というレベルで)なんてのは眉唾なんだよね 鍾馗の胴体絞りすぎの話は碇義郎「決戦機 疾風 航空技術の戦い」を参照 そもそも日本陸海軍の対立が激しく、 「陸軍(海軍)の仕事で開発した技術や知見は相手に渡すな」 ってことで。わざわざ民間会社の中にまで介入して、バッチつくってまでお互いが接触するのを禁止した、というのが 海軍技術研究所って本にあったぞ だから似たようなことを陸海軍が別々に繰り返して、だし まぁ序中盤の日本は国力ない癖に無駄が多かった、というのは「航空戦史」(古峰文三)見れば分かる だが後半の「ダグラス生産方式」を取り入れた中島疾風は基地外じみた生産性を発揮(隼はおろか鍾馗より遥かに少ない工数で生産可能)、中島太田工場単独でピーク時には月産514機を達成した(昭和19年後半) 雷電も鍾馗の後継たる疾風の前には陳腐も否めず… 火星2xのせいで遅れに遅れた結果比較対象は残念ながら鍾馗ではなくその発展機こと疾風になってしまったのだ 海軍機の場合は、三菱の堀越チームに過剰な仕事を押し付けた結果、というのもあるからな… 仕事抱え込ませすぎ 川西側からの提案で、やっとそれ以外の会社に設計させる、という決断をしたが もし申し出がなかったらどうなっていたのやら 15試陸爆で誉が使えるんだから あと一年待って15試局戦を誉で作れば良かったのにね・・・ 堀越の軽量化術と誉の複合技を局戦で見たかった >>557 1939年に海軍の指名で始まった仕事だから、時期動かすのは無理だろう 誉なんて制式化どころか、構想が固まる前 中国戦線で、中国空軍の爆撃機によって思わぬ損害が出たため、局戦実用化は急務だったし (さらに連合軍が投入した高速航空機に対抗するため、開発遅延になる要素を取り入れられた可能性は低い) 紫電初飛行時のボドボドな誉二一型の実態は昔図書館で読んだNF文庫の紫電改のなんかの本にあったぞ その一年後一号局戦改として初飛行した時は離昇1800馬力に制限さえすれば何とか安定するようには改善されてたので 時期的にはキツいかもしれん 十五試陸爆は本来護エンジンを計画していたから早期に誉搭載が実現したんだよね 双発爆撃機はエンジン換装でも重心の移動も無く胴体もそのまま使えて、ナセルの設計変更で済むからそこら辺融通が効くので開発は容易だ 戦闘機は兎に角エンジンの特性をモロに被るので上手くいくかは場合によるというめんどくさい仕事だ 紫電初飛行時の誉は、地上ではすこぶる良好なのに空に上がると至る所壊れるという…(軸受が壊れるのは知られた話だがそれ以外のほぼ全てに何らかしらの異常があるレベルで酷い) 紫電改初飛行時とは信頼性が段違いに低い >>554 「風たちぬ」の原作になった宮崎駿のモデルグラフィックス連載でも触れられているが 戦前の日本の航空技術者は絶対数が少ないから小所帯で皆が知り合いみたいなものだったし、 海軍の96艦戦を技術者が参考にして陸軍の97戦を作ったし、97戦を参考に零戦を作っている。 陸海軍のセクショナリズムが激しくなったのは太平洋戦争が始まる頃の話でしょ 紫電の試験飛行は設計者主任の菊原静男氏の証言が残っているね 紫電は高度が1000〜2000mになるとほとんど毎回エンジン不調を起こし、 「またやったか」と思いながら戻ってきた紫電を調べると気筒かベアリングが焼きついている。 こんなことがしばらく続いた。 紫電が零戦に比べ乗りにくいわトラブルはで多くの搭乗員が嫌っていたが、 先に雷電に乗った者にはどうということはなかったそうで、ピーキーすぎるのか雷電 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる