南雲忠一中将を再評価するスレ(三)
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前スレ
[41代]南雲忠一中将を再評価するスレ(女)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1626575493/
(>>132〜 ミッドウェー情勢判断の章、>>476〜 雲上飛行再考の章、
>>743〜 シマード大佐の作戦指導考察の章)
過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo >>774
賭けに勝ったのは日本側でしょう。
米空母誘出作戦で誘出に成功したのだから。
一番困るのは、ミッドウェー島攻略後に米空母が出て来てくれなくて、
南雲機動部隊が居なくなった後に、ヒットエンドラン作戦の目標がひとつ増えるだけ
という状態 >>766の続き
解決策も見つからないまま、
そしてまた次の空襲が始まるのです・・・
そんなわけで、昭和17年3月4日南鳥島空襲 [ウェーク島空襲](昭和17年3月4日)
■ミッドウェー
■南鳥島
■ウェーク
■ハワイ
■トラック ■ルオット
(クエゼリン環礁) ■タロア
(マロエラップ環礁) >>778の続き
南鳥島は、現在もれっきとした日本領で、
東京とウェーク島を結ぶ直線の中間点付近にあります。
東京から1千浬足らずで、
ここまでくると、「庭先を荒らされた」感が強くなりますね。 >>779の続き
米空母にとっても、当初から計画されていた空襲作戦ではなく、
ウェーク島空襲の翌日(2月25日)に、
「ハルゼーは太平洋艦隊司令官から電報を受け取った。
”もし貴官が可能と考えるならば、マーカス島(南鳥島)を
打撃することが望ましい”」
(『ブル・ハルゼー』ポッター/著)p104 >>780の続き
彼の性格上、やらないという選択肢は無いと見越して上での
ニミッツ長官の命令でしょう。
この時期は、日本軍がシンガポールを陥落させ、
第一段作戦の総仕上げとなるジャワ島攻略にとりかかろうと
している段階です。
ニミッツとしては、少しでも牽制になればとの考えだったかもしれません。 一番の理由は艦載機搭乗員に実戦経験を積ませることだろ >>782
それが理由なら、わざわざ南鳥島まで行く必要はなくて、
マーシャルあたりを再空襲すればいいですよね >>783
しまった、名無しになってしまった
ウェーク島より西方に進出するのは、日本軍の勢力圏に
まともに入ることになりますから、あえて危険を承知の上で実行したのは、
それなりの理由が必要でしょう。 >>776
一番困るのは大損害で敗北する事でしょう
ミッドウェー占領するも米艦隊は最後まで出現しないは想定している
でも大損害で退却までは想定しておらず、だからこそ陸海軍は敗北に衝撃を受けている
想定していないという話なら、事前に襲撃を読まれており、ミッドウェイに航空兵力が集結かつ米空母もすでに集結し先制大規模空襲を受けるも想定していない
日本からしたら、ミッドウェイの初撃は米軍のヒットエンドラン作戦と同じだったはずなのだから
南鳥島空襲しようとしたら、作戦読まれているからすでに航空部隊が水上機含め進出しまっくっていて、日空母も近海に待機していていましたとかそういうレベル >>785
そんなの当たり前ですがな
>一番困るのは大損害で敗北する事でしょう
海戦前に、空母4隻全滅を想定できる人がいるのならネ申
ミッドウェーを基準に空母戦を論じ始めると極論に走りがちですな >>784
日本の勢力圏とはいえ、南鳥島空襲は当然のように北東から来襲しているわけで、勢力圏の先端なんよ
言うほど勢力圏の深部というわけじゃなく、割と弱い場所でありだから昭和18年でも狙われる
勢力圏的にやべえのは外郭のあるトラックやマリアナなわけで、だからこそ昭和19年まで手が出せない
フィクション漫画とはいえ、ジパングの空母ワスプの話は本当にすげえな
昭和17年夏の時期にマリアナ諸島付近まで平然と入り込み特に危険とも思って無いというヤバさ >>786
初日の朝の時点ですでに居るってのが当たり前だけど困るんだよ
空母戦を論じてすら居ないが、ミッドウェイの話になると大事な所すら見失うんだな >>787
勢力圏に入ると書いたのは、補給の話をしてるんでっせ
ジパングのワスプって言えば、1対40の話ですね。
たかが一門の砲で何ができる!
>>788
おおっと、
>大損害で敗北
って、空母戦の話じゃなかったのか
こりゃ失敬 >>776
あなたは誘出に成功したと考えているのですか?それは驚きの解釈
ミッドウェイを攻撃されたことを知って空母が慌てて駆けつけてくるという状態が誘出に成功であって、あらかじめ待ち伏せされてましたというのは誘出には失敗だと考えますけど ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う
まるでオウム長官だな >>790
それこそ驚きの解釈ですね。
目的と手段を取り違えているのではないかと
>>791
オウムはものまねで、ちょっと違うような >>781の続き
とはいえ、ウェーク島空襲を終えたばかりですから、
第16任務部隊は、いったんミッドウェー沖に待たせていた油槽艦と合同して
補給を行います。
「この強襲の成否は、継続中の荒天が、攻撃後パールハーバーに
帰投するのに、十分な燃料を残せるようタイミングよく再集結した
部隊に、給油させてくれるかどうかにかかっていた」
つまり、ウェーク島空襲の時は、日本軍の索敵機から覆い隠してくれた
荒天の影響で、洋上補給が予定通りに進まなかったのです。 >>793の続き
その結果、
「ハルゼーはかろうじて、それをやってのけた。
3月1日までに、彼は空母と巡洋艦2隻だけに給油するのに成功した。
これらを率い、給油艦とともに駆逐艦群を残し、ハルゼーは南鳥島への
高速突進を開始した」 [南鳥島空襲](昭和17年3月4日)
▽駆逐艦6隻+給油艦
▽空母エンタープライズ ■ミッドウェー
■南鳥島 ←┘ 重巡ソルトレークシティー、ノーザンプトン
■ウェーク
■ハワイ
■トラック ■ルオット
(クエゼリン環礁) ■タロア
(マロエラップ環礁) >>792
作戦計画上はこうだろ
目的:敵空母を誘い出す
手段:ミッドウェーを奇襲攻撃する
ところが手段を用いる前から米空母は出てきていた。つまり失敗
手段:あえて作戦計画を敵にリークする
だったら成功と言っても良いがそうではないからな 軍令部の目的と連合艦隊司令官の目的が違うのではどうしようもないけど
そこは立身出世の鬼 南雲
両方にいい顔しようとする
そして墓穴を掘る
敗戦隠ぺいをし、生き証人の生存兵を軟禁し
再び激戦地へ送る >>796
驚きの解釈ですねぇ
>目的:敵空母を誘い出す
>米空母は出てきていた
ここからなぜ「失敗」になるのか
どう見ても「成功」でしょう。 >>797
南雲長官ほど海上勤務が多い提督も、なかなか居ないですよね
常に前線に立ち続けた、指揮官先頭の鬼! >>795の続き
これは驚きの選択ですよね。
小回りのきく駆逐艦は、見張、通信、対潜哨戒など、
艦隊にはなくてはならない存在ですし、
特に空母に随伴する駆逐艦は、いわゆる”トンボ釣り”で
不時着搭乗員の救助など、重要な任務がある。 >>795の続き
これは驚きの選択ですよね。
小回りのきく駆逐艦は、見張、通信、対潜哨戒など、
艦隊にはなくてはならない存在ですし、
特に空母に随伴する駆逐艦は、いわゆる”トンボ釣り”で
不時着搭乗員の救助など、重要な任務がある。 >>801の続き
もともと多くはない6隻の駆逐艦を全部残していくとは。
そこまでして攻撃しなければならないほど、
南鳥島が重要な拠点だとも思えませんし、
例えば天候の回復を待って、駆逐艦の補給が終わってから
向かっても良かったのでは、と思ってしまいます。 >>803の続き
ちょうど珊瑚海海戦の前日(5月6日)のMO機動部隊と
よく似ています。
あのときも、補給中に米空母発見の報が入って、
空母と重巡が南下、駆逐艦は残って補給続行
結局、追撃を断念して反転、駆逐艦と合同しています。
あのまま南下を続けて、米空母と決戦になったら・・・?
と当時のスレでも話題にしましたが、ハルゼー提督は
それをやってしまったわけです。 駆逐艦への補給を後回しにしても空母と巡洋艦だけで行動する必要あったの? >>798
ではもう少し分かりやすく書いて上げよう。ミッドウェーを占領し基地と空母で協力して迎撃できる態勢のところに誘い出すというのが作戦である。
ところが予め空母を派遣してたので基地と空母が協力できたのは米軍の方になってしまった。
基地攻略に手間取って結果的に有利な態勢になったのが米軍だというのなら「誘い出し」には成功したと言えるかもしれないが予め待ち伏せされていたのは誘い出したとは言えない デートに誘ったら、
街角でその女の子に待ち伏せされて
刀で斬られてしまった
これはデートの誘い失敗です
というわけですね その通りです
サプライズ(ミッドウェー奇襲)を用意してエンタープライズちゃんをデートに誘ったのに
それを察知した彼女は彼氏のスプルーアンス君を連れてきて
山本君はボコボコにされちゃったというお話なので >>805
それはハルゼー提督に聞くしかないですね。
ニミッツが命令文の行間で圧をかけていたのかもしれない。 >>806
やはり貴官は
>目的と手段を取り違えている(>>792)
ようですな。
誘出作戦とは、敵を誘い出して撃滅することが目的です。
敵がミッドウェー島奇襲に驚いてハワイから出てこようが、
暗号解読して待ち伏せていようが、
米空母が南雲機動部隊の攻撃圏内に出現したのだから、作戦成功なのですよ。
誘出作戦失敗とは、敵が真珠湾にひきこもって出て来ない。
もしくは他の海域を行動中で会敵できない。
こういう状況を言うのです。
史実では南雲機動部隊は敗北しましたが、
それは誘出作戦に失敗したのではなく、
誘出には成功したけど、その後の航空戦で敗北したのです。 >>807-808
ご愁傷さまwww
デートに誘う目的は、女の子をホ○ルに連れ込んで、にゃんにゃんすることですよね。
相手がちゃんと待ち合わせ場所に来てくれたんだから成功なのです。
自分の考えたデートプラン以外の進行は認めないというのでは、女子と付き合えませんよ〜 >>811の続き
喩え話が下手くそ過ぎるので、手本を示しましょう。
日本海軍の作戦通り、ミッドウェー島攻略後に、
ハワイから米空母が出撃したとします。
ところが悪天候の影響で、基地の陸攻や大艇は出せない。
さらに米空母はエンタープライズ+ホーネットの他に
修理期間を延長してパワーアップしたヨークタウンと、
ぎりぎり間に合ったサラトガの計4隻
南雲機動部隊は完全に奇襲されて4隻全滅
米空母は無傷
このような想定では、誘出作戦は「成功」したのですか? >>810
だから撃滅できない状態で出てきたから誘出作戦失敗と言っているんだが >>812
それは喩えじゃなくてただ想定しただけだろ。喩えがどういうことかすら分かってないでしょ。喩えとは他の事柄に置き換えて説明することだよ。
そしてその想定なら誘い出しには成功したと言って良いんじゃない? >>811
> 自分の考えたデートプラン以外の進行は認めないというのでは、女子と付き合えませんよ〜
デートプランが狂った南雲くんはあえなくふられてしまいました >>813
やはり、貴官は目的と手段が区別できていないようですな。
>撃滅できない状態で出てきたから
その理屈で言うと、敵が暗号解読して待ち伏せしていたとしても、
「撃滅できる状態」ならば、誘出作戦成功ということになりますよね。
撃滅できる状態と、できない状態をどうやって判断するのか知りませんけど。 >>814
そんな・・・わざわざネタに乗ってあげたのに
それはさておき、
>その想定なら誘い出しには成功した
友軍基地航空隊の支援も受けられず、敵は史実より増強されてるんだから、
「撃滅できない状態」ですよね。
>>813と矛盾してませんか。 >>815
南雲忠一、初めての失恋記念日であった・・・
まぁ、撃滅できない状態とか
結果論でしか判断できない曖昧な基準を持ち出している時点で、
すでに論理が破綻してますよ。 >撃滅できる状態と、できない状態をどうやって判断するのか知りませんけど。
撃滅できる状態と日本側が考えていたのがミッドウェーを確保して航空隊を進出させて空母と連携がとれる状態
その逆のミッドウェーを確保していない状態を撃滅できない状態と表現した
表現に不服があるならミッドウェーを確保していない状態と読み替えてくれ
ミッドウェーを確保したうえで天候不良による奇襲を受けた場合
それは作戦計画の瑕疵ではなく現場指揮官の対応がまずかったということになるだろう
誘い出しには成功したが南雲君の対応がいまいちだったので敗れましたということ
史実は作戦に失敗したし、不測の事態における現場指揮官の対応も良かったとは言えない 2号電探を装備した戦艦伊勢、日向を南雲部隊に合流させておけば、ミッドウェー海戦の損害は減っていたかもしれない >>820
マクラスキー隊以前から米軍機の波状攻撃を受けていたから電探があっても
意味が無さそう。 >>819
不服ありまくり
・ミッドウェーを確保=撃滅できる
・ミッドウェーを確保してない=撃滅できない
ですか?
彼我ともに様々な状況が想定されるのに、こんな単純な二元論でいいのですか。
どんどん誘出作戦から離れていってますよ >>820
伊勢日向はついていけませぬ・・・
むしろ敵の兵力判断に影響を与えそうですけどね。
デカイ戦艦がいたら、SBDもそっちを爆撃しそうだし
でも伊勢は取舵、日向は面舵で全弾回避だ!
(仮に命中しても、大丈夫だ問題ない!)
>>820
意味がないとまでは言えないでしょうけど、運用次第かな。 >>804の続き
一方の日本側ですが、
公刊戦史(>>291)255頁
「ウェーク島から敵機動部隊が去った2月25日、
既述のように南洋部隊指揮官は、ラエ・サラモア攻略作戦の
上陸日を3月8日と予定し、関係各部隊に、敵の機動部隊出現に対し
警戒しながら、同作業準備のための行動をすべきことを令した」 >>824の続き
>>758-759の通りで、
米空母の策動はなんとかしないといけないんだけど、
兵力すべてを哨戒と攻撃待機につぎ込むわけにもいかないので、
「敵空母出現に警戒しながら、攻略作戦の準備を進める」
という中途半端な表現にしかならないのです。
これ、どこかで聞いたように思いませんか?
そう、ミッドウェーでの南雲機動部隊、
>敵情に変化なければ敵艦隊の出撃に備えつつ、ミッドウェー島攻撃を続行
(テンプレ>>1「MI作戦概要」の[MI作戦の作戦日程]より) >>825の続き
全く同じですよね。
なぜかミッドウェー島攻略作戦ばかりが、”二重の作戦目的”で
まるで発動前から破綻していたかのように印象操作されますが、
日本軍であれ、アメリカ軍であれ、攻勢側はほとんどの場合、
”二重の作戦目的”で進めていくもので、珍しくもなんともありません。
ミッドウェーだけを見ていると、視野狭窄に陥る典型例のひとつですね。
米空母撃滅に専念なんて、それこそ暗号解読で敵の行動を完璧に
把握してないと出来ない机上の空論でしょう。 ウォッチタワー作戦は米軍の攻勢ですけれども「二重の作戦目的」とか無かったような? >>827
まぁ、「ほとんどの場合」と書いた通り、いつもそうというわけではありません。
フレッチャー少将が日本空母が出現した場合、どうするつもりだったのかは
興味ありますけどね。 ついに始まりましたね。
ロシア・ウクライナ開戦です。
この時期に始めたということは、きんぺーから
「オリンピック終わるまではやめてくれ」
と言われていたのかも。
来月4日にはパラリンピックが始まるので、
「ロシアの七日間戦争」になるかも >>828
ガ島戦初期に米空母はラバウルから飛来した零戦隊を迎え撃ったが戦闘機多数を失い、上陸部隊のエアカバー任務を放棄して撤退したことがあったけどその時のフレッチャー提督は日本空母出現を恐れてたのだろうか? >>830
上陸日の夜のことなら日本機の攻撃を怖れたから。フレッチャーはその科で
空母部隊指揮官を解任された。 スレ主が気に食わない「二重の作戦目的」という言い回しでのよくある批判は、複数の目的に対しての優先度設定の揺らぎや関係者間での行き違いを問題視しているのでは?
たとえば攻守が入れ替わっているミッドウェーとマリアナ沖を比較すると、そのあたり残念ながら日本側はマイナス評価になってしまうような。
まあ南雲中将よりは(スレ主では無い方の)GF長官あたりが主犯みたいですけれども。 >>830
日本空母出現を恐れての撤退ではないでしょう。
>>831の通りで、ラバウル航空隊の零戦によって、母艦F4F隊を20機以上失っているので
これ以上の損害の拡大を恐れてと言われています。
>>831
キングににらまれましたねぇ >>832
その通りだと思いますけど、
>複数の目的に対しての優先度設定の揺らぎや関係者間での行き違い
マリアナのスプルーアンスなんかまさにその典型で、
史上最強の機動部隊を率いながら、西方に進出して日本空母を捜索したいという
ミッチャーの進言を却下して、上陸支援を優先し、
海戦1日目は敵を発見することもできずに、一方的に攻撃を受けるだけという
空母戦のド素人っぷりを披露してますよね。
スプルーアンスは、高速機動部隊はその機動性を十二分に活用して
敵空母撃滅に使用すべきであることを知らないのか、
小澤長官の意図を完全に読み違え、優先度設定の揺らぎどころではなく、
真逆に突っ走ってますね。
>日本側はマイナス評価
えっと、何の話?
ミッドウェーでの南雲長官は山本長官の意図通り、敵空母撃滅に邁進してますけど? >>834
スプー様が小澤一機艦追っかけていたら、小澤のマリアナの評価が「誘出には成功(して壊滅)」にでもなったんだろうかw >>153
> ラインハルト様も言ってますよ、 「信賞必罰は武門の依ってたつところだ、オーディンに帰還次第、卿の責任を問うことにする」
それ、キルヒアイスに宥められて結局責任問われてないんだが。
そうは言ったものの間違いだったと認めている >>835
小澤機動艦隊の作戦目的は誘出ではありません。
誘出というからには、ミッドウェー島攻略のような餌が必要ですが、
小澤長官は何か持っていたのでしょうか。
>>836
そんな昨年の話をw
何度も言ってますが、命令違反議論は原則論なのですよ。
うやむやにしてもみ消される例はいくらでもあります。
>>837
アメリカ人は、
「敵は強かった。でもその敵を倒した俺たち最強だぜ、USA!USA!」
って国民なんです。
だから、コテンパンにやられた南雲長官を評価することは
悔しくて出来ないんですよ。 >>837
米軍の小沢提督評は「零勝七敗の名将」
皮肉としか聞こえないw >>839
そうですね。
オイシイ思いをさせてくれた相手に対しては最大限の称讃を与えてますね。
例えば、モリソンやニミッツが真珠湾の450万バレルの石油に手をつけなかった・・・云々
と言ってますけど、あれをまともに受け取る人は、おめでたい人であって、
単なる負け惜しみなんですよ。
南雲機動部隊のハワイ奇襲は、あまりにも見事な手際だったので、
それくらいしか難癖をつけられないんです。
もう少し人生経験を積んだ方が良いでしょう。 >>826の続き
南鳥島といえば、南雲機動部隊がハワイ作戦の帰りに立ち寄った
ところでもあります。 >>838
硫黄島で痛い目に遭わされた栗林中将とかも評価されてますけど?
真珠湾は南雲じゃなくて山本の功績?と判断されてるだけでしょ。 [ハワイ作戦の帰路](昭和16年12月17日)
南雲機動部隊
┏▼━━━━━━━━┓
┏┛ ┗┓
■硫黄島 ┏┛ ┗┓
┏┛ ■ ┗┓
←┛ ミッドウェー島
■南鳥島
■ウェーク島 >>843の続き
このように、ハワイ奇襲後は北西に離脱し、
ミッドウェー島の哨戒圏外を迂回して、
その後はまっすぐ西へ向かい、小笠原諸島を通過して
本土へ帰投する予定でした。
ところが、12月17日に小笠原諸島付近に敵潜水艦が
待ち伏せしているという情報が入り、
南雲長官は帰投針路の変更を決断した。
すなわち、南西へ変針し、南鳥島付近を通って、
基地哨戒圏内を航行しながら、硫黄島の南方を通過して
本土へ向かう航路に変えたのです。 >>844の続き
「この18日午前、約20日ぶりに南鳥島の哨戒圏に達し、
友軍の制空権下に入った。
この感激を草鹿参謀長は、
”こうなると聯合艦隊司令部に対する作戦上の不満も消し飛び、
また僚隊の厚い友情に心から感謝した”
と述懐している。」
GFに対する不満(わらわら)
それはさておき、ハワイ作戦だけではないですが、
南雲長官はことさら対潜哨戒に神経をすり減らしているのが
よく分かります。
このあたりに、艦隊運用の秘訣があるのかも。 >>842
よーく本職のレスを読んでくださいな
>敵は強かった(>>838)
>オイシイ思いをさせてくれた相手(>>840)
「楽勝の相手」とは一言も言ってないですよ。
>栗林中将とかも評価されてますけど?
硫黄島の星条旗は、1945年のピューリツァー賞を受賞していますし、
米海兵隊の見せ場中の見せ場なので、
その時の敵将が凡将だったら困るでしょ >>846の続き
>真珠湾は南雲じゃなくて山本の功績?と判断されてるだけでしょ。
そうそう、何度も繰り返しますけど、
南雲長官の手際があまりにも見事だったので、
ヤマモトの着眼点が良かった!とか、
港湾施設や石油タンクを見逃したとか、
枝葉末節をつつくしか出来ないんですね。
くやしいのぉ、くやしいのぉw
南雲長官の功績を素直に評価できる人は、
米戦史家の中でも、相当な紳士(変態という意味ではなく)ですな >>845補足
引用文は、『戦史叢書(10)ハワイ作戦』p423です。
昨日から戦史叢書のページがうまく開けないので、紙の方のページ数
もしかしてロシア軍のサイバー攻撃かも・・・
おそロシヤ〜 大艦隊を敵の目を掠めてハワイ近辺まで連れていって無事に戻ってくる
指揮能力を持った提督って南雲中将の他にいたっけ? 南雲中将も空母4隻献上したのに評価してくれないの?
あの名将南雲をミッドウェーで打ち破ったって喧伝した方が士気高揚の効果が高いと思うんだけど >>849
あとは近藤長官くらいですかねぇ
潮風に鍛えられた風貌と、背中で従わせる圧倒的な信頼感
なかなかそんな提督は居ないですよね
>>850
まさにそれです。
ミッドウェーでは勝利できましたけど、実力でないことがよく分かっていたからでしょう。
最後はサンタクルーズで、史上最悪の海軍記念日をプレゼントされましたし、
結局、奇跡でも起きなければナグモには勝てなかったのです!
ご愁傷さま 再検証結果:奇跡が起きて南雲長官は破れ去りました。 >>851
組織として艦隊決戦に特化しているような日本海軍ですから、艦隊司令官を務めるような人物には
程度の差はあっても十分な指揮能力は備わっていたんじゃないでしょうかね
よく南雲と比較されることも多い小沢も艦隊の指揮能力は優れていたようですし
ミッドウェーは別にして真珠湾を彼に任せたとしても南雲同様成功させるだけの能力はあったでしょう
ただ小沢は南方作戦をきっちり成功に導いていますから役割としてはあれはあれでよかったと思いますけど >>852
まぁ、”再評価するスレ”ですから、そういう結末も有りですな。
本職だけは、どこどこまでも南雲長官の味方でっせ!
>>853
そうですね。結局のところ答えは出ない問題かと。
でも南雲長官が率いていたら、敵の魚雷は当たらない気にさせてくれるんです! >>851
南雲長官はミッドウェーの敗北が痛すぎるがあの条件どの指揮官がやっても負ける。第二次ソロモンは判定負け、南太平洋海戦は勝ったが消化不良。結果こそ残せていないが総評では素直に良指揮官だと思う。 >>855
最も連合国艦船を沈めているのに、結果を残せてないとは・・・ 昨日もトヨタグループがサイバー攻撃にやられたようですし、
先週からずっと戦史叢書が閲覧できませんね。
やはりプー○ンの仕業なのか・・・
明日も見られないようなら、別の話で本編を再開しようと思います。
南鳥島空襲の続きは、週末に図書館でコピーしてからにします。 >>845の続き
この昭和17年2月から3月にかけてをまとめると、
2月20日 ラバウル空襲(未遂)
2月24日 ウェーク島空襲
3月 4日 南鳥島空襲
3月10日 ラエ・サラモア空襲
と連続して、米空母のヒットエンドラン作戦にやられており、
根本的な対策が見つからないまま時間だけが過ぎていく。 >>858の続き
宇垣参謀長も、
2月20日
「敵空母機来襲に対し有効な反撃は困難である」
2月24日
「聯合艦隊はこの”人を食ったやり方”に切歯扼腕」
3月4日
「東正面はしばらく我慢するほかはない」
打つ手なし、という感じですね。 >>859の続き
そこから
「受け身は厄介なり。
戦はこちらより仕掛けるが、労少なく、やり易きものかな」
ミッドウェー作戦へと向かうのです。 >>860の続き
南鳥島というからには、南の方にある島なのですが、
日本海軍の担当区域は、
北緯24度以北が北方部隊(第五艦隊)
北緯24度以南が南洋部隊(第四艦隊)
と決まっていました。
沖縄の那覇がだいたい北緯26度で、
さらに南の石垣島が北緯24度30分くらい。
南鳥島は北緯24度17分なので、北方部隊の担当区域でした。 >>861の続き
つまり、それまでのマーシャル諸島やウェーク島空襲とは違って、
南洋部隊の管轄ではないので、今回の空襲では何か反撃行動を
とったわけではありません。
3月4日の夕刻になって、北方部隊からの報告で、南鳥島が空襲
されたことを知り、二十四航戦司令官の後藤少将が、第一航空隊の
陸攻にトラック島北方の索敵を命じましたが、 >>862の続き
その後、南洋部隊司令部から索敵は不要と命令が出て中止になった。
もともと一空の陸攻8機は、マーシャル諸島進出のために
ラバウルで待機していたのですが、この命令を受けてトラック経由で
ルオットへ向かいました。
よそのシマには手を出すなってことですかねぇ 南雲が戦後まで生きていたら、東京裁判に起訴されただろうか? >>864
山本長官と一緒に、デスバイハンギングでしょうなぁ >>866
二人とも真珠湾奇襲の立役者だから、
「平和に対する罪」とか「人道に対する罪」とか、
いろいろ後付けでいくらでも >>867の続き
北方部隊指揮官(第五艦隊司令長官)は、細萱戊子郎中将。
開戦時から同職で、
昭和18年3月27日のアッツ島沖海戦で、消極的な指揮が批判され
更迭となったことで知られていますね。 >>868の続き
敵旗艦、重巡ソルトレークシティーを航行不能まで追い込みながら
敵の目前で撤退してしまうという、栗ターンと並ぶ細ターン?は
戦史の謎とされています。
那智主砲弾の残弾無し(誤報)で戦闘継続不可能と判断したとか、
”幻の敵機”と交戦して時間を無駄にしたとか、
色々言われていますけれど、本職自身は細萱長官のことを
よく知らないので、なんとも言えません。
この南鳥島空襲では、どのような対応をしたのでしょうか。 >>869
訂正
マクモリス少将の旗艦は重巡ソルトレークシティーではなく、
軽巡リッチモンドですね。 >>869
アッツ沖海戦での日本艦隊は戦力が優勢にもかかわらず戦意は乏し
く遠距離からのんびりと砲戦を繰り返しただけで結局取り逃がした。
この結果、日本海軍にしては珍しいことに細萱五艦隊長官を解任した。
米海軍は指揮官の戦意不足には厳しく例えば第一次ソロモン海戦
でシカゴの動きが消極的だったとして艦長は査問にかけられた。その後、
艦長のボード大佐は拳銃自殺を遂げた。 >>871
そうですね。ここまであからさまな更迭は珍しいですよね。
>米海軍は指揮官の戦意不足には厳しく
貧乏がみんな悪いんや・・・ >>869の続き
と言ってみたものの、実はたいした材料はありません。
なぜなら当時の南鳥島には、基地設営隊が居ただけで、
常設の航空部隊はなく、
米空母機の空襲に対しても、対空砲火で応戦するしかなかった。 >>873の続き
『モリソン戦史』にも、
「敵機は全く見えなかったし、遭遇もしなかったが、対空砲火は
相当猛烈で、友軍の偵察爆撃機1機が撃墜された」(第二巻)p127
わずか二行しか記されていません。 >>874の続き
ウェーク島空襲では、日本側には不十分ながら、
水偵により防空と、大艇による索敵が出来ましたが、
南鳥島は一方的に攻撃されるがまま。
細萱長官も哨戒艇隊の強化を命じるくらいでした。
基地の被害は、通信施設が全焼、死傷者20名程度でしたが、
南鳥島以外に与えた影響の方が大きかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています