>>81
イギリス側の、自国の開発スケジュールに間に合うがどうかは日本のエンジン開発には全く関係ない。
防衛省が将来戦闘機開発において、どのような形で開発プロセスを進めていくかがが論点。

現在進行形で研究中の要素技術も含めて、実用化の目途がついている技術で手堅く実用化を目指してくるのか、
開発遅延リスクをとってまで新機軸を積極的に採用するのか、という話。

更に言えは、デモンストレーターがテンペスト用の試作エンジンを兼ねているとするなら、実証試験で問題が生じなければ
イギリス側はそのまま実用エンジンとしてブラッシュアップする事が可能であるが、日本はデモンストレーターの技術をF-3用
として国産エンジンにインテグレーションするという作業が発生する。

要するに開発プロセス全体として工程が一つ増える訳だから、イギリス側と同じペースで進める事は困難だろう。