>>643
有事の厳しい環境では、平時なりの使い方は出来なくなると思うんだよ
これも前々から書き込んでるが、部分的にFFMが哨戒艦の任務を肩代わりすることになるだろうと
FFMはお流れになったDEXの考え方を引き継いでもいるわけで、正面を張る主力艦隊を補う事も求められる
他方、敵水上艦の行動を制約するにあたっては機動的な拒否アセットの展開、待機、迅速な投射が求められ、海兵隊はこれにEABOという新たな概念で回答することにしている
我が国としては装備開発の点では12式改を始めとした新装備の開発という一定の回答を示しているが、一方運用面では答えを示さないまま現在に至る
これは陸自SSMと艦載SSMでやりくりしていく事になるが、NMESISを即応展開する発想で、「洋上に展開する陸SSMとして非戦闘艦艇に搭載するSSM」がその答えになり得るのではと考える

上記2点を踏まえ、柔軟に運用可能でISOコンテナ規格に基づいて構想されるマルチミッションモジュールの中にSSM射撃管制装置も組み入れると、対応する全ての艦艇を
「SSMを載せて動く仮想的な陸地」と見なし、即応性、機動性、柔軟性に飛んだ、日本版EABOな運用概念を確立できるのではないかと考えるところ

普段からSSMなんか装備する必要は無い
無駄だし、そんなことをするのはバカだ
しかしそれは平時において、外国の艦艇を追尾監視し情報収集を図るにおいては、というコンテクストの中での話でしかない
だから必要に応じてボルトオンで、という話になる
専用でない共通規格で輸送艦等々も関わってくれば