国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart17
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我国の繁栄と安全を守る国家安全保障政策とこれを実現する国家戦略を研究・提案するスレッドです。
○国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守るコンセンサスを形成する政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。
○国家戦略とは
国家目的を遂行する最高位の観点から、平戦両時に政治・軍事・経済等の国力を効果的に運用する統一的・総合的・全般的な戦略。安全保障政策を上位構造とするが、政策上の不整合は政治的なプロセスを経て国家戦略により統合が図られる。階層構造下位の戦域戦略、作戦、戦術の準拠となる。
○戦略の領域
国家戦略を構成する全ての領域(軍事・経済・文化・社会・科学技術etc.)を議論の対象としますが軍事を主たる切り口とし、それ以外の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。
「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
○戦略の階層構造
戦略を構成する全ての階層構造(世界観・政策・国家戦略・戦域戦略・作戦・戦術・技術)を議論の対象としますが、戦術次元以下の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。
「本質はdetailにこそ宿る。それは栄光無きものに非ず。」
○戦略と戦史
戦略とは一般的な法則が成り立つような分野ではなく、戦史において淘汰される複雑系・非線形・進化的なプロセスです。議論の根拠たり得る戦史上の事象(古代・中世・近世・近代・現代)を議論の対象とします。
○当スレッドのスタンスと地誌について
当スレッドは明らかにネット右翼(ネトウヨ)スレッドです。対象脅威を尊称で奉る趣味はございません。戦史・兵要地史の一貫性のため歴史的な略称(支那・北朝鮮・南朝鮮・台湾・米・英・仏・露・独他)を推称します。
○戦略思想家の格付け
●神様リスト
クラウゼヴィッツ、モルトケ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、J.C.ワイリー、ジョン・ボイド、エドワード・ルトワック、コリン・グレイ、ジェフリー・ティル、アザー・ガット、片岡徹也
●疫病神リスト
ジョミニ、フォッシュ、フラー、マハン、ドゥーエ、ハマン・カーン、バーナード・ブロディ、ローレンス・フリードマン、クレフェルト、ミアシャイマー
「勝利は既に(戦略次元で)確定している。卿らの上に大神オーディンの(作戦次元以下の)恩寵あらんことを。」 ゲスゴミは「ウクライナ戦争の影響により一万品目が値上がり」と叫ぶ。
では、全体の母数はどうなんだ?と。
「一億品目以上」の市場で「一万品目が値上がり」しとるに過ぎんわけです。
政策的に平準化して影響緩和する手ぐらいいくらでもある。
値上がりがは激しい品目の消費税を無税にして、他の影響が少ない方面で補填するとか、補助金を積むととかね。
ガソリンは、リッターあたり170円きりましたよ。 >>904
そこで「電力会社の統合」ですよ。
東電・北電→お取り潰し→東北電力の子会社化(一時的に国営化もあり)→首都圏の本社機能他不動産を売却→発電プラント再編と原発事故への賠償金原資 東電は、本当におかしな会社です。
まだ、福一の事故から半年もたっておらず、絶賛、30km圏内の除染真っ最中に「作業拠点のJビレッジから事故対処部隊は立ち退け!」と言ってきた。
「サッカー日本代表の合宿」をしたいんだとw
それを、サッカー協会に「言わせてきた」んだ。
あまりの常識の無さに「顎が外れた」ね。
あの会社、どうにかしないと無理ゲーですよ。 ま、みえみえだけどね。
今まで、為替レート(円高)や資源レート(安)でなんら頭使わず、海外に技術・ノウハウ垂れ流してきた「ど文系連中」のポジショントークです。
良い声で鳴きよりますわ。
ユニクロの柳井正氏「経営者が経営をしていない」(2016)
https://www.gqjapan.jp/life/business/20160125/managers-who-dont-manage-their-companies
かつてのご高説通りに「経営」をしてもらおうじゃねえのw
逆風の中でよw 単純に、日米双方の金融機関が中央銀行に預けている準備預金の比が為替レートの中央値であるならば、まさに今、130対1。
よって1ドル130円です。
円の信任も日本売りもクソもない。
このレートを受け入れなさいよ。 日米欧のマネタリーベース(現金の通貨+民間の金融機関が中央銀行に預けた金銭)推移
https://www.ewarrant-sec.jp/wp-content/uploads/2021/04/6c03d4207c0565c4307e0b08cc60a723.png
アメリカとの比較で見るとよーわかりますよ。
アメリカの方が1.5倍のペースでドル刷りまくってきたのだ。
それでアベノミクスの真っ最中でさえ「円高」。
こういう全体の構造をゲスゴミなみなさんは、まず触れない。
安全保障で「タコ壺憲法9条」に終始してるのと同じ。
そして、アメリカがついに「消費者物価が8%」(特定品目じゃないぜ?全体がだw)で限界に達したんだ。
(しかもシェールオイルをSDGs縛り。笑える。)
さすがに、もうドルを刷れない。さらに金利上げ。
(日本のゲスが大好きなハイパーインフレw ほんまもんの)
一方、日本はやっと「2.0%」よ?やっとだ。
よって、金融緩和は続く→マネタリーベース増大→円安
通年で見ると、なんてことない「ど鉄板」の「常識的な金融政策」でしかない。
敢えて苦情を言いたいなら「アメリカに言え!」と。
核を持ってない日本で反核運動やってるようなものだ。北京とワシントンでやれよ。 南欧やギリシアが何故、ど不況か?
ユーロのせいで通貨発効権失って、ユーロ高で競争力失ってるのに自国通過発効できないからです。
主にドイツの都合でな。アホな話さね。
それで連中は、EU内を食い物にして「ドイツ一国」の経済繁栄を謳歌した。
それで、イタリア、ハンガリーが支那に「調略」されたのだ。
こういうの見てて、何で今の日銀の金融緩和に反対できるかね?
ポジショントークもたいがいにせえと。
日本は適宜、金融政策を発動できますよ?
なんせ、日本の通過は「円」です。
ドルでもユーロでもない。「円」です。
我らの通貨だ。 そうは言っても国際協調を無視して円をすりまくったら外交的に孤立し大戦略で負ける。
だがな。近年で言えば「無茶苦茶な金融政策」とってドル刷りまくってきたのは「アメリカ」です。
アベノミクスなんて、まるで比ではない。
この戦略環境を踏まえて金融政策を議論しようよ。 通貨バスケット制の支那は、ハードカレンシー諸国にような明確な金融緩和策はとれないはずです。
それが弱点。自前で信用が作れない。そこが泣き所。
だから、日本の金融緩和策には対抗できない。
よって、スパイ達を使嗾して日本の金融政策を妨害してくるわけです。
けっこう、見え見えですけどね。
このまま円安(というか適正レート)が続けば、支那に工場進出してる連中は競争力を失う。
となれば、生産拠点を日本に戻すか、それとも今、日本で生産してる会社に潰されるかw
選べばいいさ。 この通貨レートは一過性ではなく、大きなデカップリンク(ウクライナ戦争→米欧日他 ‖支那・ロシア他)の一部なんでないか?
BRICs(死語w)を取り込んだ大きな「グローバリゼーション」には、もう戻らないのかも。
支那、ロシアがレジームチェンジするまでは。 BRICsとの協調破綻→アメリカの生産委託戦略破綻→物価上昇止められず→金融緩和・ドル安政策破綻→金融引き締めせざるを得ず→そうでもない日本は細々と諭吉を刷る→円の対ドルレート下落
つまり、国際的な経済関係が80年代に戻った?
(そして為替レートも80年代に戻った?
大きな構造はこうか。 韓国、すでに日本を一人当たり購買力平価GDPで追い抜き…数年内に名目でも逆転か
https://cigs.canon/article/20211221_6450.html
これ、しつこく騒いでいますが。
「購買力平価」だよね?
例えて言えば、富士山の「麓で食ううどん」と「山頂で食ううどん」の価値を無理やり同じとして計算するやり方でしょ?
なんか、意味あるん? 大韓民国(Republic of Korea)基礎データ
(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/korea/data.html
○GDP(名目)
1兆6,308億ドル(出典:2020年、韓国銀行)
○経済成長率(実質GDP成長率)
4.0%(出典:2021年、韓国銀行)
○失業率
3.7%(出典:2021年、韓国統計庁)
○貿易額(出典:2021年、韓国貿易協会)
輸出:6,445億ドル
輸入:6,150億ドル
特に数字は変わってないように・・・。
いつもの南朝鮮ですが?
相変わらず「輸出入の構造が異様」ですが。 南朝鮮の経済構造は、おそらくこうだろう。
90年代後半に中進国の罠(南朝鮮内の人件費高騰他)にはまる
→支那経済の成長を取り込むことで成長の継続を図る
→サムスン電子他支那に生産基盤を移しそこへの部品輸出、製品輸入により生産コストを下げる(輸出64兆円、輸入61兆円)
→完成品を対米輸出他
→経済成長率4%を維持
これが、EU内の国(同一通貨ユーロ、関税無し、人物金の域内移動自由)だったらそうかなぁと思いますが、彼らは「支那と事実上の経済統合」をしてしまった。
GDP比38%も支那に輸出してる。
それは政治的、戦略的にどうかと。
日本としては「とても真似できん」です。 2000年代の戦略環境の一般的な予測は世界的に楽観的でBRICs(ブラジル、ロシア、インド、支那、南アフリカ)をグローバリゼーションに取り込んで世界経済を成長させようぜ!
というノリでした。
そして、アメリカはBRICsへの金融(ヘッジファンド)で儲けよう、と。
リーマンショック以降、ヘッジファンドは消えましたけどね。
このころのノリだと、一部のココロないネトウヨの予測はともかく、南朝鮮の戦略も傑出しておかしな感じはしない。
ただし、20年後の今。
完全に裏目に出た。
コロナやウクライナ戦争は、個別に事案としては「偶然」であると同時に、大きな歴史の流れとしては「必然」でもあるんだ。
(オルタネートの結果だとは思いますが。) EUも歪ですわ。
普通、不景気になると、その国の通貨が下がる。
そして、輸出が増え、観光客が増えて経済が回復して景気が良くなる。そして通貨がまた上がる。
こういうフィードバックループ、安全装置として通貨レートは機能する。
ところが、EU内の弱小国はユーロに縛られてこれが作用しない。悲惨です。
イギリスがポンドを統合しないのは理解できますわ。
こういう状況で「ドイツのお説教(南欧は勤勉ではない、経済破綻は自業自得)」は「獸罠」です。
こいつら、立場利用してギリシアやイタリアを嵌めたのだ。
悪逆非道と言えましょう。 それでいて、欧州のコロナで企業が立ち行かなむなると、なんとあっさりEUの理念、自由化だの公正だの原則をかなぐり捨てて「自国ドイツ企業を国家として財政支援」した。
これは、モラルの点で許し難いだろう。
イタリア企業なんかは政府に頼れません。
政府に金がないにで。
フィアットがベンツやBMWに勝てないのは「当たり前」だろう。
イタリア、ギリシア、スペインらが支那資本にすがったのは「ドイツの悪徳」の原因大である。
EUは公正でも何でもない。
この前史を省みると、ドイツのロシア天然ガス依存の件には「皮肉な感想」を持ってしまいますね。 日本は、ドイツの真似をしては駄目だ。
長い目で、大戦略としてインド太平洋同盟を考えるべし。
例え小国でも、同盟国は公正かつ慎重に扱うべし。 英米シンクタンク、NATO軍・米軍、ベリングキャット──対ロシア情報戦の裏側(NEWSWEEK)
https://www.newsweekjapan.jp/mobile/stories/world/2022/06/nato-50_1.php
○中心的な役割を果たしているのは民間のシンクタンクである。英国のRUSI(英国王立防衛安全保障研究所)と米国のISW(戦争研究所)がその一翼を担っている。
○RUSIだけは2月15日、侵攻開始の9日前、「ウクライナ破壊の陰謀」と題した報告書をネット上に掲載し、ロシアがウクライナ全土の征服を目指した全面侵攻を始めるという分析を明らかにした。
報告書は、ロシアがウクライナ北部、東部、南部から侵攻を開始することを予想して、地図を添付してロシアの侵攻ルートまで詳細に明らかにしていた。
それらはすべて実際の侵攻ルートとほぼ重なり、RUSIの正確な分析が高い評価を得た。
○米国では、それまで一般に名前すら知られていなかったISWがほぼ毎日、実際の戦況や今後の見通しを分析し、ネット上で発信している。これを受けて、
世界のほとんどのメディアが、ISWの戦況分析をもとにウクライナ戦争の進捗を報道している。
本来は一つのシンクタンクでしかないISWの報告はまるで米国防総省が毎日行っているブリーフィングのように正確であり、実際、その情報をベースにメディアは国防総省の記者会見に臨んでいる。
○ベリングキャットは映像に添付されている時間データをもとに遺体はロシア軍がブチャにいた際にすでに街頭にあったことを論証した。
また、ロシアが「遺体が動いた」と主張する動画については「カメラの前の車のフロントガラスについた水滴の移動によってそう見えるだけにすぎない」として、
画像を見えやすく加工して、ロシアの主張を覆してみせたのである。 ISWは情報のベースにしてる。
ベリングキャットはたまに見て補正に使ってる
RUSIは、あまり見てませんでした。もっと重心すべきか?
確かに、ここの「ロシア軍の侵攻計画」予測はドンピシャでした。 同じISWを見てるはずなのに、自分とNHKってどうしてこう分析が根底からずれるのだろう?w
例えば、「セベロドネツク」は、NHKさんはセンセーショナルに扱いますが、自分に言わせれば「局地戦」です。
逆にニュース性があるのは、ロシアが主力を投入しても「局地戦」しか展開できないほど「攻勢作戦の規模が衰微した」ことだと思うが。
作戦全体から見ると。
世界観が違うんだなぁ。
(ネトウヨvs.左翼) 地政学は似非科学か?(奥山真司)
https://youtu.be/27MVo0BByWQ
モーゲンソー(現代リアリズムの祖)が「地政学は似非科学」と書いている?
↓
モーゲンソーが似非科学と言った対象はハウスフォーファ(ドイツ地政学)である
↓
マッキンダーやスパイクマンは脈々と欧米の知的伝統に組み込まれている
マハン(ラオウ)、マッキンダー(トキ)、スパイクマン(ケンシロウ)
↑
↓
ハウスフォーファ(ジャギ) どうかな?
ミアシャイマー≒ハウスフォーファのように。
限りなく。
ドイツ地政学はたしかに危険ですが、「地政学という似非科学の中で、最も厳密で応用範囲が広いのは実はハウスフォーファ」では? 地政学の、戦略を考えていく上での弱点は、「同盟」をあまり上手く扱えていないことだろう。
特に、20世紀に最も成功し主導的だった「米英同盟」をあまり表現できていない。
特に英国は、ほぼ地域覇権国に近かったのに、それを犠牲にしてアメリカとの同盟を維持した。
(無論、ドイツに勝って生き残るためだが)
そして、日本も日米同盟に生存を託すもの。
日本にとって「地政学」とは微妙なものだ。 地政学は、基本的にはあまり各国の内部には着目しない。主に外観的なパワーを扱う。
政体による「良い国」「悪い国」の組別もしない。
ただただパワーの相互作用に着目する。
すると、ウクライナ戦争の落としどころはこうなる。
キッシンジャー元米国務長官が「領土割譲」提案か ウクライナは猛反発
https://www.jiji.com/sp/article?k=2022052600977&g=int
キッシンジャー「今後2カ月以内に和平交渉を進めるべきだ」
「理想的には、分割する線を戦争前の状態に戻すべきだ」
「ロシアが中国との恒久的な同盟関係に追い込まれないようにすることが重要だ」
↓
ゼレンスキー「『偉大な地政学者』は普通の人々の姿を見ようとしない」
「彼らが和平という幻想との交換を提案する領土には、普通のウクライナ人が実際に住んでいる」
クレバ「この戦略は、14年から主要国が使ってきた。『譲歩しろ。そうすれば戦争を防ぐことができる』と。それは失敗した」 「真のリアリズム」というものがあるとすれば、より各国を因数分解して内部を知悉すべきではなかろうか?
そして、単純にパワーだけでなく、因数分解に基づく「最小公倍数」(同盟)や「最大公約数」(内部調略)も考察すべきではなかろうか? ロシアも内部の不況和音はある。
民族主義者(軍事ブロガー)は膠着する戦況に業を煮やし「徴兵年齢を49まで上げて総動員しろ!」という。
だが、さすがのプーチンもそれは無理だと考えている。
さらにその数直線上に、プーチンの戦争にはいきたくないロシア市民がいる。
さらに戦死者名簿で判明したが、兵士があまりにも少数民族に片寄ってる。
ロシア人は、ジツは自分達はあまり戦場にいかず少数民族を戦わせているんだ。
これを調略せずして何を伐つ? プーチン大統領が思い描く結末は「帝国の復興」
https://www.afpbb.com/articles/-/3387523?cx_amp=all&act=all
時代錯誤ですね。
ロシア帝国勃興期のロシアは「人口増加が著しい国」だったのだ。
ところが今や毎年50万人以上の人口減少の国だ。
さらに、プーチンのしょぼいコロナ対策で死者がさらに増えて「年100万人減少」のオーダーに 載った。
帝国の復興?
ノスタルジーでしかない。 日本も人口減少は著しいですね。
ただ、日本は多民族を統合した帝国ではない。
過去も気候寒冷化や飢餓等で人口減は何度も経験済。
人口の増減も循環なのです。
それが許されるのは海に守られた島国だからでもある。
さらに元々が過密。
北海道は過疎だと言いますが、それでも「極東ロシアの全人口」≒「北海道の全人口」
マンパワーでは北海道だけで極東ロシアに匹敵する。 日本の人口は、1000年期のマクロで見れば右肩上がりに増大しています。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/62/a8c246c64ed60ff4dc74e7a155605b7e.jpg
ただし、細部を分析すると苦難の歴史です。
江戸時代の人口増減
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/62/a8c246c64ed60ff4dc74e7a155605b7e.jpg
1700年代初頭に2700万人まで増えたが、その後、耕地面積が頭打ちになり増減し、
さらに1700年代末の天明の大飢饉で2500万人まで減少した。
その後、1800年代になり2700万人台まで回復するが、またまが天保の飢饉。
この悲惨な人口増減のカルマと比較すると。
現代日本の少子化問題?
は?問題?どこが?
「やることをやらない不作為の結果」でしかない。
アホらしい。ほんとアホらしい。 東北某県は、天明の飢饉で石高が1/3になりました。30万石→10万石。
当然、人口も1/3になってますね。
ほんと、滅亡しても不思議じゃない。
だが、そこから立ち直って、200年後の今は人口が12倍になってる。
その当時の状況と比較すれば、今の人口減って「何が問題?」というレベルでしかない。
トロッコ?検討使?馬鹿馬鹿しい。
「少子化対策を真剣にやれ」という以外に何があろうか? 防衛問題も同じ。
対象脅威との戦争について「シリアスに考えろよ」。
半笑いで面白半分で遊びの要素満載の、適当な日本でしか絶対に通用しないような、世界的に見ればアホみたいな価値観を振り回す。
問題の本質はそこだ。<シリアスさの欠如
なんかえらく精神主義に響くかもしれませんが、戦略環境を見た場合「特に問題がない」。
ところが、自分で自分の首を絞めて自爆してる案件のなんと多いことか?
憲法9条?非核3弦原則?武器輸出3原則?SDGs?プライマリーバランス?原発不稼働?日本学術会議?厚生労働省専門家委員会(コロナ)?
これだけ自爆してりゃ、そりゃ、人口も減るし、経済は伸びないし、安全保障環境も悪化するわさ。
これだけ自滅してればな。
これを反転させるだけで、ほぼ問題は解決する。 高まる「タカ派」の声、プーチンが追い込まれている(NEWSWEEK)
https://www.newsweekjapan.jp/mobile/stories/world/2022/06/post-98873_1.php
「ロシアで、ウクライナでの戦争への不満が高まっている。ただし、不満を発しているのは反体制派ではなく、タカ派の退役軍人グループや軍事ブロガーだ。
彼らは遅々とした戦況に対して膨らむいら立ちを表明し、ウラジーミル・プーチン大統領に国民総動員を要求する向きもある。
筋金入りのナショナリストたちから上がる不満の声は、プーチンが自ら招いた窮地の一端を示している。
プーチンが相手にしているのは、確実だと約束されていたはずの勝利を渇望するロシア国民と、消耗しすぎて勝利できないロシア軍だ。」
これ、かなり顕著です。
そろそろ反戦府運動と言えるかもしれん。
例によって日本のゲスゴミは華麗にスルー。
報道しない自由を行使。 一方でプーチンの「特別軍事作戦」というフレーズにすがり、子弟をウクライナに送りたくない大半の中道派もいる。
プーチンは、この層を敵に回せない。
だから「総動員」に踏み切れない。
かくして、前線のマンパワーは枯渇し、セベロドネツク周辺でしか攻勢作戦を継続できていない。
左右から挟み撃ちでかなり政治的窮地と言えましょう。<プーチン 露との火力差解消が焦点 米欧のウクライナ支援会議、重火器と弾薬を集約へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/499e0481cefc2475bed75c22f085fc43c2d15fe4
「ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は会議に先立つ13日、ツイッターに「戦争を終わらせるためには重火器で対等になる必要がある」と投稿。
155ミリ榴弾(りゅうだん)砲1000門、多連装ロケットシステム(MLRS)300基、戦車500両、装甲車両2000台、
無人機1000機−と具体的に必要な重火器の量を挙げ、コンタクトグループの決定に期待を表明した。」
規模的には、砲兵旅団10個、戦車旅団8個、機械歩兵20個旅団くらい。
「軍」規模で機動的な反撃に出たいと。 まさに、ウクライナは作戦次元で攻勢に転じたい。
ところが、バイデン政権にはあまり理解されてない。
「過大な要求だ」くらいか。
あったらいいね・・・ではなくて、作戦次元で攻勢にでるのは「必要」なのだが。
アフガンでの惨めな戦争指導に同じく理解されていない。
ひたすら戦術次元以下で。
なんでタリバンに翻弄されて「戦争に敗けた」か理解しいていない。 今まさに日本に必要なのは「戦略」だ。
「目的に対し、客観的な前提に基づき達成するための方法を確立し、これに必要な手段を造成し運用する」
当たり前のことだが、当たり前にできていない。
まず、何を目的としてるのかさっぱり分からん寄合が横行し、前提を全く省みず「共感」がどうたら感情論ばかりで、
検討します検討しますと方法を定めず、プライマリーバランス最優先で手段を与えない。
戦略なんて、我慢と忍耐と常識だけです。
ところが、それができない。 とことが、争点なく野党分裂で、参院選での自民党の勝利は見えた。もはや、2位グループに関心が移る。野党の再編です。
となると、その次の国政選挙までの3年間、岸田政権はフリーハンドを握る。
残念ながら岸田政権・長期政権化。
「増税」とか言い出すかね?本音ベースで? 中国3隻目空母「福建」が進水 命名は対台湾を意識
https://www.newsweekjapan.jp/mobile/stories/world/2022/06/3-331_1.php
「国営メディアによると、同空母はカタパルト(射出機)発進システムを搭載した飛行甲板を備えている。
福建は1998年にウクライナから中古で購入し国内で改修した「遼寧」、2019年末に就役した「山東」に続く空母となる。」
>カタパルト(射出機)発進システムを搭載した飛行甲板
敵ながら、この努力と執念は誠に天晴れ。
この脅威に対しては、日本は「非対称」に立ち向かう。
第一列島線を固く守って、さらにこのラインにSSM連隊を複数個据えて、支那空母3隻を東シナ海、南シナ海から出さない。
黄海出口、バシー海峡で潜水艦部隊で待ち伏せ。
これを抜けたら、太平洋側から空母「出雲」「加賀」機動部隊がF-35Cのステルス性を生かして急襲。
一旦、支那空母の防空を麻痺させれば、P-1「戦略爆撃」部隊でASM×100発単位で打ち込む。
冷戦時代のソ連海軍の対米空母ドクトリンだ。
そして、支那側は当時のNATOの対抗策はとれない。
「アイスランド」「スコットランド」「ノルウェー」等の同盟国の地上哨戒線・戦闘機CAPがない。
現段階では、あまり支那空母に脅威を感じない。
台湾は、こころ穏やかではないだろうが。
(対岸の「福建」がネーム) この支那空母が実質的な脅威になるのは、第一列島線の一部、特にフィリピンが外交的に切り崩されて、支那の海軍基地、空軍基地を受け入れたときでしょう。
そうなれば、支那機動部隊は、日本等のSSMバリアを迂回して西太平洋に進出できる。
そして、近年、支那と接近著しいインドネシアのジョコ政権と連携し、西太平洋のパワーバランスをかなり変えてしまう可能性がある。
そして、先頃、フィリピンにできたマルコスJr.政権は、かなりの親支那です。残念ながら。
ただ、政権全体としては民族派(反米ですが)のドゥエルテ派の影響も大。
単純な親支那一色でもない。
経済はともかく、安全保障で早急に支那にシフトする可能性はやや低い。
注視すべきですが。 米軍 パラオで迎撃ミサイル発射訓練 影響力拡大の中国けん制
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220615/k10013673921000.html
支那の動きに対抗して、アメリカは第二列島線のグアムのバックアップを準備してると。
パラオの港湾、空港価値はかなり高い。
ただ、アメリカのこの戦域での外交は、ほんと「食い散らかし」であまりに面倒見が悪い。
第二世界大戦当時のインフラが全然更新されてなかったりする。
さんざ、えらそうにふるまいながら、「統治」せずにほったらかしでしたね。
独立国と言えば聞こえは良いが。
そこを支那に漬け込まれ、ソロモン諸島は支那と軍事協定を結んでしまった。 ヘルソン地区でのウクライナ軍の反撃(ISW)
https://www.understandingwar.org/sites/default/files/Kherson-Mykolaiv%20Battle%20Map%20Draft%20June%2016%2C2022.png
ヘルソンまで30kmに迫ってきました。
この戦域は戦線が長い。
東西で150kmは軽くある。
となると、ロシア側も砲兵火力を集中できず、ウクライナ側の浸透を許す。
保たないだろうね。ロシアの南部戦線の防衛ラインは。
決壊する時期は未詳ですが、いずれは避けられないと思われ。
クリミアに逃げ帰るしかない。
ウクライナ側もペレコープ地峡を超えてクリミアに攻め込む余力は無いと思われますが。
(マンシュタインの独第10軍も1941-42にペレコープ地峡越えるのにえれえ損害をだしました。
列車砲に大型臼砲まで動員して火力で解決したんだ。) 「ブロックチェーン」とは
https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/201804/blockchain-basic/
「インターネット以来の技術革新」
「参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、
停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み」
・ 改ざんが非常に困難
・システムダウンが起きない
・取引の記録を消すこと サトシ・ナカモトという方が開発者のようですね。<ブロックチェーン
「暗号通貨ビットコインの公開取引台帳としての役割を果たすために発明したものである。
サトシ・ナカモトの正体は現在まで不明のままである。
ブロックチェーンの発明により、ビットコインは信頼できる当局や中央サーバーを必要とせず、
二重取引問題を解決する最初のデジタル通貨となった。
ブロックチェーンは決済手段の一種と考えられている。ビットコインの仕組みは他のアプリケーションにも影響を与え、
一般に公開されているブロックチェーンは暗号通貨以外の分野でも広く利用されつつある。
プライベートなブロックチェーンは、ビジネスでの利用が提案されている。」 ブロックチェーンの技術的概要
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/98/Blockchain.svg/300px-Blockchain.svg.png
「ブロックチェーンは、「ブロック」と呼ばれるデータの単位を生成し、鎖(チェーン)のように連結していくことによりデータを保管するデータベースである。
つまり、ここでいうブロックはノードである。主鎖(黒)の同一性は、起源ブロック(緑色)がもつハッシュ値を究極的な拠り所とする。すなわち、各々のブロックは、
その一つ前のブロックのハッシュ値を持っており、そのハッシュ値を遡ってたどることで、ブロックが、どのようにつながっているかをたどることができる。」
PtoPでデータを分散させても改竄されない。
面白いですね。 孔明「して、このブロックチェーン作成とはいかなることでしょう?」
https://heibon-nikki.com/wp-content/uploads/2021/04/S__18767878.jpg
パリピ孔明が話題にしてるのに、戦略系が知らぬ存ぜぬではいかんだろう。 財務省の力を削ぐ改革案(高橋洋一)
https://youtu.be/H33Ii1DKHXQ
要約
「各省庁の設置法を廃止して、その業務を法律でなく政令で統制する。(時の政府の決心で業務を移管できる)」
なるほどね。
あわせて防衛省の場合は、現状の「ポジリスト(やるべきことを防衛省設置法に記載)」から「ネガリスト(やってはならないことを書く、それ以外はフリーハンド)」にしたい。
まぁ、日本以外の各国軍はそうなってるし。
それに、どうせ法律に書いてないことも、いざとなったら押しつけるじゃん。
「やれ」以上、てな具合で。
だったら最初からネガティブリストにしとけと。 ただし、設置法の廃止・政令化も「問題の本質」ではないと考える。
ことの本質は「認知」。
「財務省の使命の本質は「合規適正な財政の執行」ではない」ということ。
それは、手段でしかない。
「「存在理由」の根源は、財政という側面において国民の安全と繁栄を具現化」することにある。
財政というドメインで、国家戦略に責任をおっている。
繰り返すが「財政は手段でしかない」。
「存在理由(レゾンデール)に耳を傾ける」
この認知に財務省、さらには政治や国民が達するしかないよ。 防衛が、一番分かりやすい。
防衛省設置法や自衛隊法を遵守しての誰も褒めちゃくれないよ。
防衛を通して、同盟国の信頼を醸成し、敵国の侵略を抑止し、万やむを得ざる場合はこれを撃って撃滅して。はじめて。
法律は手段であって使命ではない。
「存在理由に耳を傾ける」 ウクライナ戦争で、欧州が国防費をGDP2%に上げたら、いきなり日本も「防衛をとりまく認知」が変わったようで。
査定されるか分からんが、省の概算要求をめざして「2%」を積み上げようと悪戦苦闘してるらしい。
いきなり「認知(知覚し認識するメカニズム)」が変わった。
迂遠で抽象的に感じますが、「認知」をより高みに押し上げることが真の解決策なんだろうね。
「存在理由(レゾンデール)に耳を傾ける」
「全体性(ホールドネス)を回復する」
「自律的な経営(マネージメント)」
より高みへと。 防衛費がGDP1%→2%の意味は?
1%は、個別的な自衛権で日本の領土、領空、領海+シーレーン(グアム、バシー海峡)を防衛する経費だろう。
2%になると、集団的自衛権として、同盟国と第一列島線全体で防衛し第ニ列島線とのアクセスを維持する。さらに必要に応じて敵国に反撃にする。
自分の身は自分で守る(1%)→仲間と集団で守る(2%)
これに必要な火力(キネ、ノンキネ)、機動力(第一列島線全体(対ロシア含む)への展開)、防護力(敵A2/AD他)、指揮統制通信(領域横断、統合)、兵站(弾をくれ!輸送力をくれ!輸血さぜてくれ!)、情報(戦域全体(敵国内含む)を監視)
それが「2%」でなかろうか?
ウォーゲームやってみれば良いんだ。
現状、無い無いずくしで愕然とするぜ。 NATOが2%てのも、そういうことだろう。
みなさん、意外と80年代の西ドイツの軍拡を知りませんね。
あの悪逆非道のソ連が「萎える」くらいの規模でした。
しかも、アメリカと連携してですが「前方阻止(FOFA)」の発想で。
防勢から攻勢転移して東ドイツに攻め込む気満々で。 安倍晋三「防衛費GDP比2%をめぐる戦い」
https://youtu.be/bmoQTNWgiNY
もう少し巨視的に見ることも必要かと。
歴史的にどう評価されるかというと、安倍内閣は「支那・ロシアに融和的なバランサー政権」と評価され、
岸田内閣は「支那・ロシアと対決姿勢で防衛力を強化した政権」と評価されるでしょうw
途中経過の細々とした政局は歴史には残らない。お気の毒ですが。
同時代の我々は、安倍氏がタカ派で、岸田氏がリベラルなハト派だと知っている。
だが、それは歴史的には残らない。
「防衛費をNATO並みに強化したのは岸田内閣」ということに。
なりますわな。 安倍内閣
30防衛大綱・・ミサイル防衛や島嶼部侵攻対処には手当てしたが(ただし、イージスアショア頓挫)、全体的にはスクラップアンドビルドで相対的な戦力比では著しい劣勢に
岸田内閣
04防衛大綱・・?
かなりの軍拡にはなるだろうね。
歴史的にはこうなる。
だから、安倍内閣の防衛政策は「いづれ歴史的に裁かれるな」と見ていました。
大きく、時間的空間的に、巨視的に見れませんでしたね。
もっぱらミサイル防衛と空母の話で「大戦略上」どうしたいのか?というコンセプトが。 「集団的自衛権」は、安倍内閣の御功績でしたね。
ただし、当時の文脈では、対米追従の一環でしかなかった。
そんな主体的な先見の明があったわけでは「金輪際」なかったw
それが証拠に政府見解で余計な条件をもりもりつけたべさ?
それは法解釈になってしまうわけで。 中国、日本の国防費推移
http://tokyoexpress.info/wp-content/uploads/2015/09/3bcebc6163774f8a4299e5cdaf144c54.png
無論、安倍内閣だけの失策では当然ありませんが、小泉内閣から第一次安倍内閣くらいで支那に国防費で逆転され、その後、「悪夢の民主党の三年間」を経て第二次安倍内閣。
ただ、政権を奪回してからも無策でどんどん支那との軍事費の差は拡大して言った。
そして南朝鮮にも追い付かれた。
これが安倍内閣の防衛政策です。
さらに深刻なのは、この現状に対し、大戦略レベルでも安倍内閣が無策だったことです。
ヘラヘラと習近平やプーチンと「仲良く」やってたことは、もう歴史上の事実だろう。
一国で戦えないなら同盟で包囲するとか知恵もなし。
外務省の「バランサー」に載っかって適当なことやってたべ?
忘れたとはいわさん。
そして、保守界隈もそんな安倍内閣を概ね支持していた。
忘れたとはいわさん。
それでできた言葉が「ネトウヨ」ですね。
(対支那・南朝鮮強硬派を揶揄する言葉) 防衛省、先端技術の早期装備化で「認証制度」創設へ
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2204/05/news059.html
「新たな制度では、民間側から最先端技術を使用したシステムや防衛装備品に特化した技術について提案を受け付ける。
防衛省は緊急性や重要性の高い案件を「特区対象事業」として認証。
新設する省内横断型の特区推進チームで政策としてまとめ、研究開発や試作品を経て可能な限り早期の装備化にこぎつける。
想定される主なテーマとして、無人機(ドローン)などの「無人化・省人化」▽敵の射程圏外から発射できる長射程ミサイル「スタンド・オフ火力」▽宇宙・サイバー・電磁波の「新領域」▽第5世代(5G)移動通信システムなどの「次世代通信」▽認知・AI(人工知能)――がある。」
微妙だな・・・・。
理由
「存在理由に耳を傾ける」
防衛装備って何のためにあるの?
兵士/水兵/操縦士が使用して敵を倒すためにある。
この本質は揺らがない。
いかに先端技術でも戦場で威力を発揮しなければ「ただのゴミ」なのです。
米国にはDARPARがあり、確かにペンタゴンを横断した事業で民間企業や研究者に予算つけてます。
ただし、そのリクルーターは「制服」です。
制服が直接、使えそうな技術に金つけるシステムです。
そこが研究開発期間短縮のキモだ。
企業提案ったって、オペレーションのフィルターかかからなければ一人よがりで終わりですよ。
最終的に「戦場」で使うって理解しとるんかいな? もう、「遊んでる」時間は無いんだが、まだ遊びたりないわけね?
これほど、実際に戦場で命張って戦う兵士の見識が蔑ろにされる「軍隊」もめずらしいね。
別に内局の小役人が最終的に責任持って「戦闘」するわけではないだろう?
こにままだと、「防衛費GDP2%」も実際に戦う兵士には何の関係もなく、どもかに蒸発して終わりかね?
そうしないためには、予想される作戦次元、戦術次元の行動に必要な機能と、技術との関連性を絶対にほどかないことだ。
AIのようにシーズ主導の研究はあるだろう。
でも、それも兵士の現場とのフィードバックループを確保し早めてこそです。
「戦場で威力を発揮してなんぼ」
この本質は変わらない。当たり前ですが。 トルコのバイラクタルTB2ですが、いたって技術的には陳腐な機体です。
ところが、クルド人武装勢力掃討で血を吸ってAIの能力が上がってる。
さらに、今回のウクライナでの運用実績でいかばかり脳味噌が進化したか?
鈍足の機体ですが、AIの状況判断で高度を自律判断するだけでも損害は思いっきり減るだろうね・・・。
こういう現場からのフィードバックがないと、最先端と言われるAIでも「ただの脳留守」になるんだけどね。 それから、AI系の装備を「海外から買え!」ってる政治家、小役人もぶち○してやりたいよ。
「経験値」を全部抜かれて終わりですよ。
ただの言われるがままの「ブラックボックス」に祖国の安全保障を委ねることになるんだ。
これには心底、危機感を覚えますわ。
AIの学習データとAIの学習プロセスだけは絶対に他国に委ねては駄目だ。
それどころか、民間企業に委ねることすら不可と考える。
各軍種が責任もってマネージメントしないと話にならん。
「他人に生殺与奪の権を委ねるな!」 何のための防衛予算かね・・・石破や小野寺のお小遣いじゃねえぞ?
祖国の安全を保障するためのものでしょうが?
そして、不幸な事態では、戦場にて敵を倒すためのものでしょうが。
「兵士は敵を殺して国を守る。それ意外に何がある?」
どうも、「しがらみ」や「含み」から自由になりませんね。 19世紀ナポレオン帝国のフランス。
対仏同盟との果てることのない戦いに、ナポレオンは核心的な軍事技術を求めて、ブランス産業振興会に技術提案の公募を命じた。
ところが、少し考えれば想像つきますが、変人奇人にドクター中松を惹き付けてしまい、振興会の審査はどえらいことになってしまった。
連日連日、変人たちの品評会が延々と続く事態に。
この中に、ニコラ・アベールというシャンペン醸造業者がいた。
何でも祖国を救う大発明をしたという。
「みなさん、これが、フランス陸軍を世界最強の軍隊とするのです。」
アルベールは審査員面々の前でシャンペンの大瓶を2本取り出し、加熱した食品を瓶の中に密封すると長く鮮度が保たれることをクダクダと説明を始めた。
審査員達は当惑した。これがなぜフランス軍の戦力を向上させるのか?
ところが、幸運にも審査員の中に軍事技術者が一人いた。彼はこの醸造業者がただのホラ吹きでないことに気づいた。
なるほど、これはフランス陸軍に計りしれない価値をもたらし戦争を一変させるかもしれない。
その名も知られていない軍事技術者は、急ぎナポレオンに面会して聞いたばかりの話を伝え、即座に要点を理解したナポレオンは、
アベールに1万2千フランスの賞金の支払いを命じ、さらに「瓶詰め食料」の工場建設を依頼した。
この瓶を持ったナポレオンのフランス大陸軍は、数千キロの距離にわたる作戦を敢行し、前代未聞の機動力で対仏同盟諸国を圧倒した。 この当時、フランスと敵対していたイギリスは訝った。19世紀前半の補給速度をものともせず、なぜナポレオンはこれほどの機動ができるのか?
その答え、瓶詰め食料の秘密をフランス軍の捕虜から知った。
イギリス陸軍は自国の科学技術界に緊急の要請を発した。瓶詰め食料の製法を解明し、さらにこれを上回る改良版を開発してくれ!
ピーター・デュラントというロンドンの卸売商は、この事業にかなりの儲けを期待し、実験を繰り返しやがてその技術を解明した。
フランスのアーベルは、シャンペンの泡の保存法から着想を得たに違いない。
実に巧妙なシステムだと感心したが、同時にその弱点も見逃さなかった。
ガラスはガラス。割れるのである。瓶は戦場での使用に理想的な素材ではない。
ブリキの研究をしていたデュラントは「ブリキ製キャニスター(CAN)」と命名した容器に食品を密封することでアベールの発明を改良した。
これによりイギリス軍はフランス軍に匹敵する機動力を手にいれ、同時に食品処理に革命をもたらした。 戦史からの教訓として、時代を経るにつれ軍事技術は、軍の中だけでは到底研究開発できず、その国の産業界、科学技術界を巻き込んだ「総力戦」にならざるを得ない。
同時にそれを敵国を上回る速度で戦力化し、戦場で敵を圧倒するには「オペレーションへのフィードバック」が欠くべからざる要素である。
産学官、軍民を統合した高度な「認知」に支えられた「研究開発システム」が答えである。
・・・・だから、生半可な今の日本の「特区制度」は少し疑問です。
なんというか「シリアスさ」が足りない。
戦史上の必死な研究開発競争を省みれば分かるでしょう?
祖国の生死がかかってるのですよ。
軍事技術には。 ウクライナ軍の戦死者1万人に セベロドネツク市に民間人500人取り残されたか
https://www.tokyo-np.co.jp/article/182973
ウクライナ軍、戦車やミサイルなど「50%を失った」…損害情報を積極的に開示
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220618-OYT1T50151/
「ウクライナ軍のウォロディミル・カルペンコ地上部隊後方支援司令官は、ロシア軍とのこれまでの戦闘で、
歩兵戦闘車約1300台、戦車約400両、ミサイル発射システム約700基など、それぞれ最大で50%を失ったと明らかにした。」
長らく伏せられてきたウクライナ軍の損害が出てきた。
やはりというかロシアと同等レベルですね。
ウクライナ側の情報操作を疑うとそれ以上とみるべきかもしれん。 この戦争、やはりというか、ジャベリンとバイラクタルがキラリと光るような「先進的な戦争」は限定的で、戦争全体で見るときわめて不細工で血みどろの「消耗戦」です。
WW1です。
その結果、総動員を先に敷いたウクライナが全体としては押し戻しつつある、と。
酷い凄惨な戦争です。 戦争は破壊行為ですが、それでも一般論としては占領地域はt 戦争は破壊行為ですが、それでも一般論としては占領地域では直ちに整理整頓を始めます。
まずは軍民の遺体の収容と処理。
さらには破壊された家屋やインフラの(最低限の)清掃。
やらないと疫病が拡散したり、占領地の人心が不安定になる。
ところが、ロシアの占領地はいつまでたっても「小汚ない」。 ウクライナ戦争の結果、日本に対するロシアの脅威は半減するから、ロシアには備えなくていい?日本はロシアと修好すべきだ?
はぁ?
馬鹿も休み休み言え。
確かに、ウクライナ戦争で甚大な損害を出し、仮に極東で何らかの積極的意図をもって作戦しようにも規模は限定されるでしょう。
例えば、北海道がロシアに占領されるリスクは、通常兵器の武力紛争によってでは当面は無いと言えましょう。
ただし、合理的な思考の範疇ではウクライナ戦争自体が「非戦略的」。
軍事的にも今回の攻勢は成り立つわけがない。
(自分は、ロシアは実際の戦争には踏み込まず、国境地帯に即応性の高い作戦機動群を並べて継続的にウクライナを威圧し疲弊させ、
ウクライナの外交的な屈服を狙うと予想。見事ハズレましたが。)
だが、プーチンは攻めてきた。
これは「ロシアの蛮族化」と称したい。
ローマ帝国のライン戦線やドナウ戦線は度々、蛮族に攻められますが、蛮族に戦略などなく、したがって抑止は効かない。
戦闘で排除するしかない。
今のロシアの脅威とは、こうだろう。 日本にとっては、ロシアを決定的に脱落させ、もって支那の同盟国を引き剥がして支那を孤立させる。
こうではないか?
親ロシア派が蠢いているので気をつけないとね。
プーチンに引導を。 社民党が存亡懸けた戦い 政党要件死守へ 恩讐越え連携も
https://www.nhk.jp/p/touron/ts/GG149Z2M64/
馬鹿馬鹿しい。
恩讐と「国民の安全・繁栄」と何の関係がある。
消滅せよ。 民主主義の構造的な弱点として「政策に中身がない」。
逆に言えば「政策に中身がなくても(政治家には)差し支えない」。
「支持(票)」さえ得られればよい。国会議員を続けられ、政党要件も守られてきた。
中身が空っぽでも。
これまでは。 NHK(国民から運営資金を強制的に巻き上げる公共機関・・・)の討論番組のやり方は「政党への時間均等割」。
政党要件として消滅寸前のカルト政党にも他の政党と同等の機会を配分してきた。
これが、どれほど「国民を愚弄」する行為か。
誰からも相手にされてない「基地外」にも時間を与えているのですよw
そうやって、テレビしか見ていない情弱層にブロードキャストして「社民党をおささえ申し上げてきた」。
これが、どれほど日本を腐らせてきたことか。 「政策次元」とは、「支持を集める」のが本質なのだ。当然、中身は担保されない。
だが、その下部構造の「戦略次元」がいかに優れた方法論を編み出しても「政策次元」からの「支持」が得られないと実行ができない。
民主主義国家ではね。
その政策が修練しいく過程を「政治」という。
(コリン・グレイ)
グレイが想定する政策次元と戦略次元の関係性は相当にアイロニーに富んでいる。
イギリス人の皮肉はきつい。
だが、正しいように思いますw 「インターネットの興隆」と「テレビの滅亡」により、この政策次元と戦略次元の乖離が、媒介の双方向性によりやや縮まったか?
もう少しですね。
「社民党の滅亡」≒「テレビの滅亡」 5Gってことは、動画がリアルタイムで遅れる。
しかも双方向に。
いや、技術的にも本当にテレビいらんぞ?
貴重なVHF帯を解放して有効活用すべきと考えるが如何? 10代は「本当にテレビ見ていない」。本当にだ。
ネットだけです。
今のテレビ業界の余命はあと20年以内。
これはどうしようもない現実だろう。
一部、緊急放送の部分は、本当に国営化して税金で運営するしかない。
次の20年で生まれる人達、成人する人達が本当にテレビ見ないのです。
国営化しないと無理だわ。
緊急放送以外の部分は完全に営利民営化するしかないが、ネットとの競争で当然、生き残れない。
早めに精算する方法を考えるべきです。 CNNやBBCは、媒介ではなくて、情報コンテンツとして生き残ろうとしてるように。
だから、最近、特にウクライナ戦争の報道に関してはかなり厳密なファクトチェックするようになった。
トランプ報道のころからは全然変わりましたわ。
如実に文面に出てる。 ウクライナ戦争のソースとして、NHKなんて「引用する気にもならん」からなw
情報としての焦点、確度とも全然で。
全体性ではISWとRUSI、生の情報としてはCNN、BBC。
ベリングキャットで少し補正。
CSISとグリセキュで研究論文収集。
産経はルトワックの連載w BBCは、老レポーターが現場に突っ込んでいくからな。
勇猛というか、無謀というか。
リュシャンシスからセベロドネツクに向かうLOCで、ロシアの砲爆撃で落とされた有名な橋の麓で報道してる。やり過ぎw
ただ、おかげさまでNHK様ではセベロドネツクはLOCが絶たれたというニュアンスで報道しているが「それは事実ではない」ことが分かる。
破壊された橋の横でウクライナ人が川わたってるの現場から報道してるしw
NHK様がいかに現場も取材せず舐め腐ったフェイクニュースを日本国民に垂れ流してるかよくわかりますよ。
海外メディアと比較すると。 くそ左翼リベラルのニューズウィーク(NEWSWEEK)は「今回も」戦争報道だけは鋭いね。
悔しいが見ざるを得ない。 東部ドンバスでのロシアの攻勢は、各攻勢軸の基幹が既にBTG(大隊規模)ですらないという。(ISW)
実質的に「中隊単位」で攻撃してるんだと。
一般的には陸軍は、そのコアは「中隊単位」で同じ釜の飯食って生きている。
「防御」のコアは中隊です。
となると、「攻撃」のときは防御側の中隊に対し数的優勢が不可欠なので「大隊」とならざるを獲ない。
BTGってのは、「攻撃」が成り立つ最低限の単位と言ってもいい。
これを下回ると、もはや戦術的な意味での「攻撃」は無理。
本当に中隊単位だとしたら離脱を前提とする限定攻撃、襲撃、威力偵察の類いにならるを得ない。
なんか、プーチン政権の政策的なイメージ作りのために攻撃を強行してるように見えますね。
作戦や戦術的な意味での行動には見えない。
このへんも、ロシアの行動が、極端に合理性が無くなった一例かと。
ほんと、不思議で、理解し難い。 ロシアの攻撃キャンペーン評価、6月18日
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-june-18
「ある兵士は、部隊の大部分が人員を使い果たしており、特定の大隊戦術群(BTG)には10から15人の部隊しか残っていないと主張した。」
燃え尽きたよ。
真っ白にな。 残酷ですらあるな。
「くそ!前進だ!前進しろ!・・・・wa・・・」
「どうしたローエングリーン?応答しろ!」
・・・・・・ なんか「州」単位での政治的な意味で、軍事的に合理的ではない行動をとってるように見える。
特にロシアが。
プーチンも、さすがにどこかで「終わらせなければ」ならないと考えてはいると思う。
なんせ、もはやロシア軍のマンパワーが明らかに枯渇してる。
ただ、どこで線引きするか判断できずにズルズルと攻勢作戦を継続してると。 以前、陸自が特定方面で作戦したら、現代戦の様相として「方面隊の半分が死傷する」と書いたが、大袈裟でも無いでしょう。
最終的に当該正面を戦後の安定化まで考えると、戦闘損耗に対し、他の正面からの転用部隊が必須。
戦後まで考えると、作戦予備、戦略予備が絶対に必要なんだ。
軍隊って戦闘すれば死傷者が出て消滅していくんだから。
これに対する予備がないと「戦争目的(戦後の秩序)」を達成できないよ。
そこが防衛省と他の省庁との違いだ。
他の省庁は「損耗」しませんからね。
「予備」の必要性を理解してもらえんかねぇ・・・・。
駄目ですかw 欧米のメディアは、methodology battleの話題もたまに見かけますね。
さすが連中はWW1も戦ったことだけはある。
機動戦、消耗戦、全天候型だな。 このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 47日 2時間 38分 9秒 レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。