主導権とは何か?
結局は海外企業は下請けとして参加は認めるけど
次期戦闘機開発への発言権や決定権は無いということ

国際共同開発機というのは出資国には計画全体への発言権は出資分に応じてある
グリペンなんかはBAEが参加してもグリペン開発計画には一切発言権はない
あくまでもサーブの要請で受け持ちを設計するだけ

そこがタイフーンは国際共同開発機ではあるけどグリペンはスウェーデン国産機と言われる所以
どんなにBAEが関与しようとグリペン設計には与えられた仕事をするだけで発言権はない
次期戦闘機開発に掲げる「我が国主導」という絶対条件はそこにある
海外企業の参加は排除しないが開発計画全体への発言権は認めない(部品単位は含まない)ということ
しかも国内に基盤が必要という条件も課されているから国内での生産も条件になってくる
こういう条件を全てクリアしてしまうと国産という範疇の話になっていく