ぶっちゃけいうと機体開発よりエンジン開発の方が難度が数段上
性能はともかく機体設計だけなら韓国やトルコ、インドあたりでもやってしまう
エンジンとなると難度が数段上がり、ドラケン、ビゲン、グリペンを開発したスウェーデンでさえエンジン開発能力がない
フランスはエンジン開発能力はあるが米英勢には及ばない
それゆえフランス製戦闘機はアメリカ製戦闘機で性能面で勝てないのはエンジン開発の実力差が大きいから
エンジン開発が出来て機体設計ができないという国は無い
イギリスが重んじられるのはRRという世界三大エンジンメーカーに一角が有するから
そのRRがEU離脱後の英国政治の迷走で次世代戦闘機用エンジンの開発で米2社に後れを取った
そんな中で日本がXF9-1を開発して良好な試験結果を出してしまった
テンペスト計画の苦しさの象徴が日英エンジンの共同実証事業だといっても過言ではない
本来なら格下なはずの日本にエンジン開発で先行されて日本と実証機開発からやらなくてはいけない程スタートで遅れている
他の分野ならともかくエンジンでこの状態なのはイギリスが航空機開発で主導権が握りにくい状態であることの象徴と言える