ソ連時代からMig-25BMみたいなSEAD専用機もあったし
Mig-21・23・Su-25・27/3系列でも運用できる
Kh-58とかKh-31とか対レーダーミサイルも装備もある

じゃあなんでやらなかったかというと運用思想の違い

ロシアは陸軍がいないところには空軍はなんもしないから
陸軍の防空もこれに準じて対空ミサイルは
兵力展開してないところにはいないしすぐ引っ込める
ワイルドウィーゼル専用機も少ないのもこういう理由
部隊がなかったり全く訓練してないわけではない

空軍は西側みたいに
「まずSEAD」「そしてOCA(敵の航空兵力の撃滅)」からの
「航空阻(敵の地上兵力の撃滅)」じゃなくて
「陸軍いるところにまずCAS」
侵攻の基本はあくまでも陸

この辺は特に渡洋して侵攻するアメリカのドクトリンとの
違いが大きい

ウクライナ側も戦闘機少ないので
航空阻止やCASに使わざるを得なかったから
ロシアの戦略方針と合致したのでSEADはやらなかった