いきなり満点の出来のものができるわけじゃないから、技術的観点ではKF-21の開発も意味はある
ただ、問題はエンジンを他国に頼るやり方は壁にぶち当たる
そして、次世代戦闘機用エンジンは米日が暫く独占する状態が続くのが間違いないから
英仏はEJ200やM88といった古いエンジンの改良型を供給できる可能性がある程度
西側諸国で2030年代に次世代戦闘機用エンジンはアメリカのXAシリーズとF135の改良型と
日本の次期戦闘機用/GCAP用のXF9系エンジンしかない状態が暫く続く
順調にいって2030年代後半にF414レベルのエンジンを作れるか程度では先が見えていると言える
アメリカは自国機のライバルになると見なすとエンジン供給を拒否したりする
80〜90年代は輸出が不可能なF-2を除いては海外戦闘機の開発にはF100/F110を提供していない
イスラエルにさえF100の推力減タイプのPW1120をラビに提供しようとしてただけ
スウェーデンのグリペンがF404単発の極小の機体になったのは、アメリカが大推力エンジンを提供しようとしなかったから
そのF404も双発で使おうとすると国内開発案FSXには提供拒否をしたりしている
向こう十数年、英仏は将来戦闘機用エンジンの供給元としては機能しないことは確定なので
KF−21の次の戦闘機はエンジンをどこから提供されるかが大きな問題になる