>>493
それは何かのドグマが思想ではないか。実際の動員情況や兵士の運用からすれば逆です。

このウクライナ戦争を見る限り、ロシアは最初から兵力の不足に悩まされている。しかし、ロシアは一般人の動員さえできず、志願兵と契約兵を短期契約の高給で募集してなんとかやっている。

ウクライナの方は一般人の動員を始めからやっていて、それも過去の日本でも考えられないような強引な手法もとられている。最近になるまで、ウクライナ軍は兵力は潤沢であった。

それゆえ、一貫して人海戦術をやっているのは、ウクライナ軍であった。それがウクライナ軍の強みであった。ヘルソン東岸ではウクライナ軍の人海戦術は失敗し、ハルキウではウクライナ軍の人海戦術は成功した。

それに対してロシア軍は、兵士の損耗に敏感であった。それはロシア軍の弱みであった。ヘルソン東岸では戦闘には一方的に勝っていながら、冬季のドニエプル河の補給困難の予測で退却させた。その兵力をザボリージャ州の防衛などに当てなければならなかったからである。

ハルキウでは、ハルキウではウクライナ軍の人海戦術の突貫に対して、兵力不足のため線としての防御をとることができず。ロシア軍は各地の守備隊を人員第一で、装備などは捨てても人員だけをとにかく退却させた。