しかし、本土決戦や一撃講和をしばらく前から書いてましたが・・・
最近はメディがさらに「国体護持こそ重要」まで言い出してる。

さらに「鬼畜米英」ならぬ「鬼畜露西亜」まで

どこまで旧軍ムーブが拡大するのだろうか・・・
劣勢になると、いつの時代も、どこの国でもこうなってしまのか?

さて「鬼畜米英」方式で敵の残虐さを強力にアピールする方法のデメリットを我々日本人はよく知っています・
・捕虜になるより自決
・民間人も自決
まあ、ここまでは良く知られた現象で、無駄に被害が増加する訳ですが・・・もう一つ

「敵の対応によっては価値観念の逆転が起きかねない」

我々日本人は、米軍に占領されたら酷い事になると教えられていましたが・・・
実際の占領軍は、まあ酷い連中も中にはいましたが、総体的にみれば平和的に接し、復興協力してくれました。
その結果、「旧軍は嘘ばかりだった、アメリカ万歳!ギブミーチョコレート」にころっと変わってしまいました。
これは戦前、戦中の偏った思想統制の強力な反動でもあったのだと思います。
(なお、イラクで米軍は日本のような対応をとらず、より強権的な治安政策をとtっていました。先輩から学ばん奴らだ)

ロシアが適切に対応してきた場合、その占領地政策次第では、地域の敵愾心をある程度抑えられる可能性もあるのです。
一部で「ウクライナ全土でゲリラ戦だ」という声もありますが・・・
万が一。ロシアが旧ソ連式の過酷な統治を行わず、優遇政策を取った場合、現状の過度な鬼畜露助教育を逆手に取られてブーメランとなる可能性がある訳です。

過度に恐れず、過度に煽らず、過度に卑下せず、過度に侮らず。
つまりは敵を正しく知る努力こそが重要。

(現状のロシアが占領地で行っている統治政策や方針を確実に知る。過去の経緯ではなく、現在の事実把握が重要。煽り方の方針決定はそれからだ)
(それもせずに過去例だけで煽るのは、単なる「無能な働き者」なのだ)