更にイギリスはチームテンペスト内でも戦略性がなく予算の取り合い
その犠牲になったのがエンジン開発
力が1番あり声が大きいBAEが研究開発費を多く取ってしまう
更にそれは間に合わない前提の実証機開発

割りを食ったのはRRで、エンジン開発で
日本とのエンジン共同実証事業頼みになってしまった
日本は交渉相手としては最悪な相手で、既に次期戦闘機用エンジンのプロトタイプを用意していた
おいそれとはRRの都合の良い話には乗ってくれない
エンジン共同実証事業の計画・立案は遅れに遅れて、2024年度もスタートできない有様
レーダー等の電子機器開発も日本にかなり遅れをってしまった

チームテンペスト内も意見や立場が一致しておらず、テンペスト実現の為の戦略がなかった
挙句の果てには、政府・軍当局が2035年実用化前提の外交交渉をすてるのに、
チームテンペストは政府意向を無視して間に合わない前提の実証機制作を掲げてしまう
軍当局も別案検討を余儀なくされてしまった

トーネード以来、国際共同開発には経験とノウハウがあるはずのイギリスが
ここまで杜撰な事をやるとは予想できなかった
FCAS(テンペスト)参加表明したスウェーデンを放置したり、日本と合意したエンジン共同実証事業もスタートできない
国家間の約束すら守れない酷い状態になっている
これがGCAP・GIGO合意でイギリスに相当に不利な条件を飲むしかなかった最大の要因
イギリスは国際的な信用は失墜し、共同開発の体裁で対外的な面目を取り繕うのが限界だった