次期戦闘機関連とC-2&P-1派生型重視は70年代からの悲願であり、単に開発するだけでなく事業として成功させる必用がある
練習機開発はT-1(日本初のジェット機開発)、T-2(日本初の超音速機開発)、T-4(日本初の実用ターボファンエンジン開発)という
後の大型プロジェクトの技術を育成する為に利用されてきたという背景がある
だから、後にF-2開発やC-2&P-1そして次期戦闘機まで開発されるようにまでなると、練習機開発の為に次期戦闘機関連やC-2&P-1派生型開発のリソースを割くという選択は防衛省にはない
もう練習機開発で技術開発をするという必用がないから、練習機開発が軽視されていくというのは自然な流れ
練習機開発を軽視できる程に日本の航空機産業は大型プロジェクトを担える迄になったという喜ばしい状況ともいえる
次期戦闘機の方はGCAPの共通プラットフォームとして英伊に採用されてスケールメリットを広げられたが、C-2&P-1は派生型開発で生産数を増やしたいのだろう
上手く繋げばC-130H後継機の座もC-2がゲットできる可能性も高まる
下手に練習機に手を広げるより、C-2&P-1系の機体生産を増やした方がメリットが大きいという配慮だろう