次期戦闘機の開発を始めるにあたって、ミッションシステムインテグレーション、運動性能とステルス性の両立、
コンピューター・シミュレーションを駆使した設計作業、という第六世代機の肝になるような技術全てで外国企業の
支援が必要だったのが現実世界の日本だから、そりゃLMが駄目になったらBAEに頼るしかないわ。
ちょうどテンペストはオープンシステムアーキテクチャのミッションシステムで、パートナーによる自由な改修と、
日本が支援を必要としていたコンピュータシミュレーションを駆使した設計作業、すなわちデジタルエンジニアリングと
モデルベースドデザインを売りにしているしな。

「次期戦闘機の開発については、開発リスクを低減するため、外国企業より、
@ミッション・システム・インテグレーション、A運動性能とステルス性の両
立、Bコンピューター・シミュレーションを駆使した設計作業の3つの技術分
野について支援を受けることとし、本年11月初めより、BAEシステムズ社、
ボーイング社及びロッキード・マーチン社の3社から受領した情報提供書の分
析・評価を行ってきました。」