>>626
大陸は、いわゆる中原から華南にかけてにあの大人口を養える塩の産地が古代以来2ヶ所しか存在しなかった(海水による塩田が主流になるのははるか後代)
その中の一つが山西省の解池で、塩分濃度が中国の死海といわれるくらい極めて高いことから輸送コストをかけても中原はおろか華北ら華南の塩の需要をほぼ独占してしまうものだったのだ
このため、人口が増えるとかの地は自然と統一王朝に向かってしまうのだ

例外は四川盆地で、ここに塩水が湧き出る井戸が多数存在したことから大人口を擁しても自給が可能だった

一方の欧州は各地に豊富な岩塩鉱山が点在してるから分立が可能だったらしい